続(?)・芸術の秋

1週間に4回も劇場に通ってしまい、ちょっと欲張っちゃったかな、と反省したのもつかの間、先日、また急にチケットをいただいて、お出かけしちゃいました(笑)。
だって、オペラハウスと聞いて、お断りできなかったんですもの・・・!

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           (あっ、写真、ちょっと近過ぎましたね・笑!)



cultureは文化、vultureは強欲なハゲワシ。
つまり、欲張って文化的な活動をする人、「やり過ぎ」の人、という意味の俗語だそう。
否定的な意味もあり、同時に笑いの意味もあり・・・。
韻を踏んでいるのが、妙にユーモラスですよね。
そして私たち、まさにこれだよねーとインディーと笑ってしまいました。

そんな私たちがこの日出かけたのは、The World's Stage at Covent Garden
オペラハウスへの寄付も兼ねたイベントでした。

チケットをいただいちゃってから、実は寄付をした「パトロン」が座る席だったことが判明。
ちょっと申し訳ない気持ちに・・・。

しかもチケットには、black tie optional(できれば正装で)と書かれていて、寄付をした人が楽しむお食事の案内にはback tie(正装)とありました。
ロングドレスをまだ試したことのない私、こういう場では着物で切り抜けることにしていたのですが、何しろ急にいただいたチケットだったので、あまり時間もなく・・・悩みました。

結局、お食事が始まるのはパフォーマンスの後、つまり夜の10時過ぎからということで、お食事は遠慮することにして、フォーマルな感じのワンピースで出かけました。
というのも、インディーは仕事で朝が早いし、私もその翌日は朝から予定があったので・・・。
ここはそれこそ欲張らないことにしました(笑)。

どんなすてきなディナーなのか、どんな方がいらしているのか、とても興味津々ではあるので、自分で寄付するようになったら(?)、ぜひディナーにも是非出席してみたいと思います。

e0114020_2332416.jpg代わりに、周りにパトロンの方々がたくさんいらした私達の席で、パトロン・ウォッチング(笑)。
平均年齢が少し高めの上品な男性・女性が蝶ネクタイやロングドレスで正装した姿は、まさに紳士淑女という感じ。
女性は必ずしもロングドレスではなく、中には中国風なガウンを華やかにアレンジしたような服装の方も・・・。
言葉遣いや物腰が柔らかく、みなさんの様子を拝見しているだけでも、背筋の伸びる思いでした。

やはりこういう場面では服装や会話などもお楽しみの一部ですよね。
日本育ちの私には、馴染みきれないところでもあるのですが、経験を重ねるうちに慣れていければいいなぁと思います。


e0114020_2342450.jpgさて、肝心のパフォーマンスはというと、これがもう、素晴らしいの一言でした!

この日の形式は、オペラやバレエのハイライトが上演されるガラコンサート。
実は私、ガラコンサートって苦手だったんです。
いくら有名で美しいアリアやダンスでも、セットやお話のつながりがないと、なんとなく興ざめな気がしてしまって(初心者なので・・・)。

ところがこの日は違いましたよ~!
まず曲によって簡単ながら雰囲気たっぷりのセットが組まれていて、美しい舞台でしたし、歌手やダンサーの方も、国内・国外から集められた一流どころばかりだそうで、ロイヤルバレエのプリンシパルも続々と登場!
オーケストラやコーラスさえもロイヤルオペラハウスのものですもの、初心者の私の耳にさえ、素晴らしいことがよくわかりました。

特にソロの歌手・ダンサーのすばらしかったこと!
華のあるスターの方は、やはり違いますねぇ~。
出てきただけでパッと周りが明るくなるようなソプラノ歌手は、オペラ歌手というより女優、といった風格でしたし、正確で高い跳躍をエレガントに、かつ長ーく続ける男性ダンサーには、ただただ素直に感動しました。

そんな豪華メンバーが、「カルメン」「ナブッコ」「椿姫」「ラ・ボエム」などの中から人気の音楽やダンスを上演したのですから、本当に素晴らしかったです。
他にも猫のコスチュームを着た女性ダンサーのエレガントな猫のダンス、中世風な音楽にのせたモダンダンス、男性2人で踊るタンゴなど、変わった小作品もあり、最後まで全く飽きずに楽しめました。
観劇でこんなに楽しい気持ちになったのは生まれてかも?というほどの大興奮、大感動でしたよ~。

劇場を出てすぐ、チケットをくれた友達に携帯メールで報告すると、彼女も大喜び。
実は来年早々に出産予定の彼女。
ご主人の出張で急に行かれなくなったのだけど、家にいる方が気分的に嬉しかったそう。
私たちが楽しんだこともとても喜んでくれて、さらに嬉しかったです。

すばらしい芸術と、豊かな心を持った友人に出会えたことに感謝です♪

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Commented by Saori at 2007-11-21 17:45 x
素敵な夜を過ごされたんですね~
私には絶対に縁がない世界(^^;)
こういう機会にめぐり合えるlondonsmileさん、やっぱりこの秋は芸術に浸るべき時だったんですよ~♪
一度でいいからこんな素敵な場所で素敵なコンサートを観てみたいものです・・・。
Commented by cinq-etoiles at 2007-11-22 08:04
なんかスゴイところやってんね~・・
ワタシなんて、そんなところへ行くと挙動不審になってしまうわ。^^;
こういうのって、ホンマ、’回数をこなして慣れる’しかないんやろね。
いい経験ができて、お友達も喜んでくれたのが一番ウレシイね★
Commented by lovely_morning at 2007-11-22 18:29
うわ~~、まさに英国!な感じ(笑)。
こんな席で、こんな経験、なかなか出来ませんよね。すごい!
きっとみなさん、場数を踏んで慣れていくのでしょうが、ロンスマさんなら既に大丈夫そう♪
こういう時のお洋服って、何を着ていくか悩みますよねー。
困ったら着物が一番♪と思うのですが、ロングドレス(胸元しっかりタイプの・笑)なんかも着てみたいなぁ。
まさに大人の楽しみという感じで、憧れます。
Commented by londonsmile at 2007-11-22 19:08
*Saoriさん*
ほんとにほんとにラッキーでした~♪
それにしても、あまりにいっぺんにやってきたので、欲張りすぎて、消化に少し時間がかかりそうです(苦笑)。
Saoriさんは観劇、お好きですか?ロンドンは本当にいろいろなエンターテイメントがありますものね。キーランくんがもう少し大きくなったら、いかがでしょう?
Commented by londonsmile at 2007-11-22 19:11
*cinqぽん*
ほんとに良い経験させてもらいました♪
私の中ではcinqぽんは「大物」のイメージなので(良い意味ですよ~・笑)、こういう場所でも動じなさそう。私こそ、キョロキョロしちゃってたかも(笑)。
ほんと、お友達がすてきな人で嬉しかったです♪
Commented by londonsmile at 2007-11-22 19:13
*アサさん*
そうなの~、服装、悩みました~(笑)。着物もヘアスタイルによっては「旅館の仲居さん」みたいに見えちゃうので考えものだし・・・そろそろロングドレス、考えましょうか、ご一緒に?私、胸に詰め物しなくっちゃ~(笑・でもマジ!)
ほんとにとてもよい経験でしたよ。ああいうおじさま、おばさまみたいに背筋にぴんと伸びた良い大人になりたいと思いました。
by londonsmile | 2007-11-21 03:06 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(6)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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