先週の土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、イギリスではサマータイムが終わって標準時間に変わりました。
イギリスに住んで12年近く経つというのに、まだこの「時間の変更」に慣れない私。
「1時間遅らせる(go backward by one hour)」と言われても、毎回「えーと、遅らせるということは夜中の0時が夜の11時になるってこと? それともその反対? どっちー?」と人に聞くことになります。
(ちなみに正解は「夜中の0時が夜の11時になる」です。こうして書いてみると、私も少しは覚えるかも。笑)
そんな私ですが、昨日の夕方、時間が変わったことをすごく実感したので、感激してつい写真を撮ってみました。
ただの夕暮れなんですが、これは夕方の5時ごろ。
あまりに暗くなっていて驚いたのです。
お月さまも見えていますね。
その前の週までは、5時はまだまだ明るかったんです。
ということは、この写真の状態は先週までは6時だった訳で、ああ、暗くなるのが早くなったのね、と実感したのでした。
引き潮のテムズ川も、すっかり夕暮れ。
明日も晴れるかな。
そういえば、今年は初めて「時間が変わる瞬間」に立ち会いました。
サマータイムが終わって標準時間になるのは日曜日の午前2時らしいのですが、普段はたいてい寝ている時間。笑
ところが今年は土曜日にヨークシャーでインディーの家族の集まりがあったので、ホテルに戻ってきたのが夜中の1時ごろでした。
それからお風呂に入ったり、ちょっと仕事をしたりして、ふと手元のスマホを見ると、1時と表示されている。
あれ? 帰ってきたのが1時なんだから、今が1時のはずはないのに。
そこで、「そうか、時間が変わったんだ!」と認識したのです。
なんだかちょっと楽しい気分でした。
ホテルの部屋に置かれていたメモ。
「今夜、時計が1時間戻ります。時計やアラームを調節して、朝ごはんを逃さないようにしてくださいね」
実際には時計は1時間戻るので、もし時間を間違えたとしても、朝ごはんに遅れるというよりは、朝ごはんに早すぎるということになるのですが、そこはご愛嬌。
「時間を間違えないでくださいね」の代わりに、「朝ごはんが食べられなくなったら大変ですよね」とユーモラスな表現をしてくれたようです。
これもちょっとおもしろい経験でした。
最初の写真から15分後ぐらいして地下鉄に乗るころには、空の色がさらに濃くなっていました。
これからきっとどんどん日が短くなって、本格的な冬になるんだろうな。
暗くて寒い季節の楽しみを見つけることにしましょう。
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