工事でもらった嬉しいお釣り♪

前回お話ししたように、先週は家で暖房設備の工事があり、朝からドリルの音が響き渡る中、ホコリにまみれて暮らしていました。
「この部分、こうしちゃっていいですか?」なんて相談を頻繁に受けるので、やはり外出してしまうわけにもいかなかったのです。

イギリスに引っ越してきてから、これまで家で大きな工事があったのは、前の家でコンサーバトリー(温室)を作った時と、今のフラット(集合住宅)でキッチンを改装した時の2回。
どちらも工事する場所とそうでない場所がはっきりしていたので、工事中も私には居場所があって普通に仕事をしていました。

でも今回は、セントラルヒーティング用のパイプを家中にめぐらせるので、想像していた以上に家のあちこちを工事の人が歩き回ることになったんです。
壁に穴を開けるのに邪魔だしホコリにもなるので、本や書類を棚から取り出して移動させ、寝室のクローゼットからは洋服やタオル類も全部出したのですが、数時間後には別の部屋で工事が始まってしまうので、またそれを別の部屋に動かし、夜には一部をまた戻して、翌日の朝にまた移動させて、と、工事中は毎日、予想以上に大忙しでした。
特に最後の日は工事の対象が家全体になったので、私は家の中で居場所さえない状態に。笑
まるで私についてくるかのように私が行く場所行く場所に工事の人が現れるので、その度に移動しなければならず、マンガやコントのようで我ながら笑ってしまいました。
それでも家にいなくてはいけないので、困った! でもあまりに慌ただしくて本当に笑っちゃったのでした。
もちろん仕事もブログも工事中は夜までおあずけ。

そんなドキドキの工事も、終わってみるといいことがたくさんあったなあと思い出されます(まだ先週のことで、片付けも終わっていませんが!笑)。
今日はその良かったことを皆さんとシェアさせてください。

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工事の道具が入っているバケツにもニコニコが♪
この顔にずいぶん和まされました。

よかったこと①
もちろん、これで個別の暖房へのステップが半分終わったこと。

あとは来年に検査と接続が終われば、いつでも好きな時に暖房をつけられることになります。
ボイラーのまわりに作り付けの棚を設置してもらうことを除けば、もう壁に穴を開ける騒音もホコリもなし、荷物をあちこち移動する必要もなし!笑

よかったこと②
工事の人達が明るい人達で、こちらまで楽しくなったこと。

工事に来てくれたのは、ボスと若者2人の合計3人。
ボスは、日本でいうべらんめえ調な話し方をする人で、ちょっと英語が聞き取りにくいのだけど、腕と人は良さそうな感じ。
冗談が好きで明るく、壁に穴を開ける合間の静かな時には突然大きな声で歌い始めるのです。

そして、ボスが歌いだすと、若者2人も一緒に声を張り上げて歌うので、陽気な大合唱に。
最初は私が部屋にいてもお構いなしなんだなあと思ったのですが、後で話すように、お隣りのお家に私が避難させてもらっていた時には、もっと大きな声で歌っているのがお隣りからも聞こえていたので、やはり私が部屋にいた時には遠慮していたのかもしれません。笑

初めこそびっくりしましたが、この大声の合唱、慣れてくるとなんだか楽しいのです。
大人になると、いろいろ気にしてしまうことが多いのに、なんて無邪気な人たちなんだ、と妙に感動してしまって、癒されちゃいました。笑

若者2人のうち、特に若い方のお兄さんは本当に愛想が良くてかわいかった、ということも理由かもしれません。
まだ顔にあどけなさが残る20歳そこそこぐらいのお兄さんは、ボスにも兄弟子(?)にも便利に使われていて、しょっちゅう名前を呼ばれるので、ジェレミーくんだということがわかりました。
見積もりに来てくれた時から、インディーが作ったケーキをとても褒めてくれて感じがいいなあと思っていたのですが、家の中のものの移動や片付けにも細やかな気配りをしてくれる親切で優しい人。
しかも見ていると、仕事でも単純な見習いという感じではなく、なかなか大きな仕事を任されているのです。
優しくて気配りできて仕事もできる! 娘がいたら、こんな男性と結婚してほしいなあと思ってしまいました(妄想・笑)。
すっかりジェレミーくんのファンになり、工事の後半は、本当ならボスに聞くことも、彼を捕まえて聞いたりしていました。
だってすごく感じが良くて、笑顔がチャーミングで、話してて嬉しくなるんだもの。笑


よかったこと③
お隣りのおばあさんに親切にしてもらったこと。

工事が始まった日、ガリガリと派手に壁を穴を開ける音が30分ほど続いた時、玄関のベルが鳴りました。
出てみると、そこに立っていたのはドアを挟んで向かい合った部屋に住んでいるドイツ人のおばあさん。
何度かこのブログにも書いているのですが、この90歳のスーパーおばあちゃんは私の大切なお友達なのです。

私が「おはよう。ごめんね、音がうるさい?」と言うと、「その反対よ。あなた、こんなに音がしてたら仕事なんてできないでしょう? 私の家に来てもいいわよ。私は今朝は新聞読んでるだけで、11時半には出かけちゃうから、そのまま鍵持ってて、自由に出入りしていいわ」と鍵を私に預けてくれたのです。

うわーん、ありがたい! 大感激!
ドリルの音自体は我慢できたのですが、実はホコリがすごくて、むせそうだったのです。
作業している人の横で私が咳き込んでいるのもナンだし、そうさせてもらえると助かるなあと思ったのですが、そうだ、それよりお願いしたいことがあった!

実はその前日、友達のパーティーがあって着物を着たので、軽く干しておこうと思って、着物がまだ寝室にかかっていたのです。
ドリルの作業自体は別の部屋でやっていたので大丈夫かもしれないけれど、離れた私のところにも咳込みそうなほど届いているということは、ホコリは家中に舞っているに違いなく、ということは着物にもふりかかっている可能性もある!

というわけで、まずは自分より着物を避難させてもらうことにしました。
外国暮らしだと着物のお手入れも限られるので、できるだけきれいに保っておきたいのです。

お隣りに衣紋掛ごと移動して、おばあさんの部屋にかけさせてもらって、どんなにホッとしたことか!
衣紋掛ごと移動だなんて、集合住宅のお隣りだからこそできることですよね。
でも私からはお願いしにくかったと思うし、おばあさんが申し出てくれなかったら思いつかなかったかもしれないので、本当にありがたかったです。
その日の夕方には、ホコリのたっていないお隣りの部屋で、心おきなく着物をたたむことができて、本当に良かった!

結局、工事開始後1時間半ぐらいして私自身もホコリにギブアップし、お言葉に甘えてお隣りに避難させてもらうことにしました。笑
「何かあったら、お隣りにいるから声かけてね」と言えるので、工事の人達も私も安心。
本当にありがたい! 

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おばあさんのお家は、小さな鉢植えが窓辺という窓辺を埋め尽くしていました。
こういうの、とてもおばあちゃんのお家っぽいですね。日本でもありそう。
おばあさんって国や文化を越えて、ある程度似てるのかなあなんて思います。
こういうお家にいさせてもらうと、なんだか自分のおばあちゃんの家にいるようで、おばあちゃん子の私は嬉しかった。笑

避難させてもらった後も、おばあさんは自分の部屋で新聞を読み、私はソファに座ってこまごました用事を片付けていました。
「好きな時に自分で勝手にお茶いれて飲んでね」と言ってくれるさっぱりした感じがまた居心地良くてありがたかったです。

この工事、これから来年にかけて全部の部屋で行われるので、おばあさんの家や、その上下の部屋で工事をする時には、私の家で新聞読んでね、と今から話しておきました。


よかったこと④
工事に備えて家具を動かしたり、ものを棚から取り出したりしたので、部屋のレイアウトを見直して、片付けをする良い機会になったこと。

今、ココです。笑
以前、インディーにこんまりさんこと近藤麻理恵さんの本の英訳本、Spark Jooyをもらって以来、こんまり流で徹底的に片付けをしてみたいと思っていました。

彼女によると、同じもの、たとえば洋服なら洋服は家中のものをすべて一気に出して、ひとつずつ手にとって仕分けするのが良いそう。
部屋ごとに整理したりすると、後で別の部屋で洋服が出てきてしまった時に、ややこしくなるそうです。
なるほど、私はいつもそうでした。だから片付かなかったのか!笑
とはいえ、洋服を一度に全部出すって結構大変なこと。
1日で終わるとは思えず、インディーにも迷惑がかかりそうなので、ずっと躊躇していました。

だから工事で洋服を一気に取り出したのは絶好の機会。
まずは洋服から始めて、思い切って家のあちこちをこんまり流で片付けてみるつもりです。

ドキドキだった工事も、終わってみると良いこともあり、「工事が終わったら」と先延ばしにしていた春の片付けがやっと始められます。
ちなみにイギリスでは、大掃除や片付けは大晦日ではなくて、明るく暖かくなる春にすることが多いのです。

遅めの春の片付けで、ときめく家になるよう、がんばります!
もう後戻りできないよう、ブログでみなさんに宣言しちゃいます♪笑


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by londonsmile | 2017-05-29 18:05 | 家のこと | Trackback | Comments(0)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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