暖房工事でホコリと共に過ごした1週間!笑

今週のロンドンはピカピカのお天気で、特に後半は真夏のような気温。
(あ、またお天気の話、しちゃった!笑)

道行く人もタンクトップやサマードレス、男性は上半身裸だったりして、みんな夏を楽しんでいました。
もう夏? と思うかもしれませんが、お天気の変わりやすいこの国では、太陽が出て暖かいうちに楽しんでおかないと、いつまた寒くなるかわからないのでね♪

そんな中、私は家に閉じこもっていました。
というのはいつものことですが(笑)、今週は家の工事があったのです。

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今回の工事は、暖房に関するものでした。
これまでわが家のフラット(集合住宅)の暖房は共用でした。
日本の方にはわかりにくいかもしれませんが、この国の大きな建物のセントラルヒーティングにはよくある方法です。
つまり、建物全体で日程を決めて、決まった日に暖房が入り、そのまま決まった日に暖房が切れるまで、暖房が入っているのです。
わが家のフラットの場合は、10月初めに始まり、5月初めに終わることになっています。
(10月初めって早いようですが、石の建物は冷えるので、10月に暖房が入ると実はホッとするのです。笑)

暖房が入っている時期でも、もし必要ないと思えば、個々の暖房器具をオフにすれば問題なし。
逆に、暖房が入っていない時期にちょっと寒いなあと思っても、セントラルヒーティングの暖房は使えないので、小さな暖房器具を使うことになります。

が! 1930年代に建てられたこの建物は、80歳のおばあさん(おじいさんかな?笑)。
暖房設備が古くなってきており、暖房の温度の調節ができなかったたり、暖房が入らない場所もあったりして、この数年、ずっと問題になっていました。
そこに持ってきて昨年、共用のボイラー付近でアスベストが見つかったので、共用の暖房施設を修理するのが難しくなり、それぞれのフラットで別々に暖房設備を整える工事することになったのです。

つまり、それぞれの家が自分用のボイラーを家の中において、部屋中にパイプをめぐらせるということ。
セントラルヒーティングを工事しなくても、大きな暖房器具を導入することもできますが、セントラルヒーティングは温水を使うので、フラット全体で水道の設備も一緒に変えることになり、工事をしないと水もお風呂のお湯も出なくなってしまうのです。
さあ、大変!笑

共用の暖房は今年の秋からあと半年間は入りますが、その後は水も暖房もなくなってしまうので、管理組合が紹介してくれた業者さんに早々に連絡を取り、工事となったわけです。
今年はとりあえずボイラーをつけて部屋の中にパイプをめぐらし、来年、パイプの接続をチェックして正式につないでもらって完了。
2年ごしの大工事です。

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いろいろ問題があった末、キッチンではなく、部屋にとりつけられたボイラー。
部屋の中にいきなりボイラーがあるって驚きますよね。
しかもここは私が仕事に使っている部屋なのですが、このパイプ、1年後に接続の確認をするまでこのままむき出しです。笑
その後は、作り付けの戸棚でボイラーごと全部隠す予定。ホッ。早く1年経ってくれ!

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バスルームのパイプはあまりに目立つので、来週、木で覆ってもらう予定。
よかったー、バスルームが1年このままって結構つらいですもんね。ホコリもたまるし!

そんなわけで、壁に穴をあける作業で、1週間ホコリにまみれて暮らしていました。
古い建物は頑丈にできているので、かたい壁に穴をあけるのはかなり大仕事。
鉄でできた部分を切る必要もあったそうで、工事のおじさん、終わった後に苦労話を鼻高々に話してくれました。笑

工事中もちょっとしたことで相談を受けるので、家を空ける訳にもいかず、私は工事の邪魔になりながらコンピュータを持ってあっちこっち移動。
なんとも不思議な1週間でした。

でもようやく終わってホッとしています。
それに、工事をして良いこともあったんですよ。

次回はちょっとそのお話をしますね。
(お庭シリーズ、ちょっと遅れます - 工事中はコンピュータにホコリが入りそうで、あんまり作業できなかったのです!)


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by londonsmile | 2017-05-27 16:29 | 家のこと | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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