ユダヤのパン、ユダヤの学校

週末にご近所さんが手作りパンをおすそ分けしてくれました。
トーストして食べてね、と言って渡してくれた包みを開けると、あら、かわいいパンが♪

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この三つ編み状のかわいらしいパンは、ユダヤ人の人たちが安息日や祝日に食べるハッラーというもの。
以前もユダヤ人のお友達からもいただいたことがありました。

でもこのスイス人のこのご近所さん、ユダヤ人ではないと思うのです。
ユダヤ人の方って見た目だけではわからない人も多いので、もしかしたらそうなのかもしれないけれど、たぶん、違うのです。
というのも、彼女のお嬢ちゃんがユダヤ系の学校に通いだした時に、知らないことがいろいろあって驚くわー、と話していたから。

彼女のお子さんは少し前にそれまで通っていた私立の小学校をやめることになり、家の近くに公立学校を探していました。
やがて彼女から、新しくて設備のいい学校が近くに見つかった、と聞いたのですが、その学校がユダヤ系ということでした。

え? 公立なのにユダヤ系の学校?
公立の学校なのに宗教色を出していいんだ!
と、かなり驚いた私。
私立ならともかく、日本ではないことですよね。

しかも、ユダヤ人でない人も学校に入れるというのが面白いですよね。
公立校だから宗教で人を選んではいけないのかもしれませんが、でもその学校自体に宗教色があるというのが複雑で、ますます面白い!

話を聞いてみると、イングランドとウェールズでは学校あるいは校長先生の方針で、学校の特色を決めていいようなのです。
だから公立でもキリスト教系もユダヤ系もあるし、もしかしたらどこかにはイスラム系とか、ヒンズー系とか、仏教系もあるのかもしれません。

とにかく彼女の7歳のお嬢ちゃんはその学校に元気に通っていて、とても楽しそう。
最近急に大人っぽくなって、健やかに成長している姿がまぶしいくらいです。

ママとしては、普通のお休みの他に、ユダヤの祝日も学校がお休みになるのがちょっとだけ面倒なのだそうです(お仕事しているので、お休みを取るのが大変なよう)。笑
公立学校が、国教でもない宗教的な日をお休みにするっていうのも、これまた驚きますが!

パパはオーストラリア人で、ママはスイス人、そして通っている学校ではユダヤ教の体験をする。
違う文化を取り入れながら育つ彼女は、きっと視野が広がるんだろうな。
どんな風に成長していくのか、これからが楽しみです。

パンのハッラーも、彼女が学校で知り合ったユダヤのママさんに作り方を習ったのかもしれません。
全体に軽くてほんのり甘くて、外側が少し硬めなのでトーストするとちょうどよい感じ。
おいしかったです♪

実は私、ユダヤ人の人って全体に好きなのです。
インディーの仕事を通じてユダヤ人の方々と親しくさせてもらっているのですが、家族愛が強くて、あったかい人が多いんです。
映画でよく見るように、おばちゃんたちは食べ物を本当に山のように食べさせてくれて、私が食べている間、残さないようにじっと見張っている人もいます。笑
こういう時は、お腹がいっぱいでも残せない辛さも感じつつ、まるで自分が映画の中に入り込んだような気分になれて、不思議に楽しい気持ちになります。

日本に住んでいたら出会う機会はあまりなかった人たちだと思うので、私が出会ったすてきなユダヤ人の方たちのお話もまた改めてしますね。


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Commented by ひつじ at 2017-03-29 07:49 x
おはようございます。ユダヤ人、ユダヤ教は私も海外で暮らした時に、すぐ近くに居たので知りました。
学校もインターナショナルスクールでなくて、ユダヤ教の学校に行っていると聞きました。
ユダヤ教詳しくは知りませんが、あの有名な『屋根の上のヴァイオリン弾き』は印象的で、結婚式の
シーンは忘れられないシーンです。男性のファッションが素敵なのですよね。
Commented by londonsmile at 2017-03-30 02:58
*ひつじさん*
ユダヤ人の方たちって長い間自分たちの国がなかったので、世界のあちこちの出身の方が多いようだし、独特の儀式もあるし、とても興味深い人たちだなあと思います。『屋根の上のヴァイオリン弾き』も印象深いですよね!
男性のファッションというのは、黒くて長いコートに黒い帽子に長い髪、という方たちのことかな。とても独特で雰囲気がありまよね。ただ、あれは「正統派」という一つの宗派だそうで、あの服装をしていない人もたくさんいるんですよ。そういう人たちはユダヤ人かどうか全然わからなくて、ますますミステリアスで興味をひかれてしまうのです。
by londonsmile | 2017-03-28 17:00 | ロンドンで知った外国のこと | Trackback | Comments(2)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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