今回、日本から帰ってきて、とてもうれしかったこと。
それは、もうすっかり枯れたかなーと思っていた鉢植えのランにつぼみがついていたことでした!
ランというと、お祝いとして政治家の事務所やお店に置いてある立派な胡蝶蘭を思い浮かべて、ちょっと高級なお花と思う方もいらっしゃるかもしれません。
イギリスではもっと小さなサイズの物がスーパーのお花売り場にもよく置いてあり、ちょっとお呼ばれした時にお土産に持って行ったり、家での気分を変えるのに買ったりしやすく、意外に人気のお花です。
お花が長持ちするので、切り花よりいい、という人も。
ただ、お花が落ちてしまった後は、ただ葉と茎だけが残って寂しくなるのが困りもの。
特に小さな鉢は葉っぱも少ないので、あまり観賞用にもならず、とっておくのが良いのか、処分した方が良いのか、これまでずいぶん迷っていました。
最近になって、隣りに住む90歳のスーパーおばあちゃんに「根を痛ませない程度に時々お水をやって、よく日に当てていると、ちゃんとお花が咲くわよ」とアドバイスをもらい、地味に窓辺に置いていたのですが、この夏も花は開かず。
2本ある茎のうち、1本は完全に枯れた色になり、もう1本も上半分は枯れ枯れでした。
それでもほんのすこしの望みを残しつつ、家を空けること1ヶ月。
帰ってきたら、こんなにかわいらしいつぼみが付いていたんです。
わーい! なんて嬉しいんでしょう!
早速お隣りのおばあさんにも報告して、2人で喜び合いました。
もし私がずっと家にいたら、最初に芽が出た時から毎日の成長を観察できて、さらに愛情が湧いた気もしますが、こんなに立派なつぼみを突然見つけた時の喜びも、言葉には表せないほど大きなものでした。
これまで、お花は好きだけれど、植物を育てることは特に得意じゃないと思っていました。
でも今回のことで、よく観察して、根気よく時間をかければ、植物はちゃんとこたえてくれるんだなーと大感激。
自分ができることはしてあげなくちゃ。
早速、そのままになっていた枯れ枯れの部分もカットして、過ごしやすくしてあげ、それから毎日ランに挨拶しています。
(ちなみにインディーが家を空けたのは2週間だったので、彼が家にいる間は水やりをお願いしていました。
「もう枯れてるのに!」とかなり疑問に思っていたにもかかわらず、水やりをしてくれた彼にも感謝)
こういうささやかな幸せが、とても嬉しいんですよね。
小さな喜びをかみしめながら、穏やかに毎日過ごせますように。
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