NHSで親知らず抜きました!

以前から歯が痛かった話をしていましたが、今週やっと歯を抜きました。
親知らずでした。

年末に痛くなった時には、途中まで日本で治療していた歯のことがすぐ頭に浮かび、「わー、きっと根の治療だ!たいへーん!」と慌ててしまったのですが、歯医者さんがいろいろ調べてくれて、親知らずが原因ということになったのです。

歯を抜くのはもちろん初めてではないのですが、予約をしてから当日まで妙に時間があったせいか(1週間ですが)、歯医者さんに行く前はなんだかすごく緊張しておりました。
だから出かける時には、このニコちゃんブローチをつけて、気分を上げてみたりして、ささやかな努力を。笑

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イギリスにはNHS(National Health Service)という医療制度があって、お医者さんの治療は基本的には全く無料。
ただし、歯医者さんではある程度の治療費を払うことになります。

実はNHSの歯医者さんには良くない思い出があったのです。
前に歯の詰め物が取れた時にNHSの歯医者さんで治してもらったら、取れたものを詰め直しただけなのに翌日に取れちゃったことがあり、これで私の中でのNHSの歯医者さんへの信頼はほぼゼロに。汗

それでなくても日本の歯医者さんとの技術の差は前からよく聞いていたのです。
前に治療費の高いプライベートの歯医者さんに行った時に「お、この被せもの、日本でやったでしょ。きれいに入ってるよね〜。完璧だ!」とベタ褒めでした。
今よく考えてみると単に褒めていただけかもしれないのですが、その時は、「じゃあ、あなたにはこんなに上手にできないっていうことだよね?治療費高いのに?」とつい思った私。笑

取れてしまった日本の詰めものを「これ、いらなかったらもらってもいい?」とこちらの歯医者さんに言われたという話も聞いたことがあります。
そのお友達は、普通の人だったらコワかったけど、歯医者さんなら自分で研究するのかなと思ってあげたそうですが、人の歯に詰まっていたもので研究するなんて、学校では習わなかったのか?とやっぱり不安になった私(←意外と心配性・笑)。

在英のお友達には歯医者さんは日本で行っているという人も多くて、私自身ももう20年近く家族ぐるみでお世話になっている歯医者さんがいることもあり、これまでは基本的に歯の治療は日本でしていました。
ただ今回は年末の歯痛がひどかったし、ご近所さん(だんなさまが歯医者さんだった)が長年通っている歯医者さんを紹介してくれたので、まずはこちらの歯医者さんに行ったのです。

NHSにするか、保険外のプライベートにするか、という大問題もイギリスにはあるのですが、話がどんどん長くなるので、これはまた別の機会に。
今回NHSを選んだのは、紹介してもらったのがNHSの歯医者さんだったということと、やはり治療費がぐっと低いからということが理由でした。

そしてその紹介してもらった歯医者さんはインド系のスマートなおじさまで、とても丁寧に説明してくれたし、経験もありそうな方だったので、信頼して親知らずを抜いてもらうことにしました。

あ、そうでした!歯を抜いた話をしてたんだった!笑

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当日はお天気が良かったのもラッキーでした。
どんより曇った日だったら、もっと気分が暗かったかも。

さて数日前からのドキドキをひきずって歯医者さんに到着した私。
おじさま歯医者さんに会って「調子はどう?」と聞かれても、「キ、キンチョウしています」と答えてしまいました。
子供か!笑

それなのに実際に歯を抜き始めたら、なんと5秒ぐらいで抜けちゃったんです!
最初にちょっと歯を触ったと思ったら、歯医者さんが「口をゆすいでください」というので一度ゆすぎ、今度は本格的に抜くのかと思いきや、これでもう抜けていたのでした。笑
あまりに早さに驚きでしたが、歯医者さんによれば、想像以上にぐらぐらしていたそうで、抜くのも簡単だったとか。
歯を抜くのがイヤなのって、あのグイグイ押されたり引っ張られたりする感じがいやなんですよね。
麻酔がかかっているから痛くはないけれど、ミシミシという音が聞こえたりして。ひゃー、こわい!笑

最初に緊張していると私が言ったからか、歯医者さんは麻酔を打つ前にも「ぼく、お寿司が好きでさー、この前テレビで見たんだけど」とドキュメンタリーで見た日本の漁業の話をして和ませてくれて、抜歯後の説明も丁寧にしてくれて、とても親切でした。
いつも感じのいい受付のお姉さんも、この日は特に優しくしてくれて、とても落ち着いた気持ちで歯医者さんを後にしました。

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歯医者さんに行く時には、帰りにかわいいカフェで美味しいお茶でも飲んで帰るのがささやかなご褒美なんですが、さすがに歯を抜いた後はコットンを歯に挟んでいたのでお茶が飲めず、それが唯一残念でした。笑
抜歯の後は痛み止めを一度飲んだだけで、朝起きてみたら全く痛くない!
どきどきと心配していたのがウソみたいです。
人間の体ってすごいなあと改めて驚きました。

今回NHSの歯医者さんに行ったのは、実は私としてはちょっとした決断でした。
他の方には大袈裟に聞こえると思いますが、子供の頃、体が弱くてお医者さんにいつも通っていた私にとっては、お医者さん、歯医者さんは自分の命と体調を預ける絶対的な信頼を置く人という特別な存在だったんです。
文化の違うこの国に住み始めて、他のことはずいぶん楽しんでいたけれど、お医者さん問題はずっとやり残していた宿題のようなものだったと今になって思います。
絶対的な信頼をおける人がこの国でも見つかるのか?と、いつも心配していた気がします。

おつきあいの長い日本の歯医者さんのことは今でもとても信頼しているけれど、今回の歯医者さん行きは、私は日本には住んでいないということを今改めて自分に言い聞かせるきっかけになった気がしています。
そういえば歯医者さんって、日本でもあまり上手じゃない人もいたりして、口コミで評判が広がったりしますよね。
良い歯医者さんを紹介してくれる親切なご近所さんに恵まれて本当にラッキーでした。
よーし、もう歯医者さんなんかコワくないぞー!笑

というわけで、これからもロンドン生活でいろいろなことを経験してご報告していきたいと思います。
また遊びにいらしてくださいね♪


Finally I had my last wisdom tooth extracted.
I was so nervous to arrive at the dentist, but the tooth went just in 5 seconds, honestly!
Wonder of human body smile emoticon

And I feel that deciding which dentist to see this time really made me realise I live in the UK, not in Japan.
Of course I knew it, but now I feel I am even more ready to live here, if you see what I mean wink emoticon


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by londonsmile | 2016-01-30 18:21 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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