前回、こんまりさんこと近藤麻理恵さんの英訳本、"Spark Joy"をインディーさんが買ってきたというお話をしました。
「きみに必要」とイヤミを言われてカチンときながらも、やはり気になるこんまりさんの本。
やったー、まだ読んでいない本です。
早速読み始めてみたら、洋服のたたみ方が日本らしいかわいい図入りで説明されていたり、収納やものの処分の仕方が具体的に書かれていたりして、すぐ役に立つ情報がたっぷり。
しかも英語もかなりシンプルな表現を使っていてとても読みやすいのです。
こういう細かい情報はあまり欧米にはなかったかもしれません。
よく売れるのも頷けます。
(表紙の裏側が明るい緑色なのも清潔で好印象♪)
こんまりさんの片付け術の一番の特徴は、なんといっても「ものを実際に手にとって『ときめく』ものだけ手元に残す」というもの。
この「ときめく」という言葉、ぱっと英語が浮かびにくいですが、英訳版ではこれを"Spark Joy"としていて、タイトルにもなっています。
直訳すると「喜びがほとばしる」という感じ。
なんて上手な翻訳でしょう。
読んでいるだけでワクワクするじゃないですか♪
それに本そのものも、ページが開いてしまわないように、手帳のようなゴムが付いていて、とっても上手におさまるようにできています。
片付け本にぴったりで上手い♪
(前回と同じ写真で失礼します!)
内容を見ていて私がおもしろいなと思ったのは、小物を"komono"と日本語のまま残していること。
小物はあちこちにあるので、例えばelectrical kimono(電化製品の小物)、hobby komono(趣味の小物)、kitchen komono(キッチンの小物)というように、それぞれ特定されています。
言われてみれば、英語で「小物」に該当する言葉ってないかも。
本の中でも使われているように"miscellaneous items"とか、もうちょっとくだけて"various items"(いずれも「いろいろなもの」)なんて言ったりしますが、「小物」のように一言でぴったり言い表す言葉は思いつきません。
これまで気がつかなかったなあ。
英訳本を読む人たちにとっても、外国語であるkomonoが専門用語のように思えたりして、「コモ〜ノ〜の収納は大変よね〜」なんて、こんまりワールドにますます引き付けられそうですよね。
実は最初に『人生がときめく片付けの魔法』を読んだ時、
「書類はほぼ全部捨てましょう」
「人からもらったプレゼントも気に入らなかったら処分しましょう(「贈る」という行為を果した時点で、そのプレゼントの使命は終わっているので)」
などと書いてあって、こんまりさんは片付けのためには容赦ない人という印象が強かったのです。
でもこの本を見ていると、
「デスク周りこそ必ず自分の大好きなおもしろいものを取り入れましょう」
「自分が大好きなものは、人になんと言われようと手元に残しましょう」
なんて書いてあり、心に余裕や遊び心のある人なんだなーと印象が変わりました。
前の本にも書いてあったのかもしれないけれど、片付けが苦手は私は、何でも捨てろと言われているような気がして、そこで思考がストップしたのかもしれません。汗
要するに、いらないものは処分して、自分の好きなものだけに囲まれて楽しく暮らしましょうということ。
こういう人は、きっと頭の中もすっきりしているに違いありません。
いいな、こんな風になりたい!
こんまりさん自身、かわいらしくてニコニコしていて、すてきな方ですよね。
とてもお母さんになっとは思えない清楚だし。
ロンドン講演の抜粋記事では、「子供が生まれてからも家の中はあまり変わりません。私も主人も片付け上手なので」と話していらっしゃいます。
すてきな日本人のこんまりさんが世界で活躍するのはとても嬉しいことです。
インディーの言葉は悔しかったのですが(まだ言ってる・笑)、私もやはりもう一度ちゃんと読んで実行してみたいと思いました。
ふっふっふ、半年後を見ておれ、インディーよ!
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