ハロウィンの夜に散歩をすると

土曜日はハロウィンでしたね。
私は仕事をしているうち、家から一歩も出ないまま暗くなってしまうという平日のような1日を過ごしていました。笑

こういうことはよくあるのですが、やっぱり運動不足な気がして、早めの晩ご飯を食べた後、ちょっと散歩に出て新鮮な空気に触れてみることに。

アメリカほどではありませんが、イギリスでもハロウィンは毎年じわじわと広まってきています。
インディーは土曜日の午前中から市内に仮装した人を見たと言っていたけれど、普通の住宅街では、さてどんな感じでしょう?

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おおー、フラット(集合住宅)から出てすぐに、いきなりすごい家に出会いました。

ハロウィンには、子供たちがTrick or Treat!(お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!)と言いながらあちこちの家でお菓子をもらって回りますよね。
イギリスではそれほど浸透していないせいか、参加したくない人に迷惑をかけないためか、参加する気持ちのある家は、こうして家の前にカボチャなどで飾り付けをして目印を出しておくことが多いようです。
といっても、前に一軒家に住んでいた頃には、何も出しておかなくても来ちゃう子供がたまにいましたけどね!笑

さて、他にはどんな飾りがあるかな?
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ただ散歩に出ただけなのに、早速ハロウィン写真を撮り始めた私を置いて呆れて先に歩いて行ってしまうインディーさん。笑

今日は昼間も暖かかったので、夜になっても過ごしやすかったです。
でもどことなく秋の匂いがして、星も出ていて、子供達が町を歩き回るには絶好の夜。

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道を歩いていると、あちこちの家に目印がありましたよ。

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大きなカボチャがひとつ置いてあるのも迫力がありますが、小さいのをちょこっと並べるのもかわいいですね。
カボチャを家に持ち帰るのも重過ぎずにラクそう。笑

と、キョロキョロしていると、なにやら楽しそうなしゃべり声が聞こえてきました。

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オバケの格好をした子供たちと引率のお母さんたち(写真、遠かったですね。汗)。
まだ7時半ぐらいでしたが、こういう時間に外を歩いて、お菓子をもらって回るのが楽しいんでしょうね。
子供たちは大興奮ではしゃいでいました。

この後、同じような子供と大人の組み合わせ何組かに出会いました。
歩いている私たちにも「お菓子くれなきゃイタズラするぞ!」と言ってきたらどうしようかとちょっとヒヤヒヤしましたが(お菓子を持っていなかったので)、それはありませんでした。よかった!

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わー、このお家は凝ってるなあ。
人のお家なのであんまりパチパチ撮るのはやめましたが、ドアの所には特大のクモが飾ってあって、その前には怪しい焚き火(たぶんそう見せている電気仕掛けのオモチャ)があったんですよ。

少し行くと、若者のにぎやかな話声と音楽が聞こえてきました。
どうやら一軒の家で若者向けのパーティーをしていたようなんですが、庭先には仮設トイレが備えてあって、入り口の近くにはイヤフォンをしてスーツをきたセキュリティーらしいお兄さんが立っていたので、本格的なパーティーのようです。
すごいなあ。
今年はハロウィンが土曜日にあたったので、例年以上にイベントが盛り上がっているのかもしれませんね。

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イチョウの木はロンドンではそれほど見ないせいもあって、こんな夜に見かけると、なんだか白い布をかぶって手を突き出したオバケの仮装のよう。

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オレンジ色の街頭が木に当たると、とても雰囲気がありますよね。
今週はちょうど紅葉も見頃だったし、夜もきれいだったなあ。
そしてもうすぐガイ・フォークス・ナイトということもあり、遠くで花火がバンバン上がっているのも聞こえました。
ますますお祭り気分!
イギリスでは、歴史に基づいたガイ・フォークス・ナイトの方がハロウィンよりも盛んなんじゃないかと個人的には感じるのですが、在英のみなさん、どうですか?

そういえば、フラットの敷地内をチェックしていませんでした。
やっぱりお子さんがいる家は飾り付けをしているのかしらん。

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おー、やってた!
外に向けての飾り付けっていうのがグッドアイディアですね。
そういえばイギリスの窓辺の飾りは、例えば人形の顔も外に向いていることも多いのです。
外から見られることを意識しているんですね。お店みたい。

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こんなお家もありました。
カーテンを閉めているのが効果抜群!

私たちが住んでいるフラットは8軒分で1つの入り口を共有しているので、家の前にカボチャを置いても、どの家を訪ねていいのか、子供たちにはわかりにくいと思うのです。
やたらにベルを押したら怒る人もいるだろうしね。

2年ぐらい前に、ハロウィンに参加したい世帯はご連絡ください、という貼り紙がしてあったことがありましたが、最近は見かけなくなってしまいました。
幹事をしてくれていた人、引っ越しちゃったんだろうか。

お友達の話では、スコットランドでは子供が家を回って歌やジョークなどの芸を披露して、それでお菓子をもらうんだそう。
そういうのなら大人も子供も楽しめるし、何より大人が子供たちを温かく見守る様子がいいですね。

今年は特にハロウィンを意識していませんでしたが、思いがけずハロウィン気分をたっぷり楽しんだ夜の散歩でした。
今頃、仮装した若者たちは飲んで踊って楽しんでるんだろうなあ。
私はカボチャ味のチョコでも食べて寝ることにします♪

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by londonsmile | 2015-11-01 08:28 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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