秋の収穫、ワインの仕込み中のイギリスのワイナリー見学

週末は、友人夫妻の家に泊まりがけで遊びに行っていました。
イギリス人とアメリカ人のこのカップルはロンドン郊外のケント州でワインを作っているんです。

え?イギリスのワインなんて聞いたことない?
ふっふっふ、それが最近、温暖化の影響でよいブドウが穫れるようになったそうで、なかなかがんばっているんです。
ケントの辺りは英仏海峡を挟んでフランスの対岸にあたるので、大昔はフランスとつながっていたことになりますよね。
ということは地質も似ているので、ワインのブドウ作りには適しているそうなんです。

本当は家に遊びに行っただけだったのですが、秋のこの季節、ちょうどワインの仕込みをしているというので、ワイナリーを見学させてもらいました。
以前見せてもらった時には静かだったワイナリーも、今回は週末なのにたくさんの人が働いていいましたよ。

好きなようにブログに書いていいと許可をもらったので、イギリスのワイン作りの現場からレポートいたします!笑

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これは何をしているところなのか聞きそびれましたが、お兄さんがハシゴをかけて登っているのは貯蔵用のタンクだそうなので、たぶん搾った果汁を貯蔵しているところだと思います。

彼らのHush Heathで作っているメインのワインは、ロゼのスパークリング、Balfour Brut Rose
シャンパンと同じ工程で作っているそうで、このワインが一番たくさん賞をとっています。

その他にも赤、白、ロゼのスパークリングや、やはり赤、白、ロゼのワインを作っていて、さらには同じ敷地で収穫するリンゴからアップルジュースとサイダー(リンゴの発泡酒)も作っています。
私が最初に知り合った時にはスパークリングワイン1種類とリンゴジュースだけだったので、その発展ぶりに今回改めて驚きました。
二人ともがんばったんだなー。

詳しい製品についてはぜひ上のワイナリーのリンクをご覧ください。
彼らの製品には、それぞれにご家族の名前が付けられているのが本当に微笑ましいんですよ♪

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ちなみにこれはワイナリーの入り口を少し離れて見た様子。
中は機能的に作られていますが、外観は木で覆われているのがかわいらしいですね。

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ワイナリーの周りも、葦の繁った池があったりして、とてものどかな所です。

同じロンドン郊外でもサリーやサセックスは丘や森や家畜が多いのに対し、ケントは野菜や果物の畑が多くて、「イングランドの庭」とも呼ばれているんです。

ワイナリーに入ると、すでにブドウがたくさん置かれていました。
すぐ近くのブドウ畑でこの日収穫されたばかりのものだそう。
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お許しを得て、ちょっとつまみ食いさせてもらいましたが、食用のブドウとはまた違った香りの高いブドウでした。
えっとね、品種も教えてくれたんだけど、忘れちゃいました・・・。
何種類かのブドウを作っていて、その年の出来具合によってどのワインに使うかを決めるそうです。

奥の方にある研究室みたいなところでは、なにやら化学の実験のようなことをしていましたよ。

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こうしてワインが作られるんですね。
何をしているか、私にはわかりませんでしたが、これはきっと企業秘密ですよね。笑

写真を撮りながらぶらぶら歩いていると、「今からブドウを圧搾機にかけるから見においで〜」と声をかけてくれました。
慌てて行ってみると、おー、始まった、始まった!
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入れ物に入ったブドウを二人がかりで次々に圧搾機に入れていきます。
お兄さん達の動きが速いので、写真がブレる、ブレる!笑

でも、ワインを作っているんだなーと実感させてもらえる作業でした。
ワクワクした〜♪
皮やヘタなどをきれいに取り除く作業も入るようで、機械にかけても3、4時間はかかるんだそう。
美味しい果汁がとれますように。

搾った後はこんな感じ。

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今、機械に入れたものは数時間かかりますが、この日の午前中に搾ったものがあったので、搾りたての果汁を味見させてもらいました。

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すでにロゼ色をしているブドウのジュース。
香りがよくて甘み控えめで、これだけでゴクゴク飲めちゃいそうなくらい、さっぱりしていて美味しかったです。

それぞれのタンクの脇に果汁の色が見える筒が備えられているのですが、ピンクや白っぽいものなど、いろいろな色があるのです。
これをさっきのように試験管に入れたりして分析するんですね、きっと。

一緒に味見をしながら友達は「まだ酸味が強いかな?」なんて真剣な顔でスタッフの人と話し込んでいました。
いつもは冗談ばかり言っている人なのに、やっぱり仕事の時は違うのね。
おもしろい友人のカッコいい一面も垣間みられて、頼もしく、嬉しかったです。

ワイナリーにはショップも併設されています。

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ここで作るワインは、お店で売っているものもありますが、全部の種類を扱っているお店はないそうで、いろいろな種類が欲しい場合は、ネットか電話で注文するのが一番良いそうです。
今一番のオススメはLeslie's Reserveという新しい白のスパークリングだそう。
新しくて今はまだサイトにも載っていないこのワイン、ユニオンジャックをモチーフにしたラベルがカッコいいんですよ。
この日の夜、飲ませてもらいましたが、ちょっとコクがある感じで美味しかったです。(素人の感想ですが!)

思いがけずに貴重な経験ができて楽しい午後でした。

でもこのワイナリーは普段から誰でも見学することができるんです(別料金)。
(ワインの仕込みの時期はできないかもしれませんが、詳しくは問い合わせてみてくださいね)
案内に沿って自分たちだけでワイン畑を歩き回ることもできるようだし、事前に希望すれば本人やスタッフの案内で一緒に歩くこともできるそう。
それにイベントへの貸し出しや、結婚式もやっているんだそうですよ。

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こんな広々とした景色を眺めながらの結婚式もいいですね。

ワイナリー見学の後、友達が翌日はブドウ摘みに行くと言い出し、なんとインディーと私もブドウを摘むお手伝いをすることになりました。
私が摘んだブドウがワインになると思うとワクワク!

その様子は次回またご紹介しますね。

(追記:当初、「人手が足りない」からブドウ摘みに行ったと書いてしまったのですが、私の勘違いだったようです。
失礼しました!
ささいなことですが、彼らのビジネスに手違いがあったように思われてはいけないので、記事を訂正しました)


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by londonsmile | 2015-10-28 22:31 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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