第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町

私は本を読むのが好きです。
日本のネット情報やお友達のFacebookの投稿を見ていると、おもしろそうな読書や本に関するイベントがたっくさん!
あー、あれも行きたかったなー、おお、こっちもおもしろそう、と、行けない自分がつい悲しくなりますが、自分が日本に住んでいないということを思い出し(今さら?笑)、気をとり直して、これからは地元のイベントにもどんどん行ってみることにしました。
イギリスの作者に詳しいわけではないけれども、どんな雰囲気なのかを知ってみたいなと思って。

まず最初に目についたのはほぼ隣町といっていいBarnes(バーンズ)で開かれていた第一回バーンズ児童文学フェスティバル(First Barnes Children's Literature Festival)
ちょうど先週末とタイミングが良かったし、実は最近、私は子供の本に興味津々なのです。
というのも、去年あたりから子供の頃に読んだ本の話で大人達が熱く熱く語り合う場面に何度も遭遇し、子供の頃に読む本って人に大きな影響を与えるんだなーと思うようになったからです。

イギリスの作家さえ詳しくないのに、児童文学の作家のことはもっと知りませんが、どんな雰囲気だか見てみたくて、とにかく行ってみることにしました。
第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_00573148.jpg

(この木に付けられたカラフルな文字、フェスティバル用かと思ったら、そうじゃなかったみたいです・・・笑)

会場となったバーンズという町は「ロンドン最後の村」とも言われているそうで、都心に近い場所にありながら、カントリーサイド気分を味わえるのどかなかわいい町です。
水鳥がたくさんいる大きな池があって、その周りで犬のお散歩をしていたり、ベンチに座って本を読んでいたり、子供が走り回っていたり。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_01005284.jpg


村の教会もかなり古そうです。
時間を告げる鐘の音が妙にシンプルなのが、これまたよかったなあ。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_01450150.jpg


お家の建物も古くてかわいいものが多く、もちろん緑が多いので、ほんとにゆったり。
まさに郊外の「村」の雰囲気です。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_00501186.jpg


土曜日だったこともあって、お買い物がてらに家族でぶらぶらお散歩している人がたくさん出ていました。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_00471596.jpg

この八百屋さん、かわいいでしょ?
都心には少なくなってきた個人の八百屋さん、お肉屋さん、ティールームなんかもあって、それぞれにこだわっている様子です。

それに土曜日には野外マーケットも出るんです。
話には聞いていたけれど、今回初めてマーケットにも行くことができました。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_00351815.jpg

もっと激写したかったのですが(笑)、なにしろ大賑わいで、どうやっても人の姿ばっかり写ってしまうんです。
でも、野菜や果物が新鮮そうなのはもちろん、調理済みで売っているものも丁寧に準備されたものが多くて、とっても好印象。
来週はマーケットを目的に、またバーンズに来ることに決めました!

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_01471495.jpg

このバーンズ、のどかな町だからってお家が手に入りやすいわけではありません!
ロンドン市内から遠くない上に村の雰囲気を味わえるので、実はお家の値段はかなりゴージャス。
なので、住んでいるのはリッチな人たちなんですが、でもあんまり気取ってない感じの人が多いかな。
道行く人も、お店の人も、にこにこと感じが良いのです。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_00482577.jpg

おしゃれなカフェやレストランも多く、お値段もほぼロンドン市内並みというお店もあります。
それでもやはり市内より落ち着いた雰囲気なので、最近ではこういうローカルな住宅地にいるのが大好きになりました。

ちなみに軽いお昼ご飯を食べたカフェは、なんてことない感じなのに、カントリーなりに凝っている感じでしたよ。
この力の抜け具合がいいんですよねー。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_01282435.jpg

なんて、フェスティバルから脱線していたら、なんだか長くなっちゃったので、今回はバーンズの紹介でおしまいにしましょう。
児童文学フェスティバルのお話は次回にしますね。
実はあの映画、観ちゃったんですよ!ふふふ。

第一回バーンズ児童文学フェスティバルに行ってみた!前編 バーンズの町_e0114020_01285065.jpg

*******************************************
ブログランキングに参加しています。
都心に近いと思えないのどかな所だね!と思ってくださった方(ほんとにのどかで癒されるんですよー♪)、下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります。
応援、本当にどうもありがとうございます♪


Commented by can25-thammer at 2015-04-29 23:42
私は、娘と2人で、ロンドンの地下鉄、7シスターズ駅から、徒歩15分程のアパートに住んでいます。
ピカデリーサーカスで、遊んで、買い物して、
パブに入ったら、大きなテレヴィ画面で、セックスピストルズの故シド・ヴィシャスが、画面一杯に顔を出して、あの、「マイ・ウエイ」を絶唱していました。
*なんか、凄かったなー。。。^^-
Commented by londonsmile at 2015-05-02 05:25
*can25-thammerさん*
コメントありがとうございます!
can25-thammerさんもロンドンにお住まいなんですね!北の方、あまり馴染みがなくて、これから開拓してみたいエリアです。
ロンドンの中心部って、なんかすごいエネルギーですよね。街のパワーもあるのだろうし、世界各地から集まった観光客の力もあるのかもしれないし。
たまに遊びに行くと、すごく刺激的ですよね!
by londonsmile | 2015-04-28 23:50 | ご近所探訪 | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


by londonsmile