アイルランド一周の旅その6 キラーニーからゴールウェイまで、寄り道しながら駆け抜けました!
2014年 08月 31日
まっすぐ行くと、2時間たらずで到着する距離ですが、途中かわいらしい村アデールや、アイルランド第三の町リムリック、それに偶然見つけたアンティークショップなどに寄り道していたら、なんだかんだでゴールウェイに到着したのは夕方遅く。
ゴールウェイでは町の中心から少し離れたビーチに2泊滞在したので、ちょっとしたリゾート気分も味わえましたよ。
薄曇りながら気温もまずまず上がって快適なドライブ、今日もご一緒にどうぞ♪
慌てて車を停めて、探索しました♪
村を紹介するこんなサイトもありましたよ。
この茅葺き屋根の建物は、今では手芸・工芸品を売るお店や、お土産屋さん、ティールーム、レストランなどになっていて、観光客、特にアメリカ人が写真やビデオを撮りまくっていました。
ロンドンに比較的近いコッツウォルズでも、こんなにたくさん茅葺きの家が連なっているところは少ないと思うので、古い建物好きな私はウキウキ。
この村の存在は特に知らなかったので、ちょっとしたボーナスをもらった気分でした(笑)。
幹線道路沿いなので、車で行けば絶対に見逃すことはないと思います。
そして今度はリムリック(Limerick)の町を目指します。
ちなみにわが家の車にはカーナビが付いていないので、私は助手席にいても眠れず、人間ナビとして運転手より緊張して地図とにらめっこしております。
カーナビ嫌いなインディーさん、私が地図好きでよかったね(笑)!
ジョージア朝というのは18世紀から19世紀初めの英国風の建物ですが、ちょうどその頃アイルランドは英国の植民地状態だったので、その名残りで英国風の建物が今も残っているというわけです。
アイルランドではドアを鮮やかな色に塗っている家が多くて、きれいなドアを集めた絵ハガキもたくさんありました。
そしてこの郵便ポスト、このコラージュ写真には入り切らなかったのですが、下の方にエドワード7世の時代(1901ー1910年。この王様はビクトリア女王の息子ですね♪)の印がありました。
作られた時は英国風に赤かったと思われるポストを緑色に塗って、今も使っているんですね。
写真左上、建物の横に大きく描かれた絵は、何かのキャンペーンなのか、他の町でも何度か見ました。
最初は修道女かなと思いましたが、どうやらフードを被ったイマドキの若者。
とても「アイルランド人らしい顔」に見えるのですが、本当のところはどうなんでしょう?
写真左下、「アイルランド祖先調査センター」(日本語にするとヘンですねぇ)というのは、他の国に移住したアイルランド人達の子孫がアイルランドでの祖先を捜すお手伝いをしてくれたりするのでしょうか。
面白いですねー。日本にはなさそうな場所です。
リムリックには全体に個人商店が多く、道幅が広くて買い物しやすそうな町でした。
でもマーケットが開かれるのは週末だけでした。残念!
私たちは時間がありませんでしたが、お城(St. John's Castle)、大聖堂(St. Mary's Cathedral)、博物館(Limerick Museum)などもあるようです。
この町でお昼を軽く食べることにしたので、最初にお店の前を車で通った時からすてきだなと目をつけていたカフェに行ってみました。
他の人が食べているものもどれも美味しそうだったので、せっかくならもっとちゃんとしたものを食べれば良かったねーとインディーと言い合いました(笑)。
リムリックにいらしたら、おすすめのカフェです!
The Sage Cafe
リムリックを離れた後は高速道路に乗り、さらに北上。
高速を降りた辺りで、道端に小さなアンティークショップを見つけ、車を停めてみましたが、本当に小さくて中にまでは入りませんでした。
でもふと道の反対側を見ると、別のアンティークという看板があったので、そちら側に歩いて行ってみると、ジャックラッセルテリアが入り口で私たちを待っていてくれました。
これは良い兆候と喜んだのですが・・・このとてもすてきお店、お値段がびっくりするほど高い!
きれいに整理された店内といい、お店の人の素っ気なさといい、「自分が好きで集めたものだから自分で持っていたくて、売る気はないお店」とみました(笑)。
それでも良い目の保養だったし、お店やお店の人を楽しく観察できたし、なにより人なつこいジャックラッセルと遊べたのでよしとします!
思いがけず寄り道が長引き、目的地のゴールウェイ(Galway)に着いたのは夕方。
ホテルにチェックインしてから町に出てみたら、もうお店は閉まりかかる時間でした。
町の中心も昔風に道が狭くて、とても趣きがありました。
観光客も多く、パブもお土産屋さんも多くて、町は大賑わい。
でも実はわが家の宿泊は、車で10分ほど離れたビーチ、ソルトヒル(Salthill)にありました。
観光客らしき人が浜辺や遊歩道をゆっくり歩いていたり、アイスクリームのお店があちこちにあったりして、海辺の気分♪
この海はゴールウェイ湾になるのですが、アイルランドを離れた人が故郷を想って歌う「ゴールウェイ湾(Galway Bay)」という歌があって、アイルランド、イギリス、アメリカを中心に良く知られた歌だと今回の旅行で知りました。
古い録音ですが、このジョーゼフ・ロック(Josef Locke)という歌手が歌ったものがインディーさん一番のおすすめバージョンだそうです(笑)。
この歌に美しく歌われているゴールウェイ湾の海、とても静かで美しかったです。
のんびりお散歩している観光客もいるのですが、ジョギングするような服装で明らかに運動として真剣に歩いている人がとても多いんです!
連れ立って歩いている人も多いので、聞くともなしに話を聞いていると、どうやら地元の人もいるよう。
アイルランドでは、ジョギングしている人は少なかったものの、確かに道をウォーキングしている人がとても多かったんです。
それにしてもここは多過ぎない(笑)?
なんだか一人でニヤニヤしてしまいました。
私たちがゴールウェイにいる間、ロンドンで知り合ったお友達がちょうどアイルランド人のだんなさまのご実家に戻ってきていたのですが、私たちはなにせ弾丸ツアーだったので残念ながら会う余裕がありませんでした。
弾丸ツアー、楽しくもあり、ちょっと恨めしくもあり(笑)。
と思いながらも、翌日は予約してあった1日観光ツアーに出かけたのでした。
ずっと行ってみたいところだったので、本当に大感激でした!
暗くなりかけた空に虹。
明日も良い天気になるかなー。
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楽しみにしてますね。
アイルランド紀行をみながら、かねてから、行きたいと思っていたアイルランドになおさら行きたくなりました。
その時は貴ブログを参考にさせていただきます。
恐らく乗馬もできますよね。
ホーストレッキングにも行きたいです。
私はおそらく一人旅なのでカーナビを付を借りると思います。(笑)
それにしてもジョゼーフ・ロックさん、えらい巻き舌ですね。
最初の出だし何分間かは英語だなとわかりましたが、あとは聞きとりにくいです。
イタリア語みたいでした。←ァ、私の聞き取りがだめだからですよ。
一日観光の次回も楽しみです~♪
うふふ、実は先日、別のお友達のお家でグランマさんのことをうかがっておりました(笑)!そうだったんですね〜。だったらアイルランドにもちろんご興味ありますよね!
実は今回、ゴールウェイの町にはこの日に1時間半ぐらいと翌日の早朝にバス乗り場にちらっと寄っただけで、町自体はあまり見ていないのです。ごめんなさい〜!でも中世の町並みの残るすてきなところでしたよ。ぜひぜひいらしてみてください♪
コメントありがとうございます。いえいえ、読み逃げ大歓迎ですよ(笑)。見てくださるだけで嬉しいです。
アイルランドにご興味があるんですねー。とても良いところでしたよ。乗馬・・・私たちは幹線道路を走ることが多かったので特に見ませんでしたが、馬車があちこちにあったので、できると思いますよ。事前にも調べられるでしょうし、地元の人も親切に教えてくれそうな気がします。
アイルランドは英国の英語とは違う話し方で、全体に早口なので、慣れるのにちょっと時間がかかりました。でも言ってしまえば大丈夫ですよ♪親切な人が多いので、外国人にはゆっくり話してくれると思います。
いつも素敵なブログを楽しく読ませて頂いています。わが家もイギリスに暮らしている間にアイルランドへも旅したいな、と思っていますので、今回の記事はとっても参考になりました。
これからも温かいお人柄の溢れる記事を楽しみにしていますね♪
はじめまして。コメントありがとうございます。そしていつも見てくださっているとのこと、本当にありがとうございます!とても嬉しいです♪
イギリスにお住まいなんですねー。今、そちらのブログにもうかがってきましたが、あちこち旅行されたり、美味しそうなお菓子を作ったり、イギリス生活楽しんでいらっしゃるようですね!
アイルランド、せっかく近くなので、ぜひいらしてみてください。近いけれどもイギリスとはまた違う楽しみが味わえると思いますよ♪
よかったらまたいらしてくださいね。これからもどうぞよろしくお願いいたします♪