帰ってきたシャクヤク

先週、午前中にスーパーで買い物した時に花束も買いました。
買い物を終えて家に帰ろうとバスに乗ったら・・・お花を持ってないことに気づいたのです!がーん!
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スーパーでの会計はセルフチェックアウト(自分でバーコードを読み込ませて精算・支払するシステム)でしたのですが、その時に親切なお店のお姉さんが「お花用のビニール袋、いる?」と聞いてくれたので、それをもらい、自分のエコバッグとは別にお花をビニール袋に入れたので、きっとそこにお花を忘れたのです。

もうバスに乗ってしまったので引き返すのも手間になるし、うーん、うーんと思いながら帰宅。
たかがお花ですが、とてもきれいな色のシャクヤクで、やっぱりちょっと心残りだったので、しばらく考えた末、午後にもう一度お店に行ってみることにしました。
電話することも考えましたが、こういう時にどういう対応をしてくれるのかわからず不安だったので、ここは顔を見て話をすることに。

カスタマーサービスの優しそうなおばさんに事情を話すと、「あら、私は預かってないわね。でもちょっと待って」と使い込んだ感じのノートを出してきました。
このノートが、あちこち破けたところがテープでとめてあって、何十年使ってるの?という感じの年代もの(笑)。
コンピュータ化している全国チェーンのスーパーで使っているものには見えなくて、ほほえましくてニヤニヤしちゃいました。

おっと、話がそれました。
おばさんは「今日は何日だったかしら」と言いながらゆっくりページを開くと、「あ、そうそう、何のお花だったの?」。
えーと、さっきも言ったけど(とは言わず・笑)「シャクヤクです」と答えると、「あったわ!」

見せてくれたノートには確かに手書きでシャクヤク(peonies)5ポンドと書いてありました。
(英語ではボタンもシャクヤクも一般にpeonyなんです。専門的には別かもしれませんが。)

カスタマーサービスのすぐ前がお花売り場だったのですが、おばさんはそこを指して「じゃ、好きなの持って行っていいわよ」と言うのです。
私が「え?」という顔で固まっていると、「お花だからきっとお水に戻したんでしょう。好きな束を選んで持って行って」とニコニコ答えるおばさん。

よかった!お花がしおれちゃうんじゃないかと、とても気になっていたんです。

あ、でもお花を持つ前に聞いてみなくちゃ。
「レシートで確認します?それにバーコードとか読まなくていいの?」

「いいのよ、あなた、大丈夫」(It's OK, you are fine)

私、大丈夫(笑)?
よ、よかったです、信用してもらえて。
でもお店から持ち出すのに何もしなくていいって、商品管理は大丈夫なのかな。
さっきの年代物のノートに、おばさんが「済み」とか書いたのでしょうか。

イギリスは効率が悪くて不便とよく言いますし、私もそう思うことがありますが、そうそう悪いことばかりでもありません。
ちなみに、これまでロンドンで落としたり忘れたりしたもの、どこで落ちたかわからないアクセサリーを除いて、覚えている限りではほぼ100%戻ってきているんですよ。
もちろん今回はラッキーだったし、市内ではなくて住宅街のお店だったということも関係しているかもしれません。
でも諦めずに聞いてみてよかった!
案ずるより産むが易し、ですね♪

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というわけで無事にわが家にやってきたシャクヤクちゃん。
この写真、なんだか毛がモコモコしているワンちゃんに見えませんか?
カーネーションに見える気も(笑)。

遠回りをしてやってきたシャクヤクは、思いのほか大きく長く咲いて私たちを楽しませてくれました。
いつも以上に癒され、励まされた気がしたのは、ちょっとした思い出ができたからかな。

日本と様子が違って不便や不安に感じることもある海外生活、前向きな気持ちでやっていこうと改めて思ったのでした。
よーし、やるぞ〜♪(←大好きな整体の先生の口グセ。すごくやる気になりませんか?笑)


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Commented by るい at 2014-06-17 19:30 x
すてきなエピソードですね!シャクヤク、わたしも大好きです。
Commented by londonsmile at 2014-06-18 01:16
*るいさーん!*
コメントありがとうございます。お元気かなとちょうど思ってたとこ。
不便なことが続くと、がっかりするのがイヤで予防線を張って慎重になる気がするんですが、そうばっかりでもいかんなと優しいおばさんの応対に感動した今回でした。
シャクヤク、きれいですよね。これは見事に大きく咲いて美しかったです♪
Commented by T子 at 2014-06-18 09:33 x
イギリスが好きでもう10回も通っているT子です。
いつも楽しみに読ませていただいています。
イギリスではカメラを置き忘れたことがあるし、夫は財布を落としたり、お土産が入った紙袋を空港で置き忘れたりした経験があるんですが(何だかドジ夫婦ですね)いずれも戻ってきましたよ。そういう時はホントに嬉しいですよね。
イギリスは不便なことも多いけど、個人を大切にする文化だなと思います。バスの時間が多少(?)遅れても、丁寧に行き方を説明してくれたり…。効率優先の日本とは違った良さがありますね。
Commented by londonsmile at 2014-06-18 21:13
*T子さん*
はじめまして!コメントと、そしていつも見てくださってありがとうございます。
イギリスがお好きなんですね。私も好きです。
カメラやお財布も戻ってきたなんて良かったですね!観光客が多い場所で意図的に盗もうとしている人以外は、この国の人達は良心的な人が多いと思うんです。どこかで安心して信じていると良いことが起きそうですしね♪
おっしゃるとおり、日々の生活には「???」ということも多いですし、交通機関にはいつもトホホと思ってますが、良い面もたくさんあるので、ここではできるだけ良いところをお話しできたらいいなと思っています。
またどうぞいらしてくださいね!
Commented by oliva16 at 2014-06-20 01:37
日頃の行いがいいからでしょう!! それにしても本当に綺麗な色のシャクヤク!たしかにカーネーションにも見える……。
そうそう、私も昔々、ドイツのスーパーの中でお財布を落っことしたのが戻って来たことがありました。「野菜売り場に落ちてた」って。
Commented by londonsmile at 2014-06-20 04:10
*oliva16さん*
ご親切なコメントありがとうございます。でも今回はお花の袋のことでお店の人をしたので、お姉さんも「あいつが忘れたな」と覚えてくれていたんだと思います。
oliva16さん、お財布が戻ってきたなんて、それこそ日頃の行いがいいですよ!どこの国にも親切な人はいるものですね♪よかった、よかった!
by londonsmile | 2014-06-17 16:54 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(6)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile