ユニークなレバノン料理のお店は、まるで親戚のおじさんの家!

今年の誕生日にサプライズ2連発があったことは前に書きましたが、今日はその時に行ったレバノン料理のレストランのご紹介。
ユニークなオーナーシェフ氏の趣味が溢れ出ているこのお店、なんだか親戚のおじさんのお家に行った気分になりましたよ!
e0114020_6242591.jpg

中東料理はお米のご飯や野菜のペーストの種類も豊富でもともと好きなんですが、今回は「ちょっとユニークなお店だから、きっとブログのネタになるよ!」とインディーが言ってくれていたので、行く前からかなり楽しみにしていました。

私がお店の外の写真を撮っていると、インディーが「ちょっと早めだけど入れるかどうか聞いてくる」と言って中に入って行ったので、その時は気にせず外で写真を撮っていました。
今思うと、早いといっても10分ぐらいだったので、わざわざ聞きにいかなくても良さそうなものだったのですが、たぶん彼は先にお店に入って、「4人席を予約したけど、そのことは秘密だからね!」とかなんとか話していたんでしょうね(笑)。

そんなことは何も知らずにお店に入った私は、まずインテリアにびっくり!
e0114020_1731294.jpg
これは何だ!?おもちゃ箱をひっくり返したみたい!何がどこにあるの(笑)?

驚きながら写真撮らせてもらってもいいですか?と聞いたら、「もっちろん!あ、こっちにも部屋があるんだよ。これはねー、ほとんどボクが集めたの」と質問しなくてもいろいろ答えてくれるノリノリなヒゲのおじさん。
上の写真の奥の方に(よーく見ると)写ってますが、彼こそがこのお店のオーナーシェフ氏でした。

彼が集めた趣味の小物、描いた絵などが所狭しと飾られているこのインテリア。
統一感がないような、でもこれはこれで統一感があるような・・・!
e0114020_6423079.jpg
とにかくツッコミどころ満載です。

アメリカに住むお兄さんだか弟さんが日本人と結婚されているそうで、日本になみなみならぬ興味と親しみをお持ちの彼。
私にもとっても親切にしてくれて、日本人形や紙の傘をいろいろ見せてくれました。

彼のコレクションの中でも特に目を引くのが、上の写真の真ん中にもあったソルト&ペッパーの入れ物。
それぞれの形も趣味もバラバラなのに、同じ形のものが2つずつ仲良くずらーっと並んでいるのは、なんだかかわいらしい♪
e0114020_6485983.jpg

おじさんがひとつひとつを買った背景や場所も聞いてみたくなります。
全部合わせたらもっとたくさんあって、たぶん何百もあるんだと思いますが、写真を撮っている間にもおじさんがいろいろ話しかけてくるので、撮影も途切れがち(笑)。
e0114020_1312033.jpg
これが奥にあるもう一つの部屋。
とてもレストランには見えず、誰かのお家みたい(笑)。
そしてなぜだか中東のお料理番組のDVDが流れていました。
ソファーに座ったら、まったりしちゃって動けなくなるかも!

一通り写真を撮らせてもらってテーブルに戻ってくると、サプライズでやって来た友達カップルがちょうど登場。
びっくりしたところで、ご飯が始まりました。

まずはメゼと言われる前菜。
e0114020_6525459.jpg
暗い写真をちょっと加工してみたので不思議な色になっちゃいましたが、前菜はフムス(ひよこ豆のペースト)、ナスのペーストと平べったいパン、中東のハーブを使ったサラダ、それに春巻き風な揚げ物を何種類か。

どれもとても美味しかったのですが、特に何とも言えないスモーキーな香りのするナスのペーストが気に入りました♪
サプライズで来てくれた友達は、女の子の方がレバノンのお隣り、シリアの出身。
その彼女の「これはほんとに地元で食べるような正統派の味!」というお墨付きもあったくらいです。

後でおじさん(「オーナーシェフ」というより「おじさん」と親しく呼びたい感じなのです)に聞いてみると、ナスは最初に火で焼いて作るそうで、それでスモーキーな香りがするんですね。
手間がかかる昔ながらの方法で作った味は、東洋人の私にも懐かしいように感じられました。

このオーナーおじさん、とても良い人で、オーダーする時に、「今日、誕生日なんでしょ。だったらラム食べてみてよ。ボクのラムはおいしいよ。絶対おすすめなんだけど!」と勧めてくれました。
ところが私はラムは(ほぼ大丈夫なんだけど)たまーに匂いが気になって食べられないことがあるのです。
それをよく知っている友達が「じゃあ、私がラムにするからシェアしましょ」とさりげなくフォローしてくれて助かった(笑)!
e0114020_17185988.jpg
結局私がオーダーしたのはサーモン(と、付け合わせのご飯)。
レバノンで鮭が獲れるかどうかは謎ですが、この日はどうしてもお魚な気分だったのです。
友達がオーダーしてくれたラムも、インディーのチキンも味見させてもらいましたが、どちらも美味しかった!
サーモンも美味しかったんだけど、スパイスとの相性などを考えると、中東料理はやっぱりお肉がアタリかもしれません(笑)。

ちなみにデザートメニューはなくて、お料理が終わると自動的に中東のデザートが出てきました。
上の写真の右上のペイストリーは一口サイズですが、コンデンスミルクのような濃厚な味がしてなかなか甘いので、小さくて十分(笑)。
でもお肉やガーリックを食べた後に少しこれを食べると口の中がさっぱりする気がして、お茶がすすみ、やはりお料理に合っているのかなーと思います。

右下は個別の袋に入ったヌガーのようなもの。
ローズウォーターを使っているので慣れないと甘い香りにびっくりしますが、これも食後にひとくち食べるのは美味しい。
帰る時、おじさんはこれを私に「ハッピーバースデー」と言いながら、3、4個がばっと手渡してくれました(笑)。

このお店、レストランなのにオープンキッチンという不思議なつくり。
まるで喫茶店のように、テーブルのすぐ横にキッチンがあって、そこで肉や魚をグリルしていました。
e0114020_17215375.jpg
おかげで、家に着いた時には焼き肉屋さんから帰った時のような匂いが(笑)!
まあ、これも「正統派」レバノン料理の醍醐味ということにしておきましょう。
奥様らしきアジア人の女性と2人ですべてやっているので、全体に本当に家庭的な雰囲気でした。

シリア人の友達がおじさんと知らない言葉でおしゃべりしていたのもびっくりでした。
二つの国はとても近いので、言葉も方言程度の違いなんですって。
世界には、島国日本では考えられないことがいろいろあって、おもしろいですね!

小さなお店ですが、なかなか人気のようで、あまり便利な場所でもないのに月曜の夜から結構人が入っていました。
他のテーブルを見ていると、前菜をたっぷり注文して終わりにしている人も多くて、ツウな方が集まっているように思えます。
(前菜が特においしいので、この方法、おすすめです!)

お料理の合間にテーブルを回って、お客さんとしゃべりこんでいたおじさんによれば、「もう20年ぐらいやってて、何度か店をたたもうと思ったんだけど、お客さんが辞めさせてくれないんだよ」とのこと。
常連さんに愛されているお店というのはなんとなく納得。
こういう個性の強いお店、好きな人は大好きですよね。

そういう私たちも、この親戚のおじさんの家のような家庭的な雰囲気がすっかり好きになりました。
あまりのユニークさに最初は驚きましたが、素朴な味とおしゃべり好きなおじさんが恋しくなったら、また行っちゃう思います。
本物の火が入った暖炉のそばで、お茶でも飲みながら飾られた小物を眺めたり、おじさんとおしゃべりしたりしているうちに、あなたもこのお店のトリコになるかも!?
e0114020_1733531.jpg


Mes Amis(レバノン料理)
1 Rainville Rd, London
W6 9HA
電話:020 7385 5155
19.30-22.30pmのみ営業、日曜定休

Timeoutで紹介されている記事はこちら
最寄りの地下鉄駅はHammersmith駅、テムズ川沿いにあって、有名なRiver Cafeのすぐ近くです。


******************
ブログランキングに参加しています。
変わったお店だねぇ!と思ってくださった方、下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!
応援どうもありがとうございます♪

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
トラックバックURL : http://smileinuk.exblog.jp/tb/21834606
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by londonsmile | 2014-03-30 02:28 | ロンドンすてきなお店、おいしいお店 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


by londonsmile