セビリアオレンジでマーマレードの季節です

冬の果物代表といえばミカン!
こたつに入ってミカンを食べるのは、日本の冬の風物詩といってもいいかもしれません。
(実際にはこたつ自体が減っているのかもしれませんねー・笑)

そんなミカンの親戚に、スペイン産のセビリアオレンジというのがあり、1月、2月が旬なんです。
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これまでは日本のようにネットに入ったものしか見たことがなかったのですが、今年初めてスーパーでも箱入り(12個入り)を見つけました。
大きさはいわゆるオレンジより小さめで、日本のミカンと同じくらいの大きさです。

このセビリアオレンジ、そのまま食べると苦かったり、酸っぱかったりするそうですが、マーマレードを作るにはとても良くて、イギリスでママレードといえば、というほど、よく使われています。
産地のスペインではあまり消費されず、ほとんどイギリスに輸出されてしまうと聞いたことがあり、イギリスでは本当に人気の食材。
この箱にも「マーマレードに最適、チャツネ(お酢を加えて作る調味料のようなもの)や、鴨のソースにも!」と書いてありました。

この季節のマーマレード作りはとても人気のようで、新聞やニュースなど、あちこちでこの話題が取り上げられています。
知り合いの90代のおばあさんも、つい数年前まで毎年100瓶以上も作って、近所のお祭りで売っていました。
手作りで添加物が入っていないし、市販品よりずっと安いので、飛ぶように売れたそうです。
今でも作れるけれど、重いお鍋を動かすのが危なくなってきたのでやめちゃったそうで(おばあさんは一人暮らしで、なんでも一人でやっているんです)、ご近所の人達はとても残念がっていると他の人に聞きました。

わが家でも毎年この時期になるとセビリアオレンジでママレードを作っています、インディーが!
休日の午後に、小さなフラットがオレンジを煮る香りでいっぱいになってくると、子供の頃おばあちゃんが煮豆やおしるこを作ってくれた時のことをなんとなく思い出します。
全然違う香りですが、なんとなくコトコトと火にかかっている感じが似てるから。

ほんの少し作っても上手く固まらないそうで、マーマレードを作る時は大きなお鍋で。
わが家の小さなキッチンにも年に数回しか登場しない魔女の鍋のようなものが収納されています。
たっぷり煮た後に瓶の中で寝かせて固まるのを待つのですが、使うミカンによって固まり具合は違うそう。
どうしても固まってくれない時にはペクチンを混ぜて煮直すそうで、キッチンの棚にペクチンを見つけた時にはちょっとびっくり。
ペクチンって売っているんだなー、と初めて知りました(笑)。

今年もすでに一度作ったので、お味見させてもらいました。
今のところ思ったほどは固まっていなくて、少しゆるめだそう。
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マーマレードというよりは、コンフィチュールという感じでしょうか。
でも苦みがあって爽やかな味わいは、やっぱり好き。
シングルモルトウィスキーを入れるのがインディー流で、ちょっと大人の味になっています。

私にとってはイチゴジャムとマーマレードがジャム系の王様で、どちらもほぼ同じ位置にいるのですが、イギリスではマーマレードは朝食のものなんですって。
あのフレッシュな味わいが朝に向いているのでしょうか。
朝の食卓にイチゴジャムが出て来ることはあっても、午後にマーマレードが登場することはあまりありません。

そんなわけで、朝ご飯が楽しみな今日この頃です。
私はおやつにも食べちゃうけどねー。ふふふ。
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by londonsmile | 2014-01-20 00:59 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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