郵便局の意外な気遣い

今朝、郵便局からの配達の中に、こんなビニールの袋に包まれたものがありました。
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印刷された文面を見ると、
「あなた宛の郵便物をお預かり中、こちらの落ち度で損傷を与えてしまいました。
大変申し訳ございません。
ご意見、ご希望のある方は、こちらまでご連絡くだされば調査いたします」
と、とても丁寧な言葉で書かれていました。

どんな「損傷」なのかを思って開けてみると、お友達が送ってくれた誕生日カードの外観は特に問題なし(かわいいカードでしょ♪)。
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強いていえば、封筒のノリがとれて開封しちゃっていたぐらいでした。
長くイギリスに住んでいると、「ちょっと凹凸のあるカードだから、何か良いものが入っているかと思って誰かが開けちゃったのか!?」と疑ったりするものの、封筒が開いちゃうことぐらいは自然にありそうだし、こんなに丁寧に謝ってくれたから、今回はそれはおいといて。
それより、こんなことぐらいで特別扱いにしてくれた丁寧さにびっくり。

イギリスの郵便事情は意外と良くなくて、郵便物が届かないことがよくあり、私にも何度か悲しい経験があります。
そういう時って、問い合わせの電話をしてもラチがあかなかったり、マネージャーはいつも「会議中」で電話に出られなかったり、と、かなりストレスのたまる状況に。
特にサービスの良い日本から来た私たちにとってはショックですらあり、よく在英の日本人の間で郵便のことが話題に上ります。

それなのに今回のこの丁寧さ!
なんだかそのギャップがおかしいと同時に、留学生時代のことを思い出しました。

下宿先の奥さんが、もう出て行った人宛の郵便物に手書きで「こちらに引っ越し」と新住所を書いて投函しているのを見たので聞いてみたら、そのまま無料で転送してくれるというので驚いたのです。
日本だったら、一度配達されてしまったら、たぶんまた料金を払わないとだめですよね?違う?

とにかくその時の私には、イギリスの郵便システムが親切で寛大に思えたのでした。
それなのにその後、引っ越してきてみたら、おや?変なことになっている!
民営化されてからサービスが悪くなったという話も聞いたのですが、どうなんでしょう。
(ちなみに現在イギリスでは、引っ越し時の個人の転送サービスは有料ですが、会社などからの郵便物は受取人不明だと送り主に無料で戻すことができます)

今回は実質的に何の損害もなかったのでこんなのんきにしていられるんだとは思いますが、とりあえず普段は圧倒的に評判の良くない郵便局からのこんな気遣いが嬉しく思えた1日の始まりでした♪


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Commented by yukiko at 2013-03-21 20:26 x
こんにちは。
私も郵便には色々と思い出があります!!
幸運なことに、途中で無くなった、届かなかったという経験はないのですが、
日本から送ってもらった荷物が関税にひっかかって、
1万円以上払ったり(涙)、大事な書類を送ってもらったときに、国際書留にしたのに、普通にポストに投函されていたり(笑)
結果、すべて手元に届いたからよかったんですけどね(^^)

あとは何となく、Royal mailって名前がステキで好きでした(笑)
切手もオシャレなものが多くって。
郵便局にカードとかたくさん売っていたので、好きな空間でした♪
Commented by oliva16 at 2013-03-21 21:04
本当に素敵なカードですね。
さて、たしか日本も、旧住所に届いた郵便物にはそのまま転居先を書いて再度投函したら、届けてくれたはず、と思います。
私には、下宿先の奥様の親切さが印象的ですね。日本だと引っ越す前に「転送依頼」(というのか名称は忘れましたが)を郵便局に届け出ておけば、旧住所に来た郵便物を1年間は無料で転送してくれますが、イギリスにはそういう制度はないのでしょうか?
郵便と言えば、最初からあまり信用していなかったイタリアの郵便が、思ったよりちゃんと届くことに驚いた覚えがあります!(^^)!
Commented by londonsmile at 2013-03-22 08:35
*yukikoさん*
こんにちは。
yukikoさんもいろいろ経験されましたか!無くなったことがないというのはすごいですね。みなさん一度ぐらいはそういう経験されているような。
かくいう私も、実は関税にひっかかったことがないんです(笑)。あれは困るみたいですよねー。送り返すのもナンだし、関税は高いし!
日本から来ると、違いにびっくりすることが多いですよね。

確かにRoyal Mailって、優雅な響きですてきかも。考えてみたことありませんでした!いいですね♪
郵便局もいろいろなところがあるけれど、yukikoさんがいらしてた所はきっといい所だったんですね。
私も切手好きなので、郵便局、大好きです♪
Commented by londonsmile at 2013-03-22 08:40
*oliva16さん*
あっ、そうでしたか!日本でも転送してくれるんですねー。その時も今も知りませんでした!
確かに下宿先の奥さん、お仕事とはいえ、親切ですよね。
転送の依頼はこちらでもできますが、一昨年に引っ越した時にお願いしたら有料でした(6ヶ月で50ポンドだったかな。結構なお値段ですよねー)。
ラッキーなことに、前の家に住んでいる人がとっても親切で、その後も自主的に転送してくださるので、本当に助かっています。
イタリアに住んでいる友達に聞いたのですが、イタリアも怪しいらしいですよね。でもoliva16さんは良いご経験が多かったみたいで何よりです。今回、これを書くためにちょっと調べていたら、郵便制度を最初にととのえたのはイギリスだけど、郵便を最初に始めたのはイタリアだそうですよ。手紙ってどこかロマンチックで、イタリアに合ってるのかしら。ふふ
Commented by oliva16 at 2013-03-22 13:21
そうそう、ヴェローナではボランティアが、ジュリエット宛に世界から届く手紙に返事を書いているんだそうですね。恋の相談がたくさん来るらしいです。
Commented by londonsmile at 2013-03-22 17:07
*oliva16さん*
そうなんですねー!おもしろ〜い♪サンタクロースみたいですね!
ちなみにその場合、何語で手紙が来て、何語で返してるんでしょうね?シェークスピアが書いた英語?それともイタリアだからイタリア語(笑)?興味深い話を教えてくださって、ありがとうございます。
Commented by oliva16 at 2013-03-22 19:45
ジュリエットの手紙が題材の、たしか映画もありました……と思い、探したら
↓これです。
http://www.juliet-movie.jp/
様々な言語に対応しているみたいですね!

Commented by londonsmile at 2013-03-23 09:49
*oliva16さん*
わあ!ありがとうございます!重し粗そうな映画ですねー。DVDで探してみようと思います。こういうお話、大好きです!
ジュリエットの秘書達、っていうネーミングもいいですね。こういうことを真面目な顔でやっている大人達がいるヨーロッパって、やっぱり魅力的だなと思います。
Commented by oliva16 at 2013-03-23 11:06
一つ間違えてました。
先のコメントで「旧住所に来た手紙を一年間無料で転送してくれる」と書きましたが、あらかじめ登録しておけば、郵便局の方で配達前に仕分けして最初から新住所に送ってくれる、です。
Commented by londonsmile at 2013-03-25 00:23
*oliva16さん*
見過ごしちゃってて、お返事遅くなってごめんなさい!
ご丁寧にありがとうございます。日本は無料ですよねー。こちらは有料でした。それでも間違えてたりするので、やっぱり日本のサービスってすごいなあと思います♪
by londonsmile | 2013-03-20 19:35 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(10)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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