『自負と偏見』出版200年記念の日
2013年 01月 28日
今日は、チェルトナムの町が保養地として栄えた19世紀初めに書かれたジェーン・オースティンの『自負と偏見』が出版された200周年の記念日だそうです♪
この写真は、そのジェーン・オースティン記念館で撮ったもの。
ここは彼女が晩年を過ごした家で、実際に彼女が身につけていたものや、作品を書く時に使っていた机などを見ることができます。
その時のブログの記事はこちらをどうぞ♪
この『自負と偏見』という本、日本語のタイトルは固く聞こえてしまいますが、『Pride and Prejudice』と英語で言った方が聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
1995年に作られたBBC制作のドラマでは、王子様役のミスター・ダーシーをコリン・ファースが演じ、彼はこれで一気に大人気になりました。
私もこれをたまたま日本で見て、それまで大好きだったヒュー・グラントを捨てて彼に夢中になったのでした(笑)。
キーラ・ナイトレイの主演で映画にもなったし、これまた映画になった『ブリジッド・ジョーンズの日記』は、この小説をおおもとに書かれているので、ブリジットが最後に結ばれる男性の名前もミスター・ダーシーだし、その役をコリン・ファースが演じています。
今日の出版記念日に寄せて、いろいろな取材がされており、大ファンの私は大興奮してしまったので、ついブログにも書くことにしちゃいました。
BBCニュースの「200周年」という記事→こちら
BBCラジオでは作家のPDジェイムズが、『自負と偏見』の魅力を「女性が誰も夢見るハッピーエンドの夢物語をベースに、エレガントな文章で人間観察が深く表現されていて、『あらゆる面においてパーフェクト』だから今も読み継がれている」と語っています。→こちら(7分9秒)
こちらのビデオではジェーン・オースティン狂という作家の女性がこれまでに『自負と偏見』のキャラクターをもとに書いた作品の数々を紹介しています→こちら(1分57秒)
どれも英語ですが、92歳のPDジェイムズおばさまの英語、とても美しくて聞き取りやすいので、ぜひ聞いてみてくださいね。
ラジオとビデオの方は、地域の関係上、英国以外の方はご覧になれないかもしれません。
見られなかったらごめんなさい!
ジェーン・オースティンは、19世紀の初めにチェルトナムやバースの保養地に行ったりして豪華に遊ぶリッチな上流階級の人たちよりも少し下に属していたそうです。
上流階級との交流はあったものの、わりと質素に生活していた彼女は、そういう人たちを冷静な目で観察しつつ、シンデレラ物語を夢見ていたようだと言われています。
ともあれ、200年たっても大人気の『自負と偏見』、もしまだご覧になっていなかったらまずは入りやすい映画やドラマからぜひ♪
彼女が描く華やかなリージェンシー時代には、女性の気持ちをくすぐる何かがあるようで、世界中にジェーン・オースティンを愛する人(80%が女性・笑)がいて、定期的に集まって本を読んだり、あの時代の衣装を着てダンスパーティーをしたりしているそうです。
一度ドラマを見てしまったら、あなたもそんなオースティン・ファンになってしまうかもしれません!
タイムリーな話題だったので、今日は予定を変更しましたが、次回はチェルトナム旅行の最終回を掲載します。
マニアックなお話におつきあいいただいて、ありがとうございました♪
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応援、どうもありがとうございます♪
ジェーンオースティン、聞いたことあります、自負と偏見、聞いたことあります、ブリジットジョーンズの日記、見ました、好きな映画の一つです!!
程度の知識の私、ロンスマさんの記事を見て、読んで(観て)みようと思いました(*^^*)
早速ありがとうございます♪ジェーン・オースティン、聞いたことありましたか?そうそう、ブリジッド・ジョーンズの日記もあれに基づいているんですよ〜。私もブリジッドの方も大好きです。
小説自体はちょっと読みにくいので、映画やドラマから入るのがおすすめです。気に入ってくださると嬉しいな。一緒に華やかな時代を夢見ましょう(笑)♪
これからもちょくちょく寄らせていただきます。
今年はTube 150周年といい、なんかおめでたい年ですね。
私もコリン・ファースの大ファンなんですが、キーラ・ナイトレイの時のMr Darcy役のMatthew Macfadyenにもはまり、DVD買ってしまいました(笑)
先日テレビでSense and Sensibilityも見て、うっとり♪
やっぱりジェーンオースティンですよね!
はじめまして!コメントありがとうございます。
タイトルで見に来てくださったなんて、ありがとうございます!とっても嬉しいです。
くみこさんもジェーン・オースティン、お好きなんですね!いいですよね〜♪そうそう、このタイトル、「自負」と「高慢」と「プライド」のパターンがありますよね。文学者の間でもいろいろ言われているそうです。コリン・ファース版、じゃなくてBBC版のDVDもお持ちで嬉しいな〜♪映画よりもエピソードが長く紹介されて、やっぱりあれ、いいですよね!
またぜひいらしてくださいね。ジェーン・オースティンのお話もまたしましょう♪
あはは、ばれましたか!書くつもりではなかったんですが、今朝ニュースを見ていて、衝動的にやっぱり書くことにしました(笑)。だって好きなんですもの・・・。Tube150周年っていうのも気になっているのです。長い歴史ですよね。
智子さんもコリン・ファースがお好きだったとは!ライバル(笑)!?実は私はキーラ・ナイトレイの映画は観ていないのですが(彼女があんまり得意じゃないのデス)、そんなに相手役がすてきなら、やっぱり観てみようかなー。
Sense and Sensibilityもいいですよね!!私は断然エマ・トンプソン演じる姉タイプなんですが、初々しいケイト・ウィンスレットの妹もやっぱり好きです。あれはヒュー・グラントも良かったけど、アラン・リックマンの大佐にしびれました!あ、この話もブログに書かないと〜(笑)。
Mr.Darcyといえばコリン・ファースですよね。でも最初に観たのはキーラ・ナイトレイの「プライドと偏見」でした。キーラも好きですが映像がものすごく美しく、感動してしまいました。その話を当時の英会話の先生(イギリス人男性)に話したところ、BBCドラマを勧めてくれました。そこですっかりオースティンとコリン・ファースのファンに。オースティンの映画はいろいろ観てます。
バースのオースティン・センターにも行き、I ♡ Mr.Darcyのトートバッグも買ってきました。どこで使うんだろう(笑)。
またブログ覗かせていただきます。イギリスライフ羨ましすぎます。
はじめまして!Twitterを見てくださったんですね!ありがとうございます。そしてジェーン・オースティンがお好きとのこと。ますます嬉しいです♪
私が最初に見たのはコリン・ファースだったので、もう私にとってはミスター・ダーシーは彼しかいないのですが、最初に見たもののインパクトって大きいですよね。私はキーラ・ナイトレイの映画は見ていないのですが、お友達の話では、そちらのミスター・ダーシーもなかなかすてきだとか。
BBCのドラマを紹介するなんて、さすがイギリス人の先生。コリン・ファースに出会えて、おめでとうございます(笑)!
バースのオースティン・センターにもいらしたんですねー!私はトートバッグは買わなかったのですが、コリン・ファースのミスター・ダーシーのキーホルダーを買いました(笑)。「鍵を忘れたらどうなるか?」という記事をご覧ください!→http://smileinuk.exblog.jp/19421855/
ぜひまた遊びにいらしてくださいね。もっとオースティン・トークしたいです♪
「高慢と偏見」ちくま文庫の中野康司訳を毎晩寝る前に読んでいます。なんと「高慢と偏見」の少女漫画も持ってますよ〜。もはやマニアです。原書も読んでます。
元々イギリス映画も好きでした。エマ・トンプソンの「いつか晴れた日に」ではアラン・リックマンが素敵でしたよね。
「ジェイン・オースティンの読書会」や「ビカミング・ジェーン」も面白かったです。
コリン・ファースは「Love Actually」が大好きなんですが、最近観たもので言うと「裏切りのサーカス」も良かったです。
こちらこそ、またありがとうございます!わー、naomicoさんもかなりのフリークでいらっしゃいますね〜♪うふふ、とっても嬉しいです。それにしても原書も読んで、訳本も毎晩読んでいらっしゃるとは、すごい!少女漫画版は知りませんでしたー!調べてみます。
私ももともとハリウッド系の映画が苦手で、イギリス映画が好きでした。「いつか晴れた日に」のアラン・リックマン、すごーくよかったですよね。一度ロンドンで彼を見かけた時、大興奮しちゃいました!さりげなく近寄って行ったら、やはりあのベルベットボイスで話していて、しびれましたよ〜♪「・・・読書会」は見ていないんですが、「ビカミング・・・」のアン・ハサウェイ、かわいかったですよね。オースティンはあんまり美人じゃないという雰囲気なのがちょっと不満だったので嬉しかったです(笑)。
コリン・ファースは私も「Love Actually」が好きです!「裏切り・・・」は見ていないのですが、最近見た「スプリングガーデンの恋人」というのは、どうして出ちゃったかなーという映画でしたが、彼自身はかっこよかったです(笑)。
こんにちは!『自負と偏見』、読もうと思っていらしたんですね!おもしろいですよ〜。映画などはご覧になったこと、ありますか?本はまた違う魅力があって良いなーと思います。
気になっていることがちょうど話題になることって、ありますよね。そういう時こそ「今だ!」と思って、私も実行するようにしています。oliva16さんも『自負と偏見』、気に入ってくださるといいなあ。