リスボンの旅 その7〜トラムがゆく坂道
2012年 04月 07日
坂道の多い街にレトロな車両がとても似合ってましたよ。
リスボンは本当に坂や階段の多い街。
特に住宅街は道幅も狭く、両側に4、5階建ての建物がずらっと建って、趣のある町並みです。
道が狭いから、写真は撮りにくいのです、ちょっと見づらい写真で失礼!
中には1本の急な坂を上ったり下ったりするだけ、というトラムも。
乗っているのはほんの4、5分ほどで、なんだかほのぼのした雰囲気でした。
前にも書きましたが、リスボンの石畳は石の質なのか古いからなのか、表面がツルツルで、夜は光を反射してきれいなのですが、滑りやすくもあるんです。
実は私も一度、坂道ですってんと転びました!
人前で転んだのなんて、何十年ぶり(笑)。
でも他に転んでいてる人は一人も見なかったので、気をつけていれば大丈夫だと思います。
そして石畳の坂道を歩き回っていると、本気で筋肉痛になっちゃうほど足に来ます(ホントですよ!)。
インディーとトレッキング旅行ばかりしていた私ですが、途中で「せっかくヨーロッパに来たのに、ある意味ヒマラヤの山よりきついかも!(山に行く時はちゃんとした靴を履いてるし)」と本気で思っちゃいました(笑)。
歩き疲れるだけでなく、石畳からの衝撃を受けやすいということもあるので、ぺたんこ過ぎる靴も考えもの(私は皮のぺたんこ靴でした・汗)。
学校の先生みたいなことを言うようですが、やっぱり履きなれた運動靴のようなものがおすすめです。
ヒールの靴は、ディナーや夜遊びの時のためにとっておきましょう♪
気になるトラムですが、見た目もレトロな雰囲気だけど、乗ってみるとこれまたレトロ。
中はほとんど木製で、かわいい♪
サン・ジョルジョ城や大きなカテドラルがあって観光地にもなっているアルファマ地区は特に狭い坂道が多く、迷路のように古い町並みの住宅地が広がっています。
トラム28番も丘の上まで行っているのですが、歩いて回ると、お家の中がのぞけたり(あったかいので窓やドアが開放的!笑)、細い路地にあるバルや食堂を通り過ぎたり、立ち話している人に出会ったり、リスボンの人達ののんびりした暮らしぶりをのぞくことができてオススメ♪
いいなあ。
こういうのんびりした感じがポルトガルのイメージだったし、実際にそうだったので嬉しかったです。
前からうすうす感じていたんですが、洗濯物の写真を撮るのが好きらしい自分にも気づいた旅でした(笑)。
次回はいよいよ最終回。
かわいかったホテルとおみやげのお話を。
リスボン二泊三日の女子旅行最終日、イギリスへ戻るフライトが夜だったため朝食を済ませチェックアウトして、リスボン観光にでかけました。ホテルそばのアベニダ・ダ・リベラデ通りのタイル。先月リスボン旅行したロンスマちゃんのブログで旅行前にいろいろ予習させてもらったのですが、そのひとつがリスボンのタイルが滑りやすいということ! 雨が降っているわけでもないのに、表面がピカピカしているせいか妙に滑るんです。ロンスマちゃんの助言をきいてフラットの歩きやすい靴を履いていかなかったら確実に何回か転んでいたと思います...... more