愛すべき歌の祭典、ユーロビジョン

土曜日の夜、ドイツのデュッセルドルフで「ユーロビジョン・ソングコンテスト」が行われ、ヨーロッパ各地でテレビ中継されました。
これは毎年行われている歌のコンテストで、ヨーロッパ各国、それぞれの国で投票で選ばれた歌手が国を代表して参加し、その日の視聴者の投票で最終的にヨーロッパ一を決めるというもの。
日本の紅白歌合戦を思わせるようなちょっとハデめな衣装やパフォーマンスが多く、たまにハデというより奇抜な不思議なものもあったりして、恐いもの見たさもあって(!)ついつい見てしまいます。
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(これもちょっと変わったパフォーマンス。
天使風の衣装で歌う女性の後ろにある絵は、舞台上で砂を使って描き、それを後ろのスクリーンに大写しにしているのです。
歌の途中で絵がどんどん変わるので、歌より気になるー!笑)



昨年の優勝者がドイツの歌手だったので、今年はドイツで開催されたそう。
その仕組み、今年初めて知りました。
ヨーロッパ中から応援に何万人という人が駆けつけるので(今年の会場は3万5千人収容だそう)、優勝した国は観光客も見込めて、経済効果もあるんだとか。

当日舞台に上がったのは、全43カ国の中から最終選考に残った25組。
ヨーロッパと一口に言っても、イスラエルやトルコも入っていて、ちょっと中東風なパフォーマンスも見られることもあるし、中にはアゼルバイジャンとかモルドバなんていうあまり馴染みのない名前もあって勉強になります(汗)。

それぞれの歌の前に、ちょこっと国や歌手を紹介するのですが、ミニチュアセットのようなものを使っているのがとてもかわいらしくて、メルヘンチックに旅行している気分になれました。
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私が見た感じでは、お祭り気分が優先しているコンテストなので、歌がうまいとか曲がいいとかいうのは二の次で、楽しい、あるいは美しいパフォーマンスが喜ばれているような気がします。
かといって、そういうパフォーマンスをした歌手が優勝するわけでもないので、ヨーロッパの視聴者の基準はまだまだ私にはワカリマセン(笑)。

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こちらは昨年優勝した地元ドイツの女性歌手。
銀色の全身タイツの女性が背景に大写しにされたりして、モッダーンな演出でした。
正直、全身タイツの踊りの方が気になって、歌はあんまり聴いてません(笑)。

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このスペイン代表、音楽にうるさいインディーは「ひどい音楽!」と酷評してましたが、私は楽しそうに歌って踊っている感じが好きでした。
女の子もかわいかったし♪

余談ですが、テレビを見ていて、日本の女の子って細いんだなーとつくづく実感しました。
この日出演した女性達、実際に見たら細いのでしょうが、骨格が違うせいもあってか、みなさんテレビに映るとなかなか立派な体格。
それでも気にせず楽しそうに歌って踊っていて、健康的でいいな♪と思います(←自分に言い聞かせてます)。

このコンテスト、全部の演奏は見ていないのですが、今回は流行をおってか、R&B風に、例えばビヨンセがバラードを歌うような感じでしっとり歌い上げる女性が全体に多かったような気がします。

が、私が見た中でいちばん「ユーロビジョンらしい」パフォーマンスだったのは、このモルドバ共和国代表!


ホームページに載っているミュージックビデオを見る限りでは、もともとはロックバンドのようですが、どうです、このとんがり帽子を被った楽しそうな様子!
音楽的にも東欧風な感じが出ていて、私の中では「ユーロビジョンで賞」。

こういうパフォーマンス、ちょっとバカバカしいなーと思いつつも、これを見て、ああ、今年もユーロビジョンの季節が来た、と感じるという意味では、やはり日本の紅白歌合戦のようなものかなと思います。
歌より衣装や演出が気になっちゃうのもまさに同じ!

わがイギリスはボーイバンドのブルー(日本のSMAPみたいな感じ?笑)が出演して、わりと真面目にカッコいい演奏をしたのですが、優勝ならず。
イギリスって音楽では先端を行っている気がするけれど、このユーロビジョンではもう長い間優勝していないそうです。
やはりユーロビジョンならではの基準があるんでしょうね。

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こちらは去年イギリスのX Factorというオーディション番組でかなり話題になっていたこの双子くん。
イギリス人だとばかり思っていたら、アイルランド代表として出てました!(写真はBBCのサイトから拝借)

見事優勝したのは、男女がしっとり見つめ合って歌っていたアゼルバイジャン代表。

ふ〜ん、こういうのが「ヨーロッパ的」なのね。
遠いアジアの国から来た私には、まだまだわかりません(笑)。

イギリスでは国営放送のBBCで放映されていたのですが、これから7日間だけこちらで放送を見ることができます。
イギリス国内だけのサービスかもしれません。国外の方、見られなかったらごめんなさい!
ご覧になる方、3時間半の長丁場です(笑)。お楽しみください♪

ちなみに熱心なユーロビジョン・ファンは、予選の時からハラハラしながら成り行きを見守るそうです。
最終日の当日になって「あっ、今日なのね」と気づく私はまだまだ初心者!
来年は予選から見てみたら、もっと気分が盛り上がるかしら(インディーは嫌がりそうだけど!)
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Commented by ひしゃな at 2011-05-16 17:06 x
あっははーー♪

ロンスマちゃんも見てたかー。笑

うちの旦那はモルドバこそがこのコンテストの勝者だと申しておりました。
娘(大先生)はスペインのハーフのお友達の為にも
スペインを応援。あの耳に残りやすいフレーズを踊りながら熱演。

・・・アイスランドの背景を知った私はおじちゃんバンドを応援してました。

今年も面白かったね。 笑
Commented by Saori at 2011-05-16 17:20 x
私も毎年楽しみに見てる観客の1人です^^
確か以前はNHKの衛星放送で見られたんだけど、今年はどうかな?
イングランドはね~なかなか勝てないんだよね~
もちろん歌が受けるか受けないか、ってのもあるんだけど、ソ連崩壊後ロシアの周りの国が独立して参加するようになってから、近隣諸国の同士達にポイントを、っていう政治的な動きが多くなってしまって、純粋に音楽の競争ではなくなってしまったんだって。
だから今年は思いがけずロシア勢(が優勝はしたけれど)以外にイタリアが2位に入ったり、1位が跳びぬけて票を集めたりしなかったので、すごく意外な展開になった、って驚いてたよ。
Blue良かったけど(少なくとも去年の最下位脱出はめでたい、笑)やっぱり我が家はJedwardを応援してました!(笑)
歌はうーん、、、だけどパフォーマーとしてはかなり面白かったよね。
あ、あとロンスマちゃんお勧めのモルドバ見てたら東京スカパラダイスオーケストラ思い出しちゃった^^
Commented by londonsmile at 2011-05-17 07:56
*ひしゃなちゃん*
わーい、ひしゃなちゃんも見てたのね♪
そうだよー、モルドバ、すごくユーロビジョンっぽかったよね!
ダンナさま、正解!
大先生と同じスペイン代表を応援してて光栄です(笑)。
そうそう、覚えやすい感じの曲だった!
ほんと、ユーロビジョンっておもしろいよね。
家族で楽しめる感じも、なんとなく紅白っぽいなーと思ってマス。
Commented by londonsmile at 2011-05-17 08:01
*Saoriちゃん*
Saoriちゃんも毎年見てるのねー。
日本でも見られたんだ、知らなかった!
クラシックの時代はともかく、今は音楽といえば、ヨーロッパではダントツでイギリスだと思うけど、そういう理由があって勝てないんだね。
イギリスでは、ユーロビジョンに出る=仕事を選んでない、ということだって夫は言うんだけど(汗)。
それはやっぱりSaori家はアイルランドの応援だよねー。
私はただ傍観してたので、かなり楽しめたよ。
モルドバ最高!こういうのを見たくてユーロビジョンを見てるのだ。
確かにスカパラ、似てるかも♪モルドバの踊り、なんとなくあか抜けない感じがしなくもないけど・・・(汗)。
Commented by きなこ at 2011-05-17 22:14 x
お久しぶりです~♪
ユーロビジョン・・・。
いまだに楽しめない私です(^^ゞ
どうしても途中でギブアップ。
「あの微妙~な感じがいいんだよ~」とか、
「予選から見るとおもしろいよ」とか言われるんですが、
いつも、「あ、なんかやってる。あ~、ユーロビジョンか」という状態で、
気がついたらしばらく見ているんだけど、ギブアップ(>_<)
スウェーデンなんて、国内予選はいつも最高の視聴率を誇るらしいんですが、
まだまだ修行が足りませんぬ~~~(^^ゞ
Commented by londonsmile at 2011-05-19 05:55
*きなこさん*
こんにちは〜♪コメントありがとうございます。
ユーロビジョン、楽しめませんかー(笑)。
でも実はそれもちょっとわかるんです。私も前はぜーんぜん興味が持てなかったので。
ある時、あんまりへんてこな格好をした人達が歌っていたので笑っちゃって、それ以来、楽しめるようになりました。
コツは真剣に見ないことかな(笑)。
あー、やってる、やってる、ぐらいの気持ちで見てればいいんじゃないでしょうか。
本文には紅白歌合戦みたいと書いたけれど、もっと好みが表れるという意味では、27時間テレビに近いかも!?
ほどほどのおつきあいを〜♪
by londonsmile | 2011-05-15 23:33 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(6)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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