里帰り 2011 イギリス人と一緒に日本で食べたもの
2011年 02月 28日
インディーはわりと和食好きな方だとは思うのですが、やはりお腹は基本的にイギリス式に出来ているので、お腹に入れる食べ物の感覚が微妙に違います。
そして今回は初来日のペイジと一緒だったこともあるので、2人がいる間は、ご飯を食べるお店も厳選する必要がありました(笑)。
ペイジはご飯は大好き♪と言うんですが、インディーはお米のご飯が苦手(味は好きなのに体に合わないらしいデス)。
そうなると基本的に和食のお店は難しく、以外と簡単と思われるスパゲティーも、好き嫌いのあるペイジのために、入っている食材をよくチェックしないといけなかったりして大騒ぎ(笑)。
今回初めて気づきましたが、日本のパスタってシーフード系が豊富ですね!
イカとか、エビとか、タラコとか。
ミートソースにもナスが入っていたりして、ナスが好きじゃないというペイジには不向きなものが多かったです(こちらのミートソースはかなり肉率が高いです・笑)。
ということで一番楽だったチョイスは、結局ファミリーレストランでした。
たくさんのメニューの中から、ハンバーグとかポテトフライをチョイスできるし、私もそれなりに何か選べるし(笑)。
そしてシメにはデザート!
ペイジは私が前に(ケーキミックスで・笑)作った日本風なふわふわのイチゴのケーキを気に入ってくれてたようで、日本でそれを見て大興奮!
日本にいる間、毎日のように食べていました(ペイジのママ、ごめん!でもお腹空かせちゃうよりいいでしょ?)。
私もイチゴショートは大好物なので、人が食べてると食べたくなり・・・ふっふっふ、2人でずいぶん食べました。
他にもパフェが気に入ったご様子で、「食べる前」と「食べ終わった後」の写真を撮ったりして大はしゃぎ。
こんな風に嬉しそうにしていると、やっぱり好きなものを食べさせてあげたいなーと思っちゃいますよね。
インディーはというと、ふわふわなケーキは「食べた気がしない」そうで、やっぱり「ずっしり重い」イギリス風ケーキ派(笑)。
ずっしり重いというのは想像つきにくいかもしれませんが、日本で言うとパウンドケーキのようなものかな。
いや、それをもうちょっと濃厚に重くした感じかな(笑)。
なので、インディーは日本でケーキを食べるとたいてい「まあまあ」とか「悪くない」なんて言うのですが、ふんっ、ほんとはおいしいなーと思ってるクセに(笑)。
おいしくて、おしゃれなデコレーションなのに、力の抜ける絵の描かれたチョコが付いていました!
フランス菓子の有名なお店なのに、女子高生がアルバイトで描いたみたいなマンガっぽい感じがすごくアジア風で微笑ましい(笑)♪)
そんなイギリス風な食癖(プラス偏食)の人達といると、やはりモンダイも起こります(笑)。
ある夜のこと。
お昼にわりとしっかり食べたので、夜は簡単でいいんじゃないかということになりました。
ここまではいいんです。
そして彼らの選んだものは「スターバックスのソーセージロール」(その前にお茶した時、しっかりチェックしていたらしい・笑)!
えっ?
ソーセージロールって、ソーセージの周りにちょこっとパイ生地みたいなものがついてる、あれだよね?
うーん、あれとコーヒーで晩ご飯にするの?
イギリスにいるときは郷に従って、そういうへんてこなご飯にすることもありますし、実はその2日前も同じように私も菓子パンを晩ご飯にしたのです(汗)。
でもここは日本。
しかもたまにしか帰ってこない日本。
食べものの種類がこんなに豊富な日本で、何が悲しくて晩ご飯にソーセージロールを食べるのか(結構切実です!笑)?
彼らのためにソーセージロールを注文しながら(注文は日本語なので)、私の頭の中はぐるぐる回ります。
そんな時に限って頭の回転が速くなり(笑)、金沢にインディーと旅行した時に、おいしそうな和食屋さんを横目で見ながら、インディーの切実な希望につきあって洋食屋さんに2度も入った時のことをしっかり思い出してしまった私。
むむ〜。
そして決断!
「あのね、あなたたちがここでご飯食べてる間、私はお隣りのおそば屋さんに行ってくるね。
申し訳ないけど、どうしても今夜はソーセージロールもパンも食べたくないの」
インディーもペイジもちょっとキョトンとしていましたが、「あっ、そうなんだ。いってらっしゃ〜い」と快く送り出してくれました。
ああー、よかった!
2人一緒だから安心だし。
そして慌ててお隣りのおそば屋さんに走って行って、注文したのがこの親子丼♡
お昼もたくさん食べたのに、夜も結局しっかり親子丼を食べたのか、という話はおいといて(笑)。
こうやって自分を主張するのは日本人の私にはちょっと勇気がいることですが、それができた満足感と、好きな親子丼が食べられた喜びで、ハッピーな気分で2人のもとに戻りました。
私がハッピーなことについて、2人も喜んでくれたはず・・・だよね(笑)?
でも〆が親子丼、っていうところがロンスマちゃんらしい(笑)
私も甘いものが続いたらちょっとからいもの食べたいし、やっぱり夜はご飯とか麺とか食べたいなあ。
そういえばローズが以前食欲があまりない時の夕食はコーンフレークを食べて寝る、と言ってたのを聞いてすごくびっくりしました。
コーンフレークなんて朝ごはんだよね(笑)
でもこっちの人だと夜食べてもOKなんだーって妙に納得しちゃったよ。
ソーセージロールと同じ感覚なのかも、、、^^;
日本のファミレスやカフェはレベルが高いとはいえ、せっかく日本にいるのに夕ご飯が菓子パンやソーセージロールじゃ辛いよね。
脱力系のイラスト、アドちゃんを思い出したよ(笑)。ショートケーキ食べたくなっちゃった★
うちの場合は私たち日本人一家のペースにあわせ、せっかく信州にいたのでお蕎麦屋さんに入ったものの、彼は和食が好きとはいえ続いていたのでやや食傷気味だったのか食べたいものが何もないといって何も注文せずに私たちが食べている間じっと待っていたよ、、それも困ったけど(笑)。
スターバックスのカウンターで頭と心が別離しているロンスマさんが想像できて吹き出してしまった! そしてその気持ち良く分かるわ~。 そうなんだよね。住んだことでもないと、外人さんはやっぱり日本のご飯の良さ、が分かんないもの。。でもそれは彼らのせいでもないからなぁ。。別行動は正しい判断だったと思います。
そうそう、そうなの、立ち食いそば系ででもいいのよ。気持ちが落ち着くんだよね、自分の食べたいものを食べてるんだから。いくらお付き合いでもやっぱりソーセージロールでは寂ししぎすなぁ。日本人だもん。。笑。
いや~、本当に大変だったのね。うちの母が来て和食ばっかりの時もいい加減にしてくれ、と思ったけれど、日本に行ってその逆の立場も辛いとおもう。。。本当にお疲れ様。
私、食べるものにはそんなにこだわらない方だとは思うので、ソーセージロールで晩ご飯でいい時もあるんだけど、日本にいる時ぐらい好きな物食べたくなっちゃって。
インディーに日本を楽しんでほしいから、私が多少我慢して合わせてたけど、私もこっちに住んでるんだし、無理するとすごいストレスになるのよねー。何週間かしかいないのに、わざわざソーセージロール食べなくてもいいじゃん!って思っちゃって(笑)。
思いやりを持ちつつ、自分も我慢し過ぎない方向でうまくやっていけたらいいなと思ってマス。
ローズさんも夜にシリアル食べるのねー。
うちのインディー、お昼に家に帰ってきてちゃんと食べることが多いこともあって、夜ご飯はしょっちゅうシリアル+フルーツだけだよ。ダイエットじゃなくて真剣に(笑)。
最初はあきれちゃったけど、だんだんそういう人もいるんだなーとわかってきたところです。
脱力系のイラスト、多いんですねー。このケーキはフランスっぽい雰囲気で売っているお店だったので、ギャップが大きくておもしろかったです。
イギリスには、あんまりふんわり系のケーキってないんですよ。シフォンケーキなんて夢(笑)!だから、これまで作ったことがなくても、スポンジケーキを自分で焼き始めたりする方もいるくらいです。ちなみに紅茶味のお菓子っていうのも少ないです。紅茶は飲むもの、という認識が強いみたい。おもしろいですよね。
あはは−、反逆しちゃったよー。この日はどうしてもおかずパンの気分じゃなかったのよねー。(相棒さんが、その日はおそばを食べたくなかったっていうのに似てるかな?笑)ましてソーセージロールなんて、イギリスでも食べられるじゃん(笑)!
脱力のイラスト、私はNOVAのピンクのウサギを思い出したよ。覚えてる?英会話の学校のコマーシャル。
これまでは私もインディーに日本を楽しんでもらいたいから、かなり彼に合わせてたんだけど、私もこちらに住んでいることだし、たまに行く時ぐらい、ずっと我慢してたものを食べたいな、と思うようになってきちゃって。
適度にバランスを見つつ、自分も我慢し過ぎないようにうまくやっていけたらいいなーと思ってます。
その場に食べてない人が一緒にいるっていうのもちょっとプレシャーだねぇ(笑)。でもやっぱりイギリス人らしいエピソードかも。一人でじっと見てる図を想像してにんまりしちゃった(笑)。
こんにちは。
気持ち、わかってもらえて嬉しい♪うちの夫はお米のご飯、味は好きらしいんだけど、お腹に合わないみたいなので無理強いできないの。私達がバターを大量に食べると苦しくなっちゃうみたいなものかな(笑)?おごしゅさんのお家は多国籍だから、もっと複雑なことになっているのかしら?
たまには菓子パンみたいなもので晩ご飯でもいいんだけど、今回は、日本にいる時になんでわざわざ?って思っちゃって(笑)。ペイジがいてくれたから自由行動しやすかったっていうのもあるけどね。
いい感じにバランスをとりながら、お互い尊重しあって、でも無理もしないで、みんながハッピーでいられる状況っていうのが理想よね。私にはまだ修行が必要だなー!