スコットランドの旅その12〜 スコットランドのお城に泊まる
2010年 09月 06日
というわけで、今回の旅行では、お城を改装したホテルに宿泊しました。
貴族や裕福な人達の優雅な生活を想像させてくれる美しい建物をちょっとご紹介させてください。
スコットランドの建物は全体にロマンチック、と聞いたことがあります。
言われてみれば、最初の写真にある円錐形の屋根、イングランドではたまにしか見かけませんが、スコットランドでは至る所で(普通の民家にも!)見られました。
私たち日本人からすると、こういう形って、絵本で見た、いかにもヨーロッパのお城という感じですよね。
イングランドのような重厚な建物も好きですが、こういうロマンチックなヨーロッパ風もすてき。
お城(Castle)といっても、本当に中世の時代に要塞として作られた古いものから、イングランドでいうマナーハウスのような大きなお屋敷まで、いろいろあるようです。
今回泊まったホテルは、主に19世紀に建てられた「お屋敷」という感じの建物でした。
最初の宿泊はネス湖に近いネーン(Nairn)の町にあるNewton Hotel。
でも田舎町のホテルとしては、なかなかにぎわっていました。
最初の写真もこのホテルで、遊び心のある風見鶏、じゃなくて風見釣り人がかわいいでしょ。
私たちが泊まった週末にも結婚式があって、夜にはホテルのバーにも結婚式用にキルトで正装した人がちょっと流れてきたので、パチリ!
このホテルにはチャップリンも泊まったことがあるそうで、「チャップリン」という名前のスイートルームがありました(笑)。
小さな田舎の町としては、すごいイベントだったのかもしれませんね。
レストランでは、この時にご紹介したサーモン3種というおしゃれなお料理も経験。
朝ご飯のワッフルもおいしかったです。
そしてやっぱり、この装飾がとっても気に入っちゃいました。
空の色や雲の形で、印象がまた変わりますよね。
ネーンの次に行ったスカイ島で泊まったのはSkeabost Country House。
こちらはもともとマクドナルド家の狩り用の別荘として建てられたそうです。
別荘でこの大きさ!
エントランスを入ると、まず目に入る大きな階段。
まずは一番下から。
こういうお家ほど、遺産相続とか嫉妬なんかでモメたりして、殺人事件が・・・なーんて、イギリスの小説にはよくあるお話(笑)。
エントランスの隣りには、立派な居間。
家族が使っていた時には、客間だったのでしょうか。
1階には他に立派なビリヤード(スヌーカーかなぁ。違いがよくわかりません・・・)の台が置いてある部屋があり、台の奥にはこんな小部屋が。
ウィスキーやブランデーなんかを飲みながら、ゲームを見ていたのでしょうか。
それともカーテンを閉めて、ひそひそ話?
優雅な生活への妄想が膨らみます(笑)。
ちなみにさっきの大きな階段の下に、ちょこんとホテルの受付があるのが、なんともかわいらしかったのです。
受付が控えめになっていることで、全体がホテルらしくなく見えて、本当に誰かのお家にお邪魔しているような楽しい気分に浸れました。
お部屋の天井も高く、女子としては心惹かれます(笑)。
このホテル、夏には大きな窓のある見晴らしのいいお部屋でご飯を食べることができて、食後のコーヒーは、この広いサンルームに行くのもアリ。
最後のホテルはキンタイアのStonefield Castle Hotelです。
かつては地元キャンベル家のお家だったこのホテル、誰かのお家に泊まりにいったようなあたたかい雰囲気を与えてくれつつも、ゴージャスな内装で優雅な気分にさせてくれます。
優雅な気分♪
エントランスからこの階段に行くまでの広い廊下にも、すてきな家具や調度品がおいてあって、宿泊客はいつでも好きに使っていいのです。
お庭も広くて、水辺まで下りられるので、ゆっくりお散歩が楽しめます。
お部屋もしっとり落ち着いていました。
レストランからの眺めも絶景。
夜はバーでウィスキー片手に大人な夜を。
ああ、思い出しただけでも、また戻って優雅な気分に浸りたくなっちゃいます(笑)。
どこのホテルも、私が日本人で少し目立ったこともあるのか、スタッフの方がすぐに覚えてくれて、話しかけてくれたり、地元のことを教えてくれたり、と親切でフレンドリーに接してもらえて嬉しかったです。
人が親切で、食べ物がおいしい。
やっぱりスコットランド、大好きです。
ちなみに今回のホテル、こちらのサイトを参考に決めました。
特にキンタイアのStonefield Castle Hotelはおすすめデス(決して回し者ではありませんが・笑)!
もうちょっとだけ、スコットランドにおつきあいください。
次回はおいしいスコットランドを、最終回はスコットランドで買ったもの&こぼれ話の予定です。
私も一番最後のお城がロマンティックで好み♪
でも一番目の風見釣り人ととんがり屋根もステキだし、二番目のシックな色合いのインテリアと猫足バスにも惹かれます!
こうやってスコットランドの城ホテル巡りっていうのもテーマがある旅でいいね。
いつか行く機会があったら参考にさせてもらいます。
最後のグルメ&買い物&こぼれ話も楽しみにしてるよー。
あはは、お城3カ所と思うとゼイタクかも〜(笑)。
何カ所か続くと、いろいろ違いとか構造の共通点がわかって楽しかったよ。
どこも大きな階段は付き物だな、とかね(笑)。
建物が好きなんだけど、特に家が好きなので、こういう大きなお家を堂々と見られるのは私にとってとても嬉しいことでした。
何かの参考になったら嬉しいです。
ずっとおつきあいしてくれて、ありがとう。あとちょっとヨロシクね♪
もともと建物に惹かれてお城ホテルにしたんだけど、行ってみたら内装もすてきで、一瞬でも優雅なレディーのつもりになれたよー(笑)。
キンタイアのホテルはほんとにおすすめ!部屋から見えるのも海なので、潮の満ち引きによって景色も変わるの。
ご実家からも近いし、toddlon家も来年はいかが?
私こそ、toddlonちゃんにスコットランドの魅力をもっと教えてほしいわ〜。行きたいところ、まだまだあるのよ♪
どのホテル、あっ、お城もそれぞれに素敵~。
風見鶏を釣り人に替えるくらい、釣りが盛んってことなんですかね。
ほんとこの風見釣り人は、可愛い~~♪
わたしもキンタイアのお城がやっぱり一番好きです。
お部屋の窓からの海の眺め、レストランからの眺め、お庭も素敵で溜息が出ちゃう。
イギリスやフランス、他の国もそうかもしれないけど、お城に泊まれるっていうのがロマンチックでいいですよね~。
日本のお城じゃあねぇ~、なんかお化けが出てきそうだもの。
わたしも、渡英した際には古城に泊まりたいな!
いつのことやら、、、
スコットランドはお城が多いらしいんだけど、お城といってもイングランドでいうマナーハウスも多いみたい。
「お姫様気分」っていいね♪使わせてもらいます(笑)。
キンタイアは景色も良くて、ホテルも良かったので、グラスゴーを抜かしてでもほんとに行ってよかったと思ってます。おすすめよ!
もう一つの件、そちらにうかがいますね。
お城といっても、中世からの古いものではないんですが、現代の建物に比べるとやっぱりゴージャスな造りになっているので、優雅な気分が味わえました。
サケやマスも名物だし、釣りはきっと盛んなんだと思いますよ。車の中から、チャールズ皇太子みたいな格好をした釣り人が川沿いを歩いて行くのを見かけて、はは〜、英国だ〜と思っちゃいました(笑)。
キンタイアのホテル、とてもすてきでした。渡英の際にはぜひぜひ♪
古い建物は維持するのが大変で(古い造りに対応できる職人さんが限られているので、費用もかかるそうです)、現代では手放す家庭も多いそうなんです。
それでホテルになったりするんでしょうね。
でも!こちらの古い建物、出るらしいですよ、おばけ(笑)!
残念ながら(?)私は出会いませんでしたが、イギリス人もそういう話、好きみたいです。
うちの実家のある田舎にもチャップリンさんは来ていてびっくりしました、晩年だったようですが日本がドンドン近代化し西洋に真似た建物があふれる東京が嫌で、日本らしさが残る日本の田舎を好んだそうです。
チャップリンはアメリカで有名になったので、イギリス人ということは意外に知られてなかったりしますよね。チャップリンが訪問したという写真をあちこちで見るので、こちらでも大歓迎されていたと思いますよ。
日本のご実家のあるところにも!そういえばこのホテルがあるのもスコットランドの田舎ですし、やはりそういう場所がお好きだったんでしょうね。大きな街にはお仕事で行かれたでしょうし、プライベートでは小さな町に行きたかったのかも。
素敵な情報をありがとうございました!
初めまして! コメントありがとうございます。
海の見えるこのホテル、本当にオススメなんです!! ご滞在中は是非ホテルの周りも散策してみてくださいね。
早速予約されたなんて、すばらしいい行動力ですね♪ 少しでもお役に立ててとても嬉しいです。
ご家族の皆さん、喜んでくださいますように。いえ、きっと喜んでくださると思います! そしてその間のドキドキ、そわそわも楽しいですね。よいご旅行になりますように♪
おおー、ご報告ありがとうございます! 楽しんでいらしたようで本当に何よりです。室内も悪くないですが、晴れた時にお散歩する時間があったよかったです。自然の中にぽっかりホテルがあるみたいで、何だか良いところだったでしょう? ご報告をうかがって、こちらまで嬉しくなりました。ご丁寧にありがとうございました。
そして私のことも思い出してくださって、ありがとうございます♪