スコットランドの旅その5〜 エジンバラの個性派ホテル

スコットランドの首都エジンバラは、夏は催しものが多く、観光客がいっぱい!
2泊する予定だった私たち、同じホテルが続けてとれませんでした。
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(盛り上がっているエジンバラ城。ちょうど1時の大砲の時間の前後だったので、一番混む時間帯だったのかも・汗)



エジンバラでは毎年8月に1ヶ月にわたってエジンバラ・フェスティバルというイベントが行われて、世界中から芸術家や観光客が集まって盛り上がるそうです。
私達は、そろそろ始まるという時期に行ったので、特に催しものは見なかったのですが、少しずつ小さなイベントがあったり、エジンバラ城の脇に用意されたフェスティバルのメインイベント、「ミリタリータトゥー」の観客席を目撃したりしました。
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ミリタリータトゥーは、キルト姿の兵隊さんたちがバグパイプを吹きながら行進したり、スコットランドの踊りがあったり、他にも世界各国からの軍隊の演奏やパレードがあったりという祭典なのだそう。
25年前に来た時にも見そびれて、バグパイプの音を聞きながら夜のエジンバラでホテルに帰るタクシーを必死で探したことを覚えています(何しろ街全体が混んでいるので、タクシーも見つかりませんでした・汗)。
そんなわけで憧れがつのるミリタリータトゥー、一度見てみたいなあ。
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(お城の入り口に巨大ポスターがありました)

おっと話がそれました。
そういうわけで、私たちは同じホテルを続けて予約できなかったので、1泊ずつ違うホテルに泊まりました。

まず最初に泊まったのが旧市街にあるHotel du Vin & Bistro
インディーのお友達に勧められるまま決めたのですが、名前からもわかるとおり、ワインをテーマにしたホテルでした。
ワインのこと、あまり詳しくない私たちにはちょっと猫に小判だったかも(汗)、と思ったのも束の間、ワインに詳しくなくても、大人な雰囲気のすてきなホテルでした。
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ホテル入り口の吹き抜け部分にあるシャンデリアは、ワイングラスでできています!
今になって、写真をあまり撮っていなかったことに気づいたのですが、このホテル、こういう凝った造りが多いのです。
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ここはシガーバー。
葉巻が置かれているのですが、イギリスでは公共の場所は今ではすべて禁煙。
というわけで、すぐ近くの中庭に、「葉巻を吸う場所」という名前の小さな木の小屋がありました。
葉巻を吸うようなオトナの方も、少年のような気分で小さな小屋にこもるのかな、と思ったりして。
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ここは会議や食事に個室として使えるお部屋。
壁に大きく描かれた遊び心のある絵が、子供っぽいようで、実はなんともオトナな感じ。
ここで会議するって、どんな話になるんでしょうね。
なんというか、ちょいワルなオヤジが集まりそうな雰囲気です。
あれっ?ちょいワルって死語(笑)?

ちなみに部屋番号もすべて高級ワインの名前(たぶん)。
ワインに詳しくない私たち、自分たちの部屋の名前、覚えられませんでした(笑)!
その他、ホテルの壁やダイニングルームにはワインにまつわる絵や写真が飾られていたり(それもいちいち凝ってます)、お部屋の化粧台にもワインのボトルが備えられていたりして(もちろん有料ですが・笑)、ワインを愛するオトナがくつろいで楽しめそうな場所です。
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(写真、ちょっと暗かったですね・・・)

こういうテーマがあるホテルは初めてだったんですが、なかなかおもしろいな、と思いました。
もちろん、大人の遊び心にあふれて、上手にアレンジされているからこそ、の楽しさだと思います。

旧市街にあるので、観光地のどこに行くにも徒歩で十分。
レストランだけの利用も良さそうです。
ちなみに私がいただいたのは
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普通の海老のカクテルのつもりが、こんな立派なエビちゃん登場。
スコットランドはシーフードが豊富ということだったので、これから先の旅も楽しみになりました。

そして2泊目に泊まったのが、Salisbury Green Hotel and Conference Centre
こちらはインディーが適当にインターネットで探して見つけたのですが、これが大ヒット!

まずはどんな建物かというと・・・
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ひゃ〜、お城みたい!

中に入ってみると、これまたすてき。
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到着するまで気づかなかったのですが、実はここ、エジンバラ大学の学生寮の構内にあって、主に大学関係の方が利用するホテルのようです。
決してゴージャスではないけれど、品があってクラシックな雰囲気なのもうなずけます。
ヘンな音楽とかもかかってなくて、静か。
他の学生寮はなんていうことのない建物なんですが、たぶんこのホテルは、もともとあった古い建物を利用しているんだと思います。
何度も言っちゃいますが、ほんとにお城のようなかわいらしい建物で、古い建物好きな私にはたまりませんでした。

お部屋も写真には撮らなかったのですが、豪華ではないものの、広くて気持ちのよいお部屋でした。
おもしろかったのは小さな別室がついていて、そこに明らかに勉強机風なデスクがあったこと。
チェックインと同時に無料のWiFiにつなげるパスワードももれなくもらえたし、さすが大学併設のホテルです。
出張で来た研究者なんかが泊まるのかなーなんて想像をめぐらせたりして。
別室にはちゃんとドアも付いているので、もしご主人が遅くまでお仕事していても、奥様はすやすやと夢の中・・・、とか、妄想が広がります(笑)。

さらにおもしろかったのは、ここでの夕食でした。
ホテル自体にはレストランはないのですが、案内を見ていたら、同じ構内の別の棟にそれらしきものがあったので、そこに寄ってみました。
するとそこは・・・学生用のパブ!
こちらの大学は、構内にパブがあって、ちゃんとお酒も出すんです。

写真を撮り損ねたのがすごく残念ですが、モダンな造りながら、機能的な感じの空間でした。
簡素だけどポップな色使いのテーブルや椅子を見ていると、学期中はさぞ学生さんたちで賑わうんだろうなーと、これまた想像しちゃいました。
こちらで過ごした学生時代のことも思い出したりして、夕食の会話中もついついぼんやり・・・(笑)。

そしてパブを出ると、そこには虹が。
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昔のことを思い出したり、きれいなものを見たり、なんだか不思議な気持ちになったエジンバラ最後の夜でした。
(これ、夜の9時ぐらいです。夏のスコットランドではまだまだ日がさしている時間なんです)

次回はエジンバラを出て、山をドライブです。
観光名所のあそこにも寄りますよー。
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Commented by パセリ at 2010-08-18 01:06 x
ワイン通好みのホテルも素敵だけど、2つ目のホテル雰囲気が良さそうで素敵ですね。本当にお城みたい。
去年のミリタリータトゥーのDVD、我が家にあります。良かったら観にいらして下さい。
Commented by Saori at 2010-08-18 18:45 x
どっちもとっても素敵なホテルだね~!!!
私がスコットランドを友人たちと巡った時はこんな素敵なホテルに泊まる予算がなかったので、空いてるB&Bを探し回ったのを思い出したよー
幸いオフシーズンで大抵のB&Bが空いてたので助かったけど、こんなハイシーズンだと同じホテルで2連泊とれないくらい人気なのね~!
びっくりしちゃった。
ワイングラスのシャンデリア、面白い!インテリアを見るだけでも泊まる価値があるね~ワイン好きにはもっとたまらないんだろうなあ。
2泊目の大学併設ホテルもさすがだなーって読ませてもらっちゃった。
こんなお城みたいなところ、私も泊まってみたいよ~^^
Commented by londonsmile at 2010-08-19 03:45
*パセリさん*
2つめのホテル、おもしろかったですよ。
中身は簡素な感じなのに、外観はしっかりゴージャス(笑)。
大学関連の由緒ある建物なんでしょうね。
DVDお持ちなんですね!いいな♪
機会があったらぜひ!
Commented by londonsmile at 2010-08-19 03:49
*Saoriちゃん*
興味深いホテルが続いたので、つい書いちゃった(笑)!
私も前回エジンバラに行った時は、たしか大学の寮かなんかに泊まったんだけど、こんなゴージャスな建物じゃなくて、「必要最低限」みたいな部屋だったよ(笑)。
2連泊とれなかったのはたまたまかもしれないけど、8月が超ハイシーズンなことは確か。
スコットランドはお城が多くて、最近では維持が大変だからと売りに出されたりするらしく、お城をホテルに改造した所もあるんだよ。
そのこと、また後で書きまーす。って、ちょっとはりきり過ぎ(笑)?
by londonsmile | 2010-08-17 18:07 | スコットランド2010 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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