バレンタインデーで考えたことなど

昨日はバレンタインデーでしたね。
日本では「友チョコ」が人気と聞きましたが、みなさんはどんな1日をお過ごしでしたか?
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イギリス人は、一般には恋愛にはシャイと言われていますが、これでもかというくらいハートが並ぶバレンタイングッズを見ている限りでは、シャイとは言わないよなーと思ってしまいます。
これも日本人の感覚でしょうか。

カード屋さんにはハートいっぱいのバレンタインデーカードや、ハート形の風船、赤いお人形などがずらりと並び、お花屋さんも赤いバラを中心にロマンチックな花束でいっぱい。
チョコレートはこちらでも大人気のプレゼントで、ハート形、赤い色でコーティングしたもの、メッセージ入りなど、バレンタイン用のチョコがたくさんありました。
バレンタインデーの直前にビジネス街に行く機会があったんですが、カード屋さんやお花屋さんはお昼休みの時間を中心に大繁盛していて、花束を抱えた男性もたくさん歩いていて、クリスマス並の盛り上がりでした。

それにバレンタインデー当日も、ロマンチックなディナーとか演出とか、なかなか凝っている様子。
スーパーでもロゼのシャンペンやハート形のナプキンを売り出したりして盛り上がりますし、不景気でもバレンタインはレストランも予約でいっぱいだそう。
なかなか気合いの入ったイベントです。

で、我が家のイギリス人はどうしていたかというと、やっぱりハート形のお菓子や小物を詰め合わせたものをプレゼントしてくれました。
我が家は結婚記念日も近いので、ついでに週末に近場のスパホテルを予約してくれるというオマケつき。
普段は典型的なイギリス人(!?)という感じの人ですが、やっぱりバレンタインデーになると、ちょっとロマンチックにならなくちゃ、と思うようです(笑)。

ただホテルの方は、行ってみたら「スパが壊れてて使えないのよー、ごめんなさねー」と笑って言われてしまい、ほんとにただご飯を食べて泊まっただけになっちゃましたが(笑)。
これもイギリスらしい出来事です。
日本だったらすぐ直すぞー(笑)!

最初の写真は、インディーにもらったお菓子の一部なんですが、Love Hearts(ラブハーツ)という昔からある駄菓子だそう。
日本で言うラムネのようなお菓子なんですが、一つ一つにハートとメッセージが書かれています。

メッセージは、「I love you(愛してる)」「What a smile(すてきな笑顔)」「Only you(あなただけよ)」なんて、なかなか熱烈(笑)。
中には写真の真ん中あたりに写っている「Text me(携帯でメールしてね)」とか、インディーが食べちゃったんですが「Email me(Eメールしてね)」なんていうのもあって、昔ながらのお菓子も時代と共に進化していることがわかっておもしろいですね。

そしてお菓子を詰めてくれた箱がこれでした。
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紙の箱に、赤いシルクの布とレースできれいに覆ったフタ、そしてお花と羽根。
インディーはチャリティーショップ(一般の人から寄付された不要品を売って、利益をチャリティー活動に利用する団体が出しているお店)で買ったらしいんですが、箱の裏を見ると、高級食料品を扱うFortnum & Masonのお菓子が入っていたもののよう。

きれいな箱だし、(賞味期限が2010年4月と)新しいものだし、高級食料品店のものだとはいえ、基本は紙でできているこれをお店で売っていたことがまずびっくり。
そして買う人(=我が夫)がいたこともびっくり。
そして中古の箱の中に食べ物をそのままざらざらと入れた夫に、またまたびっくり(笑)。
ま、これは衛生感覚の違いなんですが。

日本だったら、きれいなお菓子の箱(紙ですよ)を売るかなぁ?と考えてみたのですが・・・よーく考えてみると、プライベートな感じで、売る物の幅が広いフリーマーケットなら売るかも・・・と思いました。
みなさんはどう思いますか?

チャリティーショップの仕組みが発達しているイギリスでは、フリマもお店も同じような感覚なのかもしれませんね。
よくよく考えてみると、こんなにきれいな箱を捨てちゃうのはもったいないし、かといって家では使わないのなら、チャリティーショップにでも持って行って、使いたい人に使ってもらおう、と私も思っちゃうかも・・・。
それだけリサイクルとか再利用の感覚が普及しているということなんでしょうか。
再利用の相手が顔も知らない人でもいいっていうのが、なんとも大らかだなーと思います。

あ、せっかくならいくらで買ったのか聞いてみればよかったですね(笑)。
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ちなみに、これが今回もらったハートの中で一番のお気に入り。
なんていうことのないキャンドルなんですが、ドロップみたいな色合いがかわいくて、ハワイ風なお花の模様が気持ちを和ませてくれます。

日本にいた時はハワイに行ったという話をよく聞いたし、ハワイっぽいものもよく目にしていて、身近な存在だった気がしますが、やはりイギリスからハワイは遠いのか、こちらでハワイの話題が出ることはあまりありません。
なので、たまにハワイっぽいものを見かけると、なぜだかホッとしちゃうんですよね。
自分はハワイに行ったことがないのに変なんですけどね。
これも私の中の日本人の部分かなぁ。

(追記です:後で気づいたんですが、こういうお花ってアジアのリゾートにもありますよね、きっと。ハワイって思い込んじゃうあたりが、やっぱり日本人なのかも、と思いました。あはは)

一緒に写っているのは1920年代のアンティークのブローチ。
なんとなく「ロマンチック」だと思ったんだそうです。
私にはロマンチックというより「コワかわいい」感じがするんですが・・・(笑)。
こういう顔をきれいと思うか、怖いと思うかは、文化の違いというより個人の感覚の違いかもしれませんが。

今日はバレンタインで感じたカルチャーショックらしきことをつらつらと書いてみましたが、私も女子のハシクレ。
結局のところ、ロマンチックなバレンタインは大歓迎なんですけどね!

次回こそ、日本滞在の続きを(笑)。
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Commented at 2010-02-16 08:24
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2010-02-16 22:14
*鍵コメ 2010-02-16 08:24ちゃん*
了解♪よろしくね〜。
Commented by macoan at 2010-02-16 22:33
バレンタインデーでこれだけ沢山のことを考察されるロンスマさんって
やっぱりすごいですね〜。
お菓子の入れ物…どなたかへの贈り物にでも使おうかと
家にしまっておくことはあるかもだけど、
確かにチャリティーショップへ持っていくというのは、
わからないようなでもロンスマさんがいうようにわかるような〜。

かくいう私も数日前、近所のチャリティーショップで
ちょっとへこんでて数カ所さびている部分もあるけれど、
Readingのクッキーやさんのカンカンを30ペンスで買ってきました。
さっそくお張り箱として活躍☆
実は値段がついてなかったので、
多分いくらでも〜だったのかなと思ったけど、
請求されただけ払ってきました。(Donationですものね〜)
Commented by Saori at 2010-02-16 23:48 x
インディーさんってすごくロマンチストだよね~こんな素敵なプレゼント色々くれるなんてロンスマちゃんは愛されてるわー♪
我が家、、、?カードだけよ、もちろん(笑)
花もないし、プレゼントもありませーん。寂しいね~^^;
チャリティショップで買ったという箱、ちょっと分かるかも、、、
よくクリスマス明けにチャリティショップに行くと「絶対これクリスマスクラッカーの中に入ってたでしょ」っていう小物が売られてるのよ(笑)
そういうものでも誰かには宝物なのかもしれないしね、、、日本人にはない感覚を面白く思えるのもいい経験よね^^
Commented by トミミン at 2010-02-17 22:57 x
わぁー、このLove Heartsというお菓子、パステルカラーがかわいいですね。
わたし、ラムネ大好きなんで、これもきっと好きだな!

箱がチャリティショップで売られているって、イギリスらしいかも。
あんまりよく知らないで言うのもなんですが、多分、日本ではフリマとかでも売らないかもしれないし、売っても売れないんじゃないかな?
わたしもたまにフリマに出店するんですが、日本人は新しくてきれいな物が好きですね。
家の父が双眼鏡を造っていた関係で、大量に双眼鏡の入れ物が家にあってそれを売ろうと思ったら売れないので、タダにしたんですけど、それでも皆さんあんまり興味ないみたいで…
とっても状態が良くて、いろいろに使える肩掛け式の物なんですが、皆さん見るだけで、持っていったのは数人でした。

家もわたしが旦那さんにチョコレートをあげただけで、お花もプレゼントもありませんでした。
もっとも日本では、バレンタインデーは女性が男性にプレゼントするものってみんな思ってますもんね。
ロンスマさん、素敵な贈り物いただけて、旦那さまとラブラブですね。


Commented by londonsmile at 2010-02-18 03:56
*macoanさん*
いえいえ、なんだかだらだら書いちゃって(笑)。
お菓子の箱、しかも紙だったりしたら、捨てるのにしのびないのはわかるけど、売るかな〜ってやっぱりちょっと思っちゃいますよね?
わかってくれて嬉しい!
缶はわかるんですよ。紙より価値がある気がするし(笑)。
でもよく考えたら、我が家ではそういうかわいいお菓子の箱なんかはお嬢ちゃんのいるお友達とかにあげているので、これまで処分に困らなかったんだな、と気づきました。
やっぱりゴミ箱にポイッと捨てるのは考えちゃいますもんね。
お買い上げのカンカン、どんな感じかな?
30ペンスはよかったですよね!
実は我が夫、あの箱には1ポンド50ぐらい払ったらしいです。
ま、プレゼント用にちょうどよかったからということなんでしょうが、結構いいお値段だなーと思いました。私ってケチ?
Commented by londonsmile at 2010-02-18 04:02
*Saoriちゃん*
いやいや、そんなにロマンチックな人じゃないんだけど、バレインタインはそうしなきゃ、と思うみたいです(笑)。
ダンナさまもちゃんとカードくれてよかったね♪
そうそう箱のこと、チャリティーショップ同好会のSaoriちゃんに聞こうと思っていたのよ!
紙の箱も売っているものなのかな?
感覚の違いっておもしろいなーと思ったよ。
でもやっぱり自分でもこんな凝った箱を捨てるのは迷うしね。
上のコメントのお返事にも書いたんだけど、我が家はそういうものをお子さんとかにあげているので、これまで処分に困ったことがなかっただけなんだ、と気づきました。
クリスマスクラッカーの中身かぁ・・・。うーん、それも迷うねぇ。捨てるのも考えちゃうし(笑)。
これを機会に、もっとチャリティーショップ巡り、たくさんしようと思ったよ!
Commented by londonsmile at 2010-02-18 04:09
*トミミンさん*
ラムネ、お好きですか?だったらこれ、お好きだと思いますよ。
こういう味、久しぶりに味わいました。懐かしくていいですよね。

トミミンさんも紙の箱のこと、イギリスらしいとお思いになります?
妹がよくフリマをやっていて、手伝っていたのですが、缶はあっても紙はあまり売っていなかった気がしました。
よく考えると日本だと紙の箱といっても、こんなに凝っているものって少ないかもしれないですよね(イギリスでも少ないか・・・笑)。
日本だとフリマで売っているものもこぎれいなものが多いけど、こちらだとアンティークのお店でもホコリをかぶったものとかあったりして、それも文化の違いを感じます。
双眼鏡の入れ物、きれいなのに不思議ですね。
今はあまり双眼鏡を使う人がいなくなっているのかな。

日本では女性が男性にチョコをあげる日ですが、こちらではお互いに、というより、むしろ男性が女性をもてなす日という感じなので、こうなっただけなんですよ。
せっかくなので、ハートをテーマにしていておもしろいかな、とは思いましたが。
Commented at 2010-02-18 23:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2010-02-20 08:38
*鍵コメ2010-02-18 23:37ちゃん*
お忙しいのに、わざわざありがとう!
そちらにもうかがいました。
うふふ、お会いするのを楽しみにしているよ〜。
Commented at 2010-02-21 08:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ikehana88 at 2010-02-21 20:51 x
ロンスマさん〜
かなりご無沙汰していてすみません〜(汗)
お元気ですか?

バレンタイン♪
こればかりは、コチラの風習に習ってお祝い?して欲しいなぁ〜なんて少しは思っちゃいますが、ま、典型的日本人の旦那にそんな事してもらっても、なんかくすぐったい感じなんでしょうね(笑)

ラブハーツ!これ、可愛いですね〜
バレンタインの時期にしかないのかな?お土産とかにもよさそうなのに!
色も可愛いし。あ、でもメッセージが強烈すぎか(笑)
Commented by londonsmile at 2010-02-22 09:16
*鍵コメ2010-02-21 08:59ちゃん*
どうもありがとう!そちらにうかがうね♪
Commented by londonsmile at 2010-02-22 09:21
*ikehanaさん*
こちらこそご無沙汰してます。
拝見してるんですが、読み逃げしちゃってて、ごめんなさい!

バレンタイン、くすぐったい感じなのは、夫がイギリス人でも同じですよ〜(笑)。
この人達はそういう人達なんだ、と思っているからこちらもそういう風に受け止められる、というのはありますが。
こちらにいる間だけはこちら風に、ってご主人を誘ってみてはどうかしら?
いいチャンスかもしれないですよ。うふふ。

ラブハーツ、かわいいですよね。
駄菓子屋さんみたいなところにいつでもあるみたいですよ。
探してみてくださいね〜♪
お嬢ちゃん、お好きでしょうね。
あ、でも強烈メッセージにはまだちょっと早い(笑)?
Commented by よしおよしこ at 2010-02-22 22:02 x
盛りだくさんなバレンタイン♪
ロマンチックで楽しそうね!

ちなみにこの箱、私だったら迷わず売ります!
確かに紙?って言われたけど前にディズニーランドのお菓子の紙箱
をフリマに持ってったら売れましたよ(^_^)v
でも捨てるより、だれかが喜んで使ってくれると思うとちょっと
うれしくなります。

最近ちょっとビックリしたのは、日本でもイースター用のチョコを
よくみかけるようになったこと。
欧米の習慣、どんどん入ってくるのね。
ひよこ&たまご&うさぎ好きにはうれしい季節が近づいてます。
Commented by londonsmile at 2010-02-24 05:56
*よしおよしこくん*
バレンタインは泊まったホテルのスパが壊れてて大笑いだったんだけど、他のこともあったので楽しかったよ。

そうか、日本でも紙の箱、売るのね。
フリマだとわかる気がしたんだけど、お店だとちょっと感覚が違う気がしない?
もちろん誰かが使ってくれるのは嬉しいので、良いことだとは思うんだけどね。

日本でもイースターのもの、売ってるんだね。びっくり。
でも色もきれいで、かわいいものが多いし、春の訪れっていう感じで嬉しいよね♪
by londonsmile | 2010-02-15 18:49 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(16)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活ももうすぐ11年。20歳の時に好きになったイギリスは今も好きです。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile