イギリスのティーブレッド

えーっと、お料理はほんとに「なんとなく」な私なんですが、先日いっちゃんのお宅にお持ちしたティーブレッドの作り方を何人かの方に聞かれたので、今日はそのご紹介をさせてください。
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(ありゃりゃ、切り口がぼろぼろになっていますが、これは日が沈まないうちに写真を撮ろうとして、熱いうちに切ってしまったから。
ちゃんと冷めてから切ればもうちょっと表面は滑らかです、ご安心ください)



このお菓子、ティーブレッドというのですが、日本でいうフルーツケーキのようなもの。
食事のデザートというよりは、おやつの時間に紅茶と一緒に、という感じのケーキです。

イギリスではこういうドライフルーツの入ったケーキをなぜか「ティーブレッド」、同じようにドライフルーツの入ったパンを「ティーケーキ」と呼ぶんです。
素直にケーキはケーキ、パンはブレッドと言えばいいと思うんだけど、さすがイギリス人、ややこしいのです(笑)。

ちなみにティーケーキとはこういうもの。
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ねっ、「パン」でしょ(笑)?

他に「フルーツケーキ」というものもあって、やはりドライフルーツやナッツが入っているケーキなんですが、ティーブレッドとのはっきりした違いはよくわかりません。
敷いていえば、こちらの方がしっとりしていて甘いようです。
日持ちする感じなので、お酒も入っているのかもしれません。

ドライフルーツの入ったケーキには、バターを塗ったり、チーズを添えたりして食べるようですが、特にこのティーブレッドはクセのない優しい味なので、ちょっと何かを添えたりするといいかもしれません。
我が家では私はそのまま派、インディーはバターをたっぷり塗る派です。
そしてもちろん、ほろっとした食感が紅茶に良く合います♪

ドライフルーツとクルミのティーブレッド

材料
小麦粉 225g
バター 100g
砂糖(ザラメ) 80g前後
レーズン 100g
ナツメ(デイツ) 100g
クルミ 50g
ベーキングパウダー 小さじ(すり切り)1
重曹 小さじ(すり切り)1
紅茶(牛乳でもOK) 150ml前後

1 紅茶を分量より少し多めに作って冷ましておく。ナツメとクルミはそれぞれ粗く刻む。オーブンを180℃に温めておく。焼き型にバターを塗るか、紙などを敷く。

2 小麦粉の中にナイフなどで小さく刻んだバターを入れ、手で小麦粉とバターをすり合わせるように混ぜる。途中、バターが柔らかくなり過ぎたら、ボウルごと冷蔵庫に戻して少し冷やす。細かいパン粉のようなさらっとした状態になったらOK。

3 刻んだナツメ、クルミ、レーズンと砂糖を2に加えて全体をよく混ぜる。

4 紅茶150mlにベーキングパウダーと重曹を加えて混ぜる。

5 3の混ぜたものの真ん中にへこみを作って、そこに4の液体を入れる。一気に入れてしまって大丈夫。全体をざっくり混ぜて、上から落としてみた時に1、2秒でぽったんとゆっくり落ちる感じだったらOK。もし固いようなら少し紅茶を足す。(←もとのレシピもこんな感じでアバウトです・笑)。

6 焼き型に入れて表面をならし、オーブンで45分から1時間ほど焼く。その日の気温や湿度やオーブンのクセにもよるので、私は45分ぐらいから、たまにチェックしています。よく言われるとおり、竹串を刺してどろっとしたものがついてこなければ出来上がり!

オーブンから出したら10分ほどそのまま冷まし、その後、型から出してさらに冷まします。
最初にも書きましたが、熱いうちに切ってしまうとぽろぽろになりやすいので、しっかり冷めるのを待ちましょう♪

ちなみに私はこんな型を使っています。
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もとのレシピには3パイント(約1.7リットル)の型と書いてあったのですが、これは2パイント(1リットルちょっと)。
あまり大きさは気にしなくて大丈夫なようです。
日本の型でもいけると思うし、フランス系のほっそりした型で焼いたらおしゃれなティーブレッドができそう♪

このケーキ、かなり手荒に作っても、ほとんど失敗したことがありません(笑)!
が、唯一、ちょっと変な仕上がりになったのが、昨年、梅雨時の日本で作った時。
たぶん暑くてバターが溶け過ぎちゃったんだと思います。
なので、暑い時期には、バターと小麦粉を混ぜる時、たまに冷蔵庫に入れて冷やしたりしながら、気をつけてみてくださいね。

イギリスのお菓子は、「バターと小麦粉をパン粉のようになるまで手で混ぜる」というのがよくあって、この時点で均等に混ぜることが一番のポイントのように思います。
長く触っているとバターが溶けてしまうので、最初はナイフなどでバターを細かく切って、手早く作業してみてください。

お砂糖の量、80グラム前後としたんですが、これぐらいが日本人には良いように思っています。
お好みで多少変えてみてくださいね。
ちなみにイギリスのオリジナルレシピは100グラムでした。

レシピを書くのって難しいですね!
それらしく書けたのか、ちょっと心配ですが、このケーキの簡単さが伝わっていたら嬉しいです。

イギリスのケーキは見た目が素朴で、あまりおしゃれじゃないものが多いのですが、お味は結構いけてると思うのです。
ただし、お砂糖の量が控えめなら・・・(笑)。

だから自宅でお砂糖を調節しながら作れたらばっちりですよね。
失敗知らずのティーブレッド、よかったらお試しください♪

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(我が家にサンルーム(コンサーバトリーと言っていましたが、サンルームの方が日本語っぽいですよね?)を作ってから、日光の当たり方が変わったのか、もう2ヶ月ぐらい前にお花が終わっていたクレマチスがまた咲き始めています。植物っておもしろいですねー。手前はハイビスカスらしいのですが、ちょっと草花っぽくて気にいってます)
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Commented by Saori at 2009-08-19 23:36 x
おいしそう~と前回も記事を見て思ってたんだけど、家で作れるようにレシピを教えてもらえて嬉しい!
これは一度作ってみなきゃ。
イギリスのお菓子って見栄えは地味だけど、なんだかほっとする美味しさがあるよね。
ママの味って言うか・・・きっとこれもそんな感じなんだろうなあ、、、と想像してました。
作って自分の舌で味わってみなくちゃ^-^

あ、メールありがとう!
近々お返事必ずします!遅くなっちゃってごめんね~><
Commented by macoan at 2009-08-20 05:14
こんばんは♪
イギリスに来てから特にこの系統のお菓子を好んで
口にするようになりました。
食べ過ぎちゃうといけないんだろうけど…(笑)

せっかくのレシピだし…コツも付け加えてあって、
なにより失敗知らずということなので、
まずは挑戦してみますね〜。
Commented by londonsmile at 2009-08-21 08:41
*Saoriちゃん*
こっちもコメント、ありがとう!
これ、かなり簡単なので、Saoriちゃんなら片手で作れるよー。
ママの味!それ名言だわー。
確かにイギリスのお菓子って、そんな感じだよね。
たまに日本のふわふわのイチゴのショートケーキとか食べたくなるけど、イギリスの素朴な焼き菓子も気に入ってます。

メール、早速ありがとうね。私もお返事しまーす。
Commented by londonsmile at 2009-08-21 08:44
*macoanさん*
みなさんに言ってるんですが、これ、ほんとに簡単なので、macoanさんなら片手で作れますよ!
イギリスのお菓子、なかなか味わいがありますよね。
ただ外で食べると、やっぱり甘〜い(笑)!
ので、家でお砂糖を加減して作れると、さらに自分好みの味になると思います。
よかったらお試しくださいね♪
by londonsmile | 2009-08-19 17:14 | イギリスの味 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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