新しい10ポンド札、流通から6日目でやっとゲットしました! 

e0114020_15475760.jpg

自力ではかなわず、インディーを通じて。笑

支払いをする時にできるだけ10ポンド以上のお釣りをもらうように何度試しても手に入らなかったし、近所の銀行では来月まで入らないそうだし、世間ではどれくらい出回っているんだろう?

と思っていたら、 周りでも銀行のATMから出てきた、とか、お釣りでもらったという話をちらほら聞くようになったので、じわじわと出回り始めているのかもしれません。
ちなみにインディーは駅前の小さななんでも屋さんでお釣りとして受け取ったそうです。

とにかく、紙幣になったジェーンに会えて感激のワタクシです。

彼女の首もとに印刷されている「読書ほど楽しいことはありませんわね」というセリフは、なんと読書にまったく興味がなさそうな『自負と偏見』のキャロライン・ビングリーの言葉というのがツボです。

ファンの中には、そんな人のセリフを引用するなんて、と怒る声もあったようですが、私は風刺がきいててオースティンらしいんじゃないかと思っています。
ジェーンは意外とおもしろがったんじゃないかしら。

新しいお札はポリマー製。
紙より長持ちするらしいので、これから長い付き合いになりそうですね。

もしご興味があったら、コリン・ファースの出世作、1995年BBCドラマ『自負と偏見』を撮影したお屋敷を見学した時の記事は、こちら(お庭へのリンクお屋敷へのリンク)。

ジェーン・オースティンが住んでいた家の記事はこちら(記事へのリンク)です。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-23 16:00 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)
プレスツアーで最後のお庭を見学した後は、近くのリポン(Ripon)という町に移動しました。

旅も終わりに近づいてきたので、ツアーのみんなもどことなくしんみり。笑
毎日一緒に旅してきたから、お別れは寂しいもんね。

でも、お昼のために立ち寄ったこのリポンという町がなかなかイギリスらしい町だったので、少し見学させてもらうことができました。
この旅で町を歩くのはほぼ初めて!笑
お庭もお屋敷もとても楽しかったのですが、また違った興奮を覚えながら歩き始めました。

リポンはマーケット(市場)を中心に発展した町で、その歴史は1300年以上におよんでいるそう。
人が生活していれば食べ物や日用品が必要ですから、やはりマーケットがある町には人が集まって栄えるんですね。
といっても、実際のリポンはこじんまりした素朴でかわいらしい町でした。

e0114020_01165682.jpg

ちょっと雲行きが怪しかったのですが、雨は全く降らず!
有名なマーケットは毎週木曜日に開かれるそうで、残念ながらこの日の広場はとても静かでした。

それでも広場は町の中心になっているようで、この周りにはぐるりとお店やレストランが立ち並んでいたし、近くのベンチになんとなく座っているような人も多かったです。

e0114020_01035007.jpg


「ベンチに(本を読むでもなく)なんとなく座っている」って、日本だと怪しい人にも見えちゃいますが、ヨーロッパに来てからそういう人をたくさん見るようになりました。

e0114020_23210008.jpg
e0114020_01093406.jpg

このさわやかなグリーンに塗られたお店では雑貨や文房具を売るお店。
ロンドンではあまり見たことがないようなカントリーっぽいカードや小さな置物なんかが置いてあって、とてもかわいかったのです。

つい興奮して、一緒に町を見学していた中国のジャーナリスト、トムくんに「ここ、すごくかわいいなー。ロンドンよりかわいいものがあるかも!」と店内でつぶやいてしまったら、それをお店のご主人が聞きつけて、「そうそう、ロンドンがいつもいちばんいいってわけじゃないよ」とちょっと嬉しそうに微笑んでくれました。

こういう思い出、心に残りそうで嬉しいな。
ここでは、すごく凝ったフクロウのカードを買ったのですが、写真を撮る前にお隣りのスーパーおばあちゃんとの文通に使ってしまったのでした!
e0114020_01161056.jpg

これはまた別のお店のウィンドー。
都会の洗練された感じとはまた違う、ほのぼのした雰囲気がいいでしょう?
大きな都市にもこういうお店はありますが、こういう町の方が数が絶対的に多い。
私のほっぺたは緩みっぱなしでした。

そんなリポンの町ですが、実はマーケットの他にも有名なものがあります。
それが、リポン大聖堂(サイトへのリンクはこちら)です。
e0114020_01052087.jpg

いちばん古い部分は歴史を紀元7世紀に遡るという由緒ある大聖堂。
現在の建物は中世にヨーク大聖堂を模して造られたと言われているそうです。

外観はわりと地味なのですが(笑)、中に入ったら美しかった!

e0114020_01074853.jpg
e0114020_01041361.jpg
e0114020_00074988.jpg
e0114020_01050356.jpg
e0114020_01060899.jpg


リポン大聖堂は『不思議の国のアリス』を書いたルイス・キャロルとゆかりがあるそうです。

キャロルのお父さんはこの大聖堂で働いていたことがあり、キャロル自身も何度もリポンの町や大聖堂を訪れて、本業である数学の論文を書いたり、小説の一部を書いたりしたのだとか。
リポン大聖堂の装飾がキャロルの作品に影響を与えたのでは? という見方もあるそうですよ。

e0114020_00052432.jpg
e0114020_01063438.jpg
e0114020_01065736.jpg
e0114020_00060739.jpg

そう思って改めて見てみると、へんてこな生き物に囲まれた不思議の国に迷い込んだ気がしちゃいます。笑
(最後の写真は、単にステンドグラスを鏡に映して見せてくれていたので、なんとなく『鏡の国のアリス』を思い出しただけですが!)

まだ少し時間があったので、7世紀からあるという地下室に降りてみましょう。

e0114020_00102771.jpg

わー、古くて歴史を感じます。
素朴でシンプルなだけに、とても神聖な祈りの場所という印象を受けました。
クリスチャンではない私も心が洗われた気分です。

最後に入口付近の売店に寄ると、なにやらまたかわいらしいものがありました。

e0114020_01072427.jpg

手編みのお花のブローチ♪
しかもこれは、ヨークシャーを表す白いバラです。

世界史の時間に「薔薇戦争」って習いましたよね?
中世イングランドで起きた王位をめぐる貴族間の内乱なんですが、その時に争ったのが白いバラを掲げるヨーク家(ヨークシャー)と赤いバラを掲げるランカスター家(ランカシャー)でした。
そして赤と白のバラは今でもそれぞれの州の紋章として使われているんです。
つまり白いバラ=(リポンの町がある)ヨークシャー、なのです。

ヨークシャーはインディーさんの出身地ということもあって、私もちょっと思い入れのある場所。
なので、丸みを帯びてかわいらしい手編みの白バラをひとついただくことにしました。

お店の人にブローチを出すと、地元のボランティアの方が作ったものだからお金はいらないとのこと。
いやいや、それでは申し訳ないので、教会の募金箱に少し寄付させていただきました。

こういう商売っ気のなさ、古き良き時代を思い出させてくれる素朴さがヨークシャー(そしてカントリーサイド全体)のいいところなんです♪
案内をしてくれる年配のボランティアさんたちもとても親切で、見学していてほのぼのする大聖堂でした。

e0114020_01084410.jpg

さて、最後にもうひと回り町を見て歩きましょう。
リポンの町はそれほど大きくないので、徒歩でほとんどぐるっと見て回ることができます。

この辺りはビクトリア時代ぐらいに作られたエリアでしょうか。
赤レンガの華やかな建物の中にアンティークやヴィンテージのお店が入っていました。

e0114020_01081625.jpg
e0114020_01180767.jpg

昔ながらの雰囲気のお肉屋さん。
手作り風なパイやソーセージが並んでいました。
スーパーで買い物をすることの多い大都市ではあまり見かけない風景ですね。
マーケットで毎日の買い物をしていた時代にタイムスリップした気分。

旅の最後にイギリスらしい町を歩くことができて大満足でした。

ここでちょっと続きがありまして、今年の6月に、「リポンの町でラッパ吹きを募集」というニュースを見たのです。
(BBCの記事のリンクはこちら

この記事によると、リポンの町ではなんと886年から1日も欠かさず、午後9時に広場と市長さんの家の前でラッパが吹かれるそうなんです。
目的は時間を合わせること。
こののどかな習慣はなんと今でも続いていて、現在も続く習慣としてはイングランドでいちばん古いとか。
なんとクラシックな!

BBCの記事は、そのラッパ吹きの仕事をする人を新しく募集する、という内容でした。
ということは、この習慣、まだまだ続くんですね。いいぞ、いいぞ♪
(ラッパ吹きの方は一人だけではなくて数名いるようです)

記事へのリンクをクリックして動画を見ていただくと、何やら正装風な男性が古めかしいラッパを厳かに吹いている姿がご覧になれます。
ご興味のある方、ぜひ!
そしてこのお仕事、7月に候補者の面接があったそうですが、どんな新しい人が就任したのかな。

さて、ここで旅の見学はおしまいですが、最後にこの日に泊ったゴージャスなお宿を紹介させてください。
ホテルは、薔薇戦争でヨーク家と戦ったランカスター家があったランカシャーにありましたよ!笑

e0114020_01241281.jpg

(ランカシャーに向かう車中から。
のどかな景色を見るのも最後かなー)


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-22 18:18 | Visit Britain | Trackback | Comments(0)
コッツウォルズのお話をする前に、北イングランドの英国ガーデンツアーを最後まで終わらせたいと思います。
そうなんです、まだ最後じゃなかったのです。汗汗
諸事情で遅れに遅れておりました。

まずは、ちょっと長くなりますが、これまでのおさらいのリンクを。
テーマは「北イングランドの英国ガーデンをめぐる旅」。
それぞれのタイトルをクリックすると記事にリンクしています。


そして、今日ご紹介するのがツアー最後のお庭は、世界遺産にも登録されているファウンティンズ修道院遺跡群を含むを含むスタッドリー王立公園(Fountains Abbey & Studley Royal)(リンクはこちら)。
中世の頃からの英国の歴史が反映されていたり、お庭のスケールが壮大だったりと、魅力たっぷりのお庭でした。

さて、どんなところなのかな。
e0114020_07505297.jpg


ナショナルトラスト(リンクはこちら)が管理するこのファウンティンズ修道院遺跡群を含むを含むスタッドリー王立公園(長いので、以後「スタッドリー王立公園」と呼びますね!)、大きく大きく分けると、ファウンティンズ修道院遺跡群と壮大なウォーターガーデンと広大な森林で成り立っています。

入り口付近からお庭に出て最初に目につくのが修道院の跡です。

e0114020_07523745.jpg

16世紀初め、離婚して別の女性と結婚したかったイングランド王のヘンリー8世がカトリック教会と決別し、イギリス国教会を設立したというお話は世界史の授業で習ったと思います。

そしてここからは私もイギリスに住むようになって初めて知った事実。笑

ヘンリー8世がカトリック教会と決別した時、英国内にはカトリックの修道院が数多くありました。
しかし、決別したからにはもうカトリックの修道院はもう不要ということで、修道院を解散させ、なんと建物も破壊したのです。
あら、怖い!

宗教的な建物が残っていると、そこに集まる人たちの信仰が続いてしまうと恐れたようです。
この話を聞く度に、チベットで壊された修道院の跡をずいぶん見て胸が痛んだことを思い出します。
世界のどこにいても、支配する人が考えることはだいたい同じなんですねぇ。
(破壊されたチベットの修道院について書いた記事はこちらをご覧ください♪)

話はイングランドに戻って、その時に破壊された修道院の数はおよそ800以上。
修道院にはかなりの資産がありましたが、その資産も王家が没収したそうです。

ただ、チベットの修道院はかなり形をなくしていましたが、イングランドの方は使えない程度に壊した感じ。
なので、近所に住む人たちは、建物に使われていた石を勝手に持ち出して、自分の家を建てるのに使ったそうです。笑
なんだか微笑ましい話ですね。
別の修道院跡を見学した時、実際に立派な石で作られた小さな家を何軒か見たことがあります。

使われなくなった修道院の建物自体は寂しく枯れていきましたが、長い年月が経った今となっては、自然と調和したり、苔むしたりして別の美しさを生み出しているものも多く、英国内のあちこちで人気の観光スポットになっています。

と、前置きが長くなりましたが、このスタッドリー王立公園にあるのもその一つで、シトー会のファウンテンズ修道院跡なのです。

この修道院跡、私がこれまでに見た中では、建物の形がいちばん残っていたと思います。
(説明を見たら、修道院跡としてはヨーロッパでも最大規模と書いてありました)

e0114020_22555651.jpg

遠くから見ると、きれいに残っているようですが、やはり近づいてみると物悲しい。

e0114020_22550302.jpg

そうかと思うと、朽ちた建物が長年の間に自然と調和し始めて、美しくも感じられます。

e0114020_22535002.jpg
e0114020_22524874.jpg
e0114020_07525258.jpg
e0114020_22521743.jpg
e0114020_07535466.jpg

e0114020_23005430.jpg
e0114020_07582584.jpg

ここなんて草がきれいに刈られているので、まるで最初から緑の中に作られた野外の建物みたいになっています。
が、もちろん、もともとは屋根も床もあったんですよ。

e0114020_07562622.jpg

わっ! あまりに普通に周りに溶け込んでいて幻覚を見たかと思いましたが、これは本当にいた人たち。笑
小学校高学年ぐらいの子どもたちが中世の僧侶の格好をして見学していました。
歴史の勉強も、こんな風に楽しくできると記憶にしっかり残りそうですね。

e0114020_23012080.jpg


美しい建物を見ながら遠い昔や当時の人たちの気持ちにいつまでも思いを馳せていたいところですが、他にも見どころたっぷりなので、このあたりで先に進みましょう。

e0114020_07591579.jpg

修道院跡を離れて少し歩くと、水辺に出てきます。
このあたりからがウォーターガーデン。

この土地を相続したジョン・アイズラビー(John Aislabi)は、18世紀の初めには財務大臣にまでなった立派な人物でした。
が、スキャンダルで議会を追われた後は、この土地で壮大な庭園を作ることに力を注いだそうです。

フランス式の庭園をベースに設計された壮大なウォーターガーデンはフォーマルな形式。

まず初めにウォーターガーデンを作り、その後、息子のウィリアムが修道院跡を買い足しました。
その時に作られた特別な場所があるということで、ウォーターガーデン見学の前に、ちょっと行ってみることにしました。
スタッドリー王立公園では自由行動だったので、見学する順番も自由だったのです。

園内の地図をたよりに特別な場所を目指して歩いていると、だんだん上り坂になってきました。
e0114020_07595177.jpg

とてもとても静かで、まるで本当の森の中にいるよう。
しかも誰も歩いてないけれど、大丈夫かな。汗

かなり登っていくと、こんな美しい石像に遭遇。
e0114020_23452358.jpg

大丈夫、こんな像があるなら、この道であってるのね。笑

そしてふと振り向くと、こんなすてきな景色が!
e0114020_08001672.jpg

遠くには先ほどの修道院跡も見えていますね。

これが私の目指していたサプライズ・ビュー、またの名をアン・ブーリンの椅子(Anne Boleyn's Seat)。
写真を撮ったつもりなのになぜかなくなっているのですが(汗)、山道を登ったところにベンチがあって、そこからのとびきりの景色なのです。
アン・ブーリンといえば、修道院を解散させたヘンリー8世の2番目のお妃、そして天下のエリザベス1世の生みの母上ですよね。

いただいた資料によると、先ほどの頭のない石像はアイズラビー家がこの土地を買った時からあったそうです。
その後18世紀になってから、この石像がどうやらヘンリー8世やアン・ブーリンや修道院の解散と関係があるらしいとわかり、アン・ブーリンの名前がつけられたのだとか。
サプライズ・ビューの方は、もちろん、とびきりの景色を指しています。
こんな曇り空でも修道院跡がよく見えて、本当に絶景でしたよ♪

さて、目的の景色を眺めた後は、丘を下りて、ウォーターガーデンを見学しなくては。
はあはあしながら丘を登っていたら、意外と時間がかかってしまったので、ちょっと急ぎましょう。

でも途中にこんなすてきなものがあったりして、ついつい立ち止まって写真を撮っちゃうのです。
e0114020_08005374.jpg
e0114020_08011475.jpg

この見晴台からの眺めるウォーターガーデンもすてき。
上から見るとスケールの大きさや全体の形がよくわかっていいですね。

e0114020_08013549.jpg
e0114020_08015779.jpg

ああ、いかん、急がなくちゃ。
地図で確かめると、どうやらここを左に折れるみたいなのですが、おや? これは?

e0114020_00030241.jpg

地図によれば、この穴の中を通っていくことになっています。
でも中は真っ暗なんですよ!

ちょうど工事をしている方がいらしたので聞いてみると、「そう、ここを降りるとウォーターガーデンだね!」と明るく教えてくれました。
「あのぅ、ここ人が通れます? 暗くて歩けないんじゃ?」
「あっはっは、大丈夫、大丈夫、そんなに長くないから、すぐに明るくなるよ」

本当かなあ、と恐る恐る入ってみると、一瞬本当に本当に真っ暗になりました!! 
怖いよーー!

でも、涙目になりながらそろそろと少しずつ足を進めていると、ほっ、出口が見えてきました。

e0114020_08021693.jpg

あー、よかった! 怖かった!
でも、実はドキドキが味わえて、ちょっと楽しかったのも本当です。
ちょっとだけ、ですよ。笑

そんなことをしているうちに、時間がさらになくなってきました。
急いでウォーターガーデンの見学を!
e0114020_08031478.jpg

水面のすぐ近くまで来ると、あまりのスケールに言葉を失いました。
とても大きいのに、あくまでも静かで穏やかな水辺。
聞こえるのは風がそよぐ音だけ。
先ほどまでのドキドキがウソのように消えて、一瞬にして心が穏やかになりました。

e0114020_08033202.jpg

水辺の向こう岸から写真に撮られることの多いこの聖堂(Temple of Piety)、私は偶然にもすぐ近くに来ることができました。
ひっそり美しい新古典主義の建物です。
黄味がかった石の色もあったかくてすてきですね。

e0114020_08035238.jpg

どこを写真に撮っても絵になる美しさ。
あまりのスケールに銅像が小さく見えていますが、銅像自体、とても立派なものなんですよ。

ジョンとウィリアムの親子2代が作ったこの庭園は、200年前の当時からあまり形が変わっていないというのが驚きです。
クレーンもブルトーザーもない時代に、これだけの規模のお庭を造るのは相当な時間と労力が必要だったことでしょう。

e0114020_08041472.jpg

静かな水辺を歩いていると、気持ちがとても和んで落ち着きます。
優雅に散策するドレス姿の女性や帽子をかぶった紳士達を想像して、またまたうっとり。

でも! いかん、時間があまりないことを思い出しました。
そろそろ集合場所に戻らないと。

地図をたよりに入り口の集合場所に戻ろうとしたのですが、なにせ広いので大変。
ちょっと歩いては間違っていたことに気づくという失敗を何度か繰り返した後、通りがかりの親切そうなおばさまに方角を教えてもらって、道なき道を登り始めたら・・・

e0114020_08050680.jpg

目印になる建物があった♪
この時は嬉しくて、小躍りしたい気分でした。

e0114020_08053389.jpg

この教会は19世紀に建てられたセント・メアリーズ(St. Mary's)教会。
中世の影響を受けた内装が見どころらしいのですが、中まで入る時間はなかったので、ビクトリアン・ゴシックの美しい外観を楽しみました。
スッとした姿がきれいですよね。
(教会内部はイースター時期から9月までのみの公開なので、詳細はサイトでご確認くださいね)

そして、ここまで来たら、後は大丈夫。
無事に集合場所の入り口に時間内でたどり着くことができました。

ツアーの皆さんに「迷わなかった?」と聞いてみましたが、みんな「全然!」ときっぱり。
本当かなあ。笑
でもみんなたくさん歩いたことは確かなようで、頬が紅潮してとても健康そうに見えました。
自然の中を歩くのはやはりいいですね!

このスタッドリー王立公園、ご紹介した以上にずっとずっと広くて、もっと森に近いところには野生の鹿がいたりもするようです。
神秘的な中世の名残りに加えて壮大なウォーターガーデンに大自然と、1日たっぷりかけてもまだ足りないくらいの魅力が詰まっていました。
しかも観光シーズンの6月でもそれほど混んでいないのがすばらしい! というか、広すぎて、あまり人に会わないだけかもしれません。笑

ここも、ぜひまた訪れたい場所にリスト入り。
お天気がいい日のピクニックにも良さそうですね。

e0114020_07565479.jpg

******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング
# by londonsmile | 2017-09-19 19:02 | Visit Britain | Trackback | Comments(0)
週末は大好きな友達の待ちに待った結婚式でした。

本当は去年の秋にスペインのリゾート地で式をするつもりだったのに、予定がうまく合わなくて今年になったのですが、場所も大幅に変更されて、なんとわが家の近くのリッチモンドパークの中!
ここは二人が初めてデートした場所なんですって。なんかかわいいでしょ。

眺めが良いことで有名なペンブローク・ロッジには何度か行ったことがありましたが、そこで大好きな友達の結婚式に参列する日が来るとは!
土曜日の午後、ウキウキで出かけてきました。

e0114020_00383668.jpg

リッチモンドパークはロンドン南西部に広がる王立公園です。
ロンドンの王立公園としては最大という広い園内には、春にシャクナゲやツツジが咲き乱れたり(イザベラ・プランテーション)、野生のシカが見られたりと魅力たっぷり。
管理はされているものの、手つかずの自然のような森の中を歩くこともできる大人気の公園です。

この日も車で会場に向かう途中、野生のシカの群れに出会いました。
e0114020_00393551.jpg

車の中から写したので、ちょっと遠くてごめんなさい。笑
そして反対側には大きな角を誇るようにゆうゆうと歩く雄ジカの姿も。

e0114020_00395034.jpg

またまた小さいですね。スミマセン。
でもシカには毎回出会えるわけではないので、これは縁起がいいなーとますます嬉しくなりながら会場に到着したのでした。

e0114020_00401284.jpg

こちらがペンブローク・ロッジ。
もともと初代ラッセル伯、ジョン・ラッセルのお屋敷だったところを改造して、今はレストランになっています。
この日は一部が貸切になっていただけで、普段は一般の人もお散歩の途中でご飯を食べたりお茶を飲んだりできるんですよ。

e0114020_00211327.jpg

すでに到着してた他のゲストの方たちとバルコニー部分でおしゃべり。
主役カップルとは共通の友達がいないのでドキドキでしたが、お二人のお人柄か、集まった人たちは本当に良い人たちばかりで、気さくに話しかけてくれたのでホッとしました。
実は私だけじゃなく、インディーもパーティーは苦手組なのです。笑

子供の頃から世界中のあちこちで過ごしている新婦のお友達は、それこそ世界中から集まっていてびっくり。
友情は国や文化を超えるんだなーと改めて感激でした。
私ももっと感情を上手に伝えられるように英語、がんばろう!
日本語だけ話すよりも世界が広がりますもんね。

e0114020_00403304.jpg

この時はちょっとお天気がイマイチでしたが、バルコニーからの眺めがとても良く、かなり向こうの方まで見渡せます。
(ここはロンドン市内の方角ではありませんが、この近くには市内のセントポール寺院がまっすぐ見える「ヘンリーの小山(King Henry's Mound)」もありますよ!)

e0114020_00405344.jpg

貸切の席じゃなくても、こんな風に広い景色を眺めながらご飯を食べることもできます。
(スコーンもあるので、お茶の時間も楽しめますよ♪)

ちょっと方角が違うだけで、青空が見えてますね。
とてもイギリスらしいお天気。笑

招待状には会場はペンブローク・ロッジとしか書いてなかったので、あまり考えていませんでしたが、お式もここが会場でした。

e0114020_00445308.jpg

バルコニー側の明るい場所に作られた席。
ここで感動的な人前式がありました。

結婚式って何度出ても感動しますねー。
無宗教の人前式でしたが、お友達の役者さんのリードに従って二人が誓いの言葉を言った後、「今ここにいるあなたたちも、これから彼らをサポートすることを誓いますか?」という質問があり、全員が一斉に「誓います!(We will!)」と大きな声で答えました。
なんだか感動。

シリア人の彼女とスコットランド人の彼。
違いはいろいろあると思うけれど、最初から一緒に生まれたみたいにお似合いの二人です。
これからもますます仲良くお幸せに。
と思うと同時に、私たちもお二人と一緒に楽しいことをたくさんしていきたいな、と思わせてくれる温かいお式でした。

お式の後はまたバルコニーに移って、写真を撮ったり、ハグしあったり、ご家族にご挨拶したり、と楽しい時間。
その間に係の方が披露宴会場を作ってくれました。

e0114020_00411844.jpg
明るくてすてきでしょ。
窓を背にして新郎新婦が座ったので、みんな明るいバルコニーの方を向くことになり、とても気持ちが良かったです。

e0114020_00385334.jpg

音楽好きの彼らは、それぞれのテーブルに曲の名前を使っていました。
私たちのテーブルはBig in Japan(「日本で大スター」みたい感じかな)。
イギリスに来てからずいぶん耳にするようになった曲です。

日本人である私(とインディー)の他に、日本に何度か行ったことのある新郎の従兄弟夫妻、イギリスに進出している日本企業で働いているお友達カップルなどが一緒でした。
たぶん、初対面同士、話が弾みやすくしてくれたんだと思います。
嬉しい気遣いに感謝。

和やかに食事をした後には、新婦と新郎のお友達一人ずつ、そして新郎のスピーチ。
大笑いするお話や感激しちゃうエピソードを聞きながら、またまたご家族やお友達の愛に包まれた時間でした。

e0114020_00390550.jpg

写真は先に撮っちゃったのですが(笑)もちろんケーキカットもありましたよ♪
「3、2、1」とみんなでカウントダウンしてカット。
ここでも参加できて楽しかったです。笑

食後は一時、別の場所に移動してコーヒーなどをいただき、その間にまたまた係の方が大活躍してダンス会場を設置♪
イギリスでは結婚式の披露宴にダンスはつきものなのです。

新郎新婦のファーストダンスをみんなで見守った後は、ディスコタイム!

e0114020_00415674.jpg

イエーイ!
これはアイリーン・キャラの「フェーム!」で盛り上がっているところ。
もちろんみんなで「フェーム!」と叫んでいるのです。笑

音楽は言葉よりも手っ取り早く人をつなげてくれますね。
青春時代に流行った歌と歌いながら踊っている着物姿の私に「あなた、日本人?」「これ、キモノって言うんでしょう?」と話しかけてくれた同世代の人が多かったのです。
音楽万歳!
80年代ミュージック万歳!

ちなみに出席者の中で最高齢と思われる新郎のおばさまも元気にダンスに参加していて感激でした。
新郎新婦の出身にちなんで、中東やスコットランドの曲も混じっていたのですが、おばさまは中東のステップにもチャレンジ。
ダンスフロアーの花でした♪

e0114020_00422254.jpg

ふと外に出てみると、夜景もきれいでした。
建物の中は大音響なのですが(笑)、公園の真ん中からご近所迷惑にもならないし、気兼ねはまったくナシ。
夜のバルコニーにはダンスから抜け出して話し込む人たちもいたりして、なんだか本当に学生時代のパーティーを見ているようで、青春時代を思い出して胸がキュンとしました。
80年代、万歳!笑

e0114020_00423849.jpg

こうして夜は更けていきました。
リッチモンドパークは夜は門が閉まるのですが、こういうイベントがある日は一つだけ門のところに門番の人が遅くまで立ってくれて、お迎えのタクシーを出入りさせてくれるので安心です。

感激のお式にあったかくて楽しいパーティー。
お二人らしい1日を一緒に過ごせて本当に嬉しい時間でした。

いつまでも仲良くお幸せにね。
一緒にいろんなことして楽しもうね!


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング



# by londonsmile | 2017-09-18 18:20 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

8つの目が見てる!笑

ふと足元を見たら、8つのつぶらな瞳が私を見上げていました。

e0114020_01545879.jpg

イギリスに来てから、おもしろ柄の服や靴下を身につけるようになりました。
ちょっとしたプレゼントにいただいたりするし、大の大人も平気で普通に身に付けているから。
(この写真に写っているのは、どちらも日本にいる妹にもらったもの、しかもスリッパはニコニコ好きな私のリクエストですが!笑)

家で仕事しているのでオフィスに行く訳ではないし、そんなに真面目にしている必要もないので、意外と気に入っています。

ロンドンではまたテロがあったり(わが家の近くでした)、日本の上空にはミサイルが飛んでいたり、なにやら穏やかなじゃないこの頃ですが、できるだけ普通に穏やかに過ごしていきたいですね。

日本は3連休ですね。
日本にいる方も、そうでない方も、どうぞ穏やかな良い週末をお過ごしください。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-16 03:01 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
すっかり秋の気配がたっぷりになってきたロンドンです。
朝晩はずいぶん冷えてきて、わが家では小さなヒーターを使っています。

空を見上げると、木の葉もすっかり秋色。

e0114020_23295468.jpg

これは以前にも書いたことのあるマロニエの木。
日本語ではセイヨウトチノキ、英語ではhorse chestnut、あるいはconker treeと呼ばれる木で、秋には黄緑色のイガイガがなります。
e0114020_23305656.jpg

写真を拡大してみましたが、黄緑色の実、見えますか?

この黄緑色の固い殻に守られた中には、栗にそっくりな実が隠れているのですが、イガイガが木から落ちると、それがぱっかーんと割れます、こんな風に。
e0114020_23293859.jpg

これは甘栗にそっくりですが、食べられないそう。
でも子どもが種同士をぶつけたりして遊ぶので、毎年、この季節になると、この栗そっくりの種を拾う子どもがたくさんいます。
コンピュータ世代の子どもが夢中になってこれを拾っているところを見ると、ほほえましくて、ほっとしちゃいます。

そして拾うのは子どもだけじゃなくて大人、なのです。笑
孫のために、とビニール袋持参で拾っているおじいちゃんおばあちゃんもいるし、普通に大人が物色していることも。

落ちているコンカーを蹴飛ばしながら歩くのもこの季節の楽しみだ、とインディーは断言しております。笑

昨夜は風雨ともに激しくて、夜の間ずっと、窓の外からごうごうと音が聞こえていました。
そして、朝目覚めてみると、こんなにたくさん落ちていましたよ!

e0114020_23302877.jpg

わー、いっぱい。
お庭のお掃除する人、大変だ!笑
近所の子どもたち、お掃除されちゃう前に急いで拾いにおいで〜!

でも木には、まだまだ実がたくさんついているので、拾う時にはもちろん、イガイガが頭や体に落ちてこないように気をつけなければなりません。
気をつけると言っても、どうしようもないので(笑)、頭を低くしたり、手で覆ってかばったりしている子もいて、これまた微笑ましい。

固いイガイガの実が落ちる時、ただ草の上に落ちてくれればいいのですが、私たちが住んでいるフラット(集合住宅)では、この木の下に車がたくさん駐車してあるので、車の上に落ちることも意外に多いのです。
これまた前にも書きましたが、草の上に落ちるとパサッ、舗装された道路に落ちるとポン、そして車の上に落ちるとゴーーン! という音が響きます。

e0114020_23301216.jpg

車の上に落ちたの、見〜つけた!笑
でも車って頑丈なようで、これまでコンカーで傷がついたという話を聞いたことがありません。

それでもゴーーン! の迫力はすごいので、その音を聞いては、つい窓辺にかけよってしまい、忙しくなる私の毎日です。笑

3年前に書いた記事にご興味ある方は、こちらからどうぞ♪


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング
# by londonsmile | 2017-09-14 17:45 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
少し前から気になっていたリージェントストリートに大きく掲げられた幕。

e0114020_02135001.jpg

カラフルでさわやかで気持ちいいな。
しかも「London, Everyone Welcome(ロンドンは誰でも歓迎します)」と書いてあるのです。

e0114020_02140579.jpg


あれ? ちょっと待って。
見慣れた文字も書かれています。

e0114020_02153444.jpg

日本語でも「ようこそ」と♪
よく見るといろいろな国の言葉で「ようこそ」と書いてあるようです。

その下にはハッシュタグ付きで、#London is open(ロンドンはオープンな街です)という文字も。

テロの影響で居心地がよくなくなっているイスラム教の人をはじめ、世界のどこから来る人も歓迎ですよ、という意味ももちろんあるでしょう。
そして、それに加えて、最近よく言われるようになったLTGBの人たちへの配慮もあるのかなと思います。

今のロンドン市長のカーンさんはLTGBのことにとても熱心なんです。
地下鉄のアナウンスにも伝統的な「ladies and gentlemmen(ちょっとかたくなりますが、「紳士淑女の皆さん」)」という呼びかけをやめて、「hello, everyone(皆さん)」という言い方に変えるという話も出ているほど。
これだと性別にかかわりなく呼びかけられるので、誰でも歓迎されていると思ってもらいたい、という願いが込められているそう。
残念ながら私は新しい呼びかけはまだ聞いていないのですが、早く聞いてみたい♪

そんなことを考えながら、秋晴れの中、写真を撮ってみました。

ちょっと慌しくなっていて、ブログの更新が遅れ気味です。
少しお待ちくださいね♪


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-12 02:44 | ロンドンにお出かけしよう | Trackback | Comments(0)
先日、アート展のオープニングパーティーに行く機会がありました。
例の文通友達のマダム(誰のことか知りたい方はここをクリック)のお嬢ちゃんが関わった展示だったので、お招きいただいたのです。

この日インディーは仕事の都合で行けないと言うので、出かけるべきかどうか悩みました。
華やかなパーティーはちょっと苦手なのです。
その場の雰囲気は楽しみたいのですが、初対面の人とちゃんとおしゃべりできる自信があんまりなくて。
まして知っている人がほとんどいないパーティーににひとりで出かけるなんて、ドキドキものです。

しかも、展示の会場はメイフェアーだったのです。
ここは超高級住宅地でもあり、一流のお店やホテルが数多く立ち並ぶロンドンのど真ん中。
そんな場所にあるアートギャラリーで開かれるということは本格的なアートコレクターやハイソな方々が集まることはほぼ確実。
ますますドキドキする!笑

でもでも、お嬢ちゃん(と言ってももう社会人ですが)が自分でもアーティストさんと一緒に世界のあちこちを周って写真やビデオを撮ったとマダムから聞いていたし、彼女がそんなにがんばったお仕事ならぜひ拝見しなくては! 
それに、アート展のオープニングパーティーに行ったことがなかったので、どんなものなのか、どんな人が集まるのか、興味津々。

というわけで、バクバクしそうな心臓を抱えて、夕方、ひとりで出かけてきました。

e0114020_08213314.jpg

会場は想像以上に人が多く、アート作品が写ってしまうのも著作権の侵害かしらんと思ったりして、外に出たところを窓からパチリ。
2階分の吹き抜けになった高い天井が気持ちのよい、モダンで美しいギャラリーでした。

私が到着すると、偶然入り口のあたりにいたマダムがすぐに気づいてくれて、私の手をとって会場を連れて歩いてくれました。
手をつないで歩くなんて子ども扱いのように聞こえるかもしれませんが、親しい女性同士ではよく見られる光景。
「親しい」と思ってもらえたみたいで嬉しかったデス。
前にもお会いしているご家族のところに連れて行ってくれたり、お友達に紹介してくれたりしたので、ひとまずひと安心。

とはいえマダムはお知り合いがたくさん来ていたので、さすがにずっと私と一緒にいるわけにもいきません。
他の人とお話を始めたところで、私もアート観賞を開始。
会場内のあちこちで係の方がすすめてくださるスパークリングワインを片手に、優雅に作品を見て回りました。

作品は、アマゾン、ヒマラヤ、シベリア、日本、アフリカなど、いろいろな国を題材にした写真や絵画、コラージュ、書などでした。
天井の高いギャラリーにスペースたっぷりに展示されて美しかったし、興味深いものが多かったです。
白状すると、実はあまりモダンアートや抽象画は得意ではないのですが、見たこともないような点々で描かれた作品やおもしろい構図の写真など、その裏にあるアーティストの思いを想像しながらアートを観るのは楽しい時間でした。

そうしながらもこれまた楽しかったのがパーティーのお客さんウォッチング。
この展示は、ロンドン、パリなどで一般に公開された後、ニューヨークでオークションにかけて販売されるそうで、ということは、この作品は実際に売りに出されるのです(確かに参考価格が横に書いてありました)。
だからパーティーにも本格的なアートコレクターやアート関係の方々、ジャーナリストなどが幅広く集まっていたようです。

作品を見ながらも横目でしっかりゲストを見ていると、
シャネルスーツがキマっているマダム、
カジュアルな装いではあるもののいかにも上品そうな紳士、
スーツ姿で作品をスマホで写真撮影しまくる年配の男性(コレクターかな)、
個性的な、どちらかというと派手ないでたちの男女(アーティストの方やアート関連のお仕事の方かなあ。必ずしも若くないのです・笑)、
ジーンズにTシャツというカジュアルな服装の若い人たち(お嬢ちゃんのお友達かな、それともアーティストかな)、
親御さんに連れてこられたのか、七五三のようなスーツでバッチリきめて大人と握手している小学生ぐらいの男の子たち(なぜわざわざ子どもが来ているの?笑 しかも複数!)、などなどさまざまな人たち。
作品を見ている時と同じように、それぞれのゲストの背景を想像し始めると妄想がとまらなくなっちゃって楽しかったです。笑

ひとりでそんなことをして楽しんでいる間、マダムのご家族や当日紹介してくれた方たちも、時々目があうと優しく話しかけてくれたりして嬉しかったです。
いろいろな人種の人が100人以上はいたと思いますが、私が見た限りでは東洋人は私の他にもう一人女性がいただけだったので、ちょっと目立ってたかもしれません。

e0114020_08180564.jpg

帰り道、少し離れたところから撮った会場。
ね、天井が高いでしょう?

パーティーの最後の方で、マダムのお嬢ちゃんが展示の目的や活動の内容についてスピーチを始めました。
マイクをしっかり持った彼女、たくさんの人を前にしても緊張した感じはまったくなく、いつもどおりのかわいい笑顔で、とても落ち着いた口調。
すごいなあ。
初めて会った時にはネコのしっぽを掴もうとしてたあの子がねぇ、と私までウルウルしちゃったので、ご家族の皆さんはさぞや誇らかったことでしょう。
私も、若い人が成長したり活躍したりするのを見るのがとても楽しみな年代になってきました。

e0114020_08181756.jpg

家に帰る途中のメイフェアーのお店のウィンドー。
やっぱりメイフェアーは高級品が似合うエリアです。

ひとりだったので早めに会場を出たのですが、華やかな場所にいたせいか、スパークリングワインのせいか、帰り道もなんだか気持ちがウキウキしていました。笑

初めはドキドキしていたものの、結果としてとても楽しいパーティーでした。
ただ私としてはもっとお話が上手にできるようになりたいなあと痛感もしたのでした。
英語での会話という意味だけじゃなく、会話のもっていき方というか、世間話の仕方というか。
日本とはまた会話のペースが違うと思うのです。

お相手の方が上手にリードしてくださるから話が続いたものの、つい聞こうと思ったことを控えたり、言いよどんだりしたことが何度かあって、反省しきり。
この日お話した方たちは、ハイソなマダムやアーティストさんなど普段お会いしないような方が多かったので、全然違う世界のお話を聞くのが本当に楽しかったのです。
もっと聞きたいことをちゃんと聞いたり、突っ込んだりできるようになりたいなあ。
どんどんパーティーに出かけて練習しなくては!笑

e0114020_08183219.jpg

いつもならすっかり寝る準備が整っているような時間のロンドン。
ひとりで夜のロンドンにいると、今でもちょっと大人になったような気がしちゃいます。
年齢は大人なんですけどね。笑


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-08 04:02 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)
先週の土曜日のロンドン地方、びっくりするような良いお天気でした。
もう秋風が立っていて朝晩は肌寒いのですが、秋が好きな私はそれがまた心地よかったりして。笑

この日は久しぶりに朝から友達とインディーと北ロンドンでウォーキングする約束をしていたので、早朝に家を出ました。
歩きながらも友達のおしゃべりが止まらず、残念ながら写真を撮るタイミングがまったくなかったのですが、歩き回ったハムステッドの町は朝日に輝く緑や古い建物が美しくて、うっとり。
ハムステッドは大好きな場所なので、またお天気の良い日にカメラを持って写真を撮りに出かけたいと思っています。

その後、インディーが仕事の用事でメイダヴェイル(Maida Vale)に行くと言うので、私も一緒に行ってみることにしました。
この辺りはあまり行ったことのない場所なので、興味津々。
運がよければ、ロンドンの「リトルベニス」も見られるかなーと期待していたのですが、インディーがその角を曲がったすぐ、と言うので、彼が用事を済ませている間にひとりで歩いて行ってみました。

e0114020_00481076.jpg


リトルベニスとは、産業革命時代に石炭などを運んだ運河が残る北ロンドンの地域。
その後、鉄道や自動車の発達で使われなくなったので、今は遊覧船が行き交ったり、ナロウボートなどがとまったりしていて、とても大都会ロンドンとは思えない場所と聞いていたので、ぜひ見てみたかったのでした。

まず私たちはバスでClifton Roadというハイストリートのようなところに到着。

e0114020_00512195.jpg

お店が並んでいる辺りはちょうど日陰にもなっていたし、お店はまだほとんどしまっていたので写真に撮らなかったのですが、八百屋さん、オーガニックの肉屋さん、カフェなど、チェーン店ではないお店がずらりと並んでいて、なかなか良さげな雰囲気。

ここから高級住宅街をほんの5分ほと歩くと運河があると聞いて、早速歩きましたよ。

e0114020_00483623.jpg


すてきなお家!
町のハンギングバスケットにちょうど水やりの車が来ていて、お水をたっぷりもらったお花はますます色が映えていました。

e0114020_00510348.jpg

到着したのはこの道でした。
わー、もう船が見えてます。
この通り沿いにちょっと歩いてみましょう。

e0114020_00502479.jpg


おおー、ボートです!
なんだか風情があって、一気にリラックスした気分になりました。
ロンドンじゃなくて、アムステルダムかどこかにいるみたい。笑

私が歩いたこの部分の運河には、両側に主にナロウボートがとまっていて、その間をたまに遊覧船や個人の船がゆっくり行き交っていました。

e0114020_00500797.jpg

ちょっと暗かったかな。
両側にとまった船の間を遊覧船(だと思うんだけど)が走っているのがわかりますか?

横幅が狭いとはいえ、それなりに大きな船なのに、ほとんど音がしないのです。
もしかして都心部では音の規制があるのかも?
それにしても音も立てずに水の上をすーっと滑るように通り抜けていく様子は、まるで夢の中の光景のよう。
しばし現実を忘れて、ロンドンのポケットに迷い込んだ気分になりました。

e0114020_00492320.jpg

そうしている間にも今度は小さなボートが反対向きに通りました。
この船も音はまったくなし。
若い女の子3人の嬉しそうなおしゃべりだけが聞こえて、こちらまで楽しい気分になりました。
20歳前後の女の子しか見えなかったんだけど、誰か運転してたんだろうか? それとも女の子のひとりが? 
その謎も含めて、なんだか不思議な気分です。笑

この運河沿いの道はずっと続いていたので、もっと歩いて行きたかったのですが、さっきのハイストリートも気になった私。
インディーとの待ち合わせの時間までにそちらも観察したかったので、今日はこの辺でおしまいにしました。
ここは是非また来なくては!

そしてさっきのClifton Roadに戻ると、10時を過ぎたのでお店も開いていました。

e0114020_00545169.jpg

カラフルな果物のディスプレイがひときわ目を引く八百屋さん。
すごく品揃えがいいから見た方がいいよとインディーに言われていたので入ってみると、本当にすごかったのです。
リンゴやトマトは何種類もあるし、パッションフルーツや金柑や大根のような手に入りにくい果物や野菜も豊富にありました。
どれも新鮮そうで、ほとんどが重さを測って買う昔ながらの八百屋さん。

ついつい興奮して、フラットピーチ(日本の白桃に似ていて美味♪)、ビクトリアプラム(この時期に出る英国産のプラム)、日本風の小さくてパリッとしたキュウリ、大根など、あれこれ欲張って買ってしまったけれど、どれもおいしかったです。
もしお近くにお住いの方がいたら、この八百屋さん、オススメです!

その他のお店もほとんどがチェーン店ではなくて、とても良い雰囲気のストリート。
大興奮のお買い物が終わってもまだ時間が少しあったので、お茶でも飲もうと思ったのですが・・・土曜日の朝ということもあってか、個人経営のカフェは常連さんらしき人たちでいっぱい。
独立系のカフェが大好きなのですが、ご近所さんに遠慮したというか、ちょっと気後れした小心者のワタクシは(笑)、数少ないチェーン店のコーヒー屋さんに入ってみました。

e0114020_00495588.jpg

でも、そこでもね、入り口付近にお年寄り数人が陣取っていて、とても和やかな雰囲気でした。
お年寄りたちはほぼ毎日のように集まっているらしく、お店に入ってくる人たちのほとんどから挨拶を受けていたし、中にはわざわざ挨拶に店内に入ってきて、コーヒーも買わずに出て行っちゃう人も。笑
お店の外を歩く人たちにもガラス越しにもずいぶん手を振っていたし、きっとエリア全体が良い雰囲気なんだろうなと思いました。
自分たちの町だよーというあったかい意識がたっぷりあって、とてもうらやましいな。

メイダ・ベールはリトルベニス以外にも見どころや感じどころがたくさんありました。
でも私がこの日見たのはまだまだほんの一部のはず。
またお天気の良い日に出かけてみたいと思います。
その時は勇気を出して個人経営のカフェに入るぞー。笑

この地域、こんなにのどかですが、大にぎわいのベーカーストリートや大きな鉄道の駅があるパディントンからもとても近いのです。
観光の方も、ちょっと都会の喧騒を離れて、のどかな運河やロンドナーが暮らす町をのぞいてみるのはいかがでしょう?


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-04 19:22 | ロンドンにお出かけしよう | Trackback | Comments(0)

21世紀のわくわく文通

インターネットやコンピュータ、スマホの発達で本当に便利な時代になりましたねー。
海外に暮らす者としては、どんなに離れていても家族や友達と連絡がとれたり、日本の情報がわかったり、仕事の用事が一瞬で済んだりするようになって、本当にありがたいことです。

私は旅行先から絵はがきを書くのが好きだったのですが、今ではメールやスマホのアプリに写真を添付して送ったり、SNSに投稿したりする方が簡単だし、いっぺんで済むし、ほぼ無料。
それに、絵はがきに返事をくれる人はほとんどいませんが、メールやSNSだと相手からの反応もすぐに帰ってきたりして楽しいですよね。

誕生日や結婚記念日やお礼など、なにかにつけてカードを贈る文化が発達しているイギリスでも、最近ではメッセージが携帯メールやEメールで届くことも多くなりました。

私ももちろんメールやSNSを使いますが、やっぱり紙にペンで書く行為も好きなので、できるだけ手書きのメッセージを書いて、時には郵送もしています。
お返事はたいていメールで来ますが、いいの、自己満足だから。笑

でもそうしているうちに、お友達のアメリカ人マダムも同じように手紙やカードを郵送してくれることがわかってきました。
時にはメールでメッセージをくれた後に、さらにお手紙が着くことも。
これは書くことが好きな者には嬉しい♪

そのマダムにお返事を郵送すると、しばらくしてまたかわいいカードで「元気?」というメッセージをくれたりしてが嬉しい&楽しいのです。

今回も、旅行から家に戻ってきたら彼女からお手紙が来ていました。

e0114020_00055282.jpg


この前お誕生日だったマダムに日本のレターセットをプレゼントしたところ、早速それを使ってお礼のお手紙をくれたのでした。
すぐに使ってくれる気持ちが嬉しい♪

そして封筒の郵便番号の欄にご注目。
coucou!!と書いてありますよね。

これはフランス語で軽いあいさつに使うようで、日本語で言うと「はろー!」みたいな感じかな。
マダムのお嬢さんたちはフランス系の学校に行っていたので、マダムも少しフランス語を話すのです。
60代と思われる彼女、遊び心がたっぷりで、かわいらしいらしいでしょ。
マスキングテープも貼ってあるし(笑)、日本育ちのマダムは封筒の裏側に自分の名前をカタカナで書いてくれていました。

もともとすてきな方だとは思っていましたが、こういうことでお人柄ももっとよくわかるし、このマダムのことがますます大好きになってしまいました。

もちろん私もコッツウォルズで買ったばかりのカードでお返事を書くつもり。
マスキングテープやシールも貼りますよー。
どれを使おうかな。うふふ。楽しみ。(←小学生なみ・笑)

そして、私にはもう一人、文通相手がいるのです。

e0114020_00072846.jpg

こちらは、ついさっき家のポストに入っていたもの。
新聞記事の切り抜きとポストカードはホチキスでとめられていました。

差出人は、お隣りに住む90歳、もとい、今年のお誕生日を迎えて91歳のスーパーおばあちゃん。
コッツウォルズ旅行の話を聞かせて、と言ってくれたので、昨日お家に遊びに行って、ウィリアム・モリスが住んでいた家にも行ったよ、なんていう話をしていたのです。

切り抜きにとめてあったポストカードには、「新聞の整理をしていたら、先週の記事にこんなのがあったわ。あなた、興味があるかと思って」と書いてありました。
わー、覚えててくれたんだ、さすがスーパーおばあちゃん!

しかも昨日、ウィリアム・モリスの家のカーテンに使われていたんだよと話したデザインのカードを使ってくれています。くー、ニクい!笑
(写真でおわかりのとおり、この柳のデザイン、わが家のテーブルクロスと同じなのです)
おばあちゃんはいつも花好きな私のために、きれいなお花のカードやメモを使ってくれるので、私もおばあちゃんが好きそうなフクロウの柄や世界の観光地の絵はがきなどを選びます。

今日は私はずっと家にいたので、ドアをノックしてくれたら直接受け取ることもできたのですが、おばあちゃんはよくドアベルも鳴らさず、そっとメモをドアのポストに入れてくれます。
たぶん、家で仕事をしている私の邪魔をしないようにしてくれているのだと思います。

そして私もこれに応えて、お礼のメモを書いてまたそっとおばあちゃんの家のポストに入れることになると思います。
というのも、おばあちゃんは人気者でお客さんがよく来ているし、お客さんの合間にはお昼寝していることもあるので、手渡すタイミングが難しいのです。
私もおばあさんの生活を邪魔したくないし。
もちろん、たまには(ドアからお客さんとの話し声が漏れていないことを確かめてから)ドアをノックすることもありますけどね。

そんな訳で、私にはマダムとお隣りのおばあちゃんという2人の文通相手がいることになります。
もちろんメールでやりとりしても同じことですが、手書きのぬくもり、カードを選ぶ楽しみや相手のセンスを垣間見る楽しみ、この関係に至るまでのいきさつが私には嬉しくて、この方法が私たちに合っているんだろうなーと思うのです。

実は文房具も大好きなワタクシ、レターセットやカード類のストックも十分すぎるほどあるので、それも使えることになって嬉しいのです。
さて、次はどのカードでメッセージを書こうかな。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

# by londonsmile | 2017-09-01 23:58 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

翻訳をしているラッシャー貴子です。元気な英国人夫とのロンドン生活もはや12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、とりあえず非公開コメントでいただけると嬉しいです。


by londonsmile